トイレット (映画)

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トイレット
toilet
監督 荻上直子
脚本 荻上直子
出演者 アレックス・ハウス
タチアナ・マズラニー
デイヴィッド・レンドル
サチ・パーカー
もたいまさこ
音楽 ブードゥー・ハイウェイ
撮影 マイケル・レブロン
編集 ジェームス・ブロックランド
配給 ショウゲート
スールキートス
公開 日本の旗 2010年8月28日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
カナダの旗 カナダ
言語 日本語
英語(字幕)
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トイレット』(toilet)は、2010年8月28日公開の日本映画。2010年7月16日の『第32回ぴあフィルムフェスティバル』ではオープニング作品先行上映された。

概要[編集]

キャッチコピーは「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」。『かもめ食堂』『めがね』から3年ぶりの荻上直子監督による、構想から5年をかけた家族の成長をテーマにした異文化交流映画第3弾。

日本の映画でありながら全編英語で、日本人はもたいまさこが唯1人のキャスティングとなり、兄弟役にはオーディションで若手のカナダ人俳優が起用された。「トイレット」というインパクトのある題名は『かもめ食堂』でフィンランド人のスタッフが日本のトイレに感激した時に閃いたと言う。ロケはカナダ・トロントで約20日間に渡り撮影された。荻上が1994年からの6年間はアメリカに留学していたが、北米で映画を作るという願いをかなえた作品[1]

新宿ピカデリーほか全国(初日38館、以降順次公開)公開。先着入場者特典として『TOTOオリジナル金運ストラップ』をプレゼント。

また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第1位と非常に高評価で、舞台挨拶では上映後の鳴り止まない拍手にもたいまさこはちょっと震えが来たと感無量の表情を浮かべている[2]。2010年度芸術選奨新人賞受賞作。

2011年3月16日、DVDとブルーレイディスクが発売元:ショウゲート販売元:ポニーキャニオンの組み合わせで発売。音声に日本語吹き替え版が収録されていない。

ストーリー[編集]

企業付実験室勤務のロボットプラモオタクのレイは、ママが亡くなりアパートも火事で焼けてしまい、引篭りの兄・モーリーと生意気な妹・リサ、そしてママが日本から呼び寄せた毎朝トイレから出て来る度に必ず深いため息をつく英語が話せないばーちゃんと同居することになり、4人と1匹の猫との奇妙な生活が始まった。家族で唯1人の日本人のばーちゃんに訝るものの、バラバラだった兄弟3人が言葉は通じなくとも伝わるばーちゃんの優しさに段々と家族の絆を深めていくのだった。

キャスト[編集]

  • 次男・レイ(ロボットプラモオタクの青年) - アレックス・ハウス
  • 長男・モーリー(引き篭りのピアニスト) - デイヴィッド・レンドル
  • 長女・リサ(勝気で生意気な大学生の妹) - タチアナ・マズラニー
  • ばーちゃん(言葉の通じない日本人の祖母) - もたいまさこ
  • 謎の女性(妙な服を着た女性) - サチ・パーカー
  • センセー(猫、6歳の雄)

スタッフ[編集]

使用楽曲[編集]

モーリーが弾くクラシック曲。あまり有名ではない名曲とのリクエストに選曲された。

脚注[編集]

  1. ^ 「トイレット」荻上直子監督、読売新聞、2010年9月3日。
  2. ^ もたいまさこ、鳴りやまない拍手に感無量…「トイレット」”. スポーツ報知大阪版 (2010年8月30日). 2010年9月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年8月30日閲覧。