V1アームロック

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CMパンクによるアナコンダバイス(V1アームロックと袈裟固の複合技)。

V1アームロックV1 Armlock、ブイワンアームロック)は、相手のを極める格闘技における関節技アームロック)の一種である。

柔道においては腕緘キャッチ・アズ・キャッチ・キャンにおいてはトップリストロックTop Wrist Lock)、ブラジリアン柔術においてはアメリカーナAmericana)とも呼ばれる。

概要[編集]

横四方固等、相手の上になっている体勢から片手で相手の手首を掴み、相手の腕をアルファベットのVの字(力こぶを作るような形)に固定し、もう一方の腕をVの字になっている相手の腕の下から通し、相手の手首を掴んでいる腕を持ってそのまま捻り上げて極める。このように、相手の腕で「V」の字、自分の腕で「1」の字を描くような形になることとナチス・ドイツV1飛行爆弾にちなんで、この名称が付いた。ブラジルではアメリカーナとも呼ばれる。

柔道においてはダブルリストロックとの区別はなく、いずれも腕緘と呼ばれる。小川直也は柔道の試合で横四方固から抑え込み一本を待たずに腕緘へ移行して勝利したことがある。

サンボブラジリアン柔術といったグラウンドの攻防を重要視する競技ではV1アームロックは非常にポピュラーな関節技の一種である。サイドポジションで抑え込んだ相手が防御に出した腕をV1アームロックに捕らえつつ肩固めに移行する技は電話の受話器を持っているように見えることからテレフォンアームロックTelephone Arm Lock)と呼ばれる。

派生技[編集]

アナコンダバイス
V1アームロックと袈裟固の複合技で、片腕で抱え込んだ相手の頭部を絞り上げることで頸部の圧迫を狙う。天山広吉が2003年のG1クライマックスで初公開し、その後CMパンクがフィニッシュホールドとして使用している。マイケル・ベネットは「ゴー・バック・トゥー・ジャパン」という名称で使用している。

関連項目[編集]