トヨタ・イノーバ

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トヨタ・イノーバ
フェーズ1(フロント)
Toyota Innova (first generation) (front), Kajang.jpg
フェーズ1(リア)
Toyota Innova (first generation) (rear), Kajang.jpg
販売期間 2004年 -
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン 1TR-FE 直4DOHC 1,998cc 136PS
2TR-FE 直4DOHC 2,694cc 158PS
2KD-FTV 直4DOHC 2,494cc 102PS
2GD-FTV 直4DOHC 2,394cc 149PS
駆動方式 FR
変速機 5速MT/4速AT
全長 4,555mm
全幅 1,770mm
全高 1,745mm
ホイールベース 2,750mm
先代 トヨタ・キジャン
-自動車のスペック表-

イノーバInnova )はトヨタ自動車東南アジアインド、中近東等で販売しているミニバンである。トヨタの新興国市場を狙う世界戦略車IMVシリーズのミニバン車種。

概要[編集]

キジャンの後継モデルとして2004年に発表され、まずインドネシアキジャンイノーバKijang Innova )として発売が開始され、続いて他の東南アジア諸国およびインドでも発売された。生産はインドネシア・ジャカルタのカラワン工場、インドのバンガロール工場、および中華民国(台湾)の国瑞汽車・観音工場で行われている。

シャシーはトヨタIMVプロジェクトラダーフレームを用いた単一プラットフォームで7代目ハイラックスフォーチュナーと共通化されている。ラダーフレーム以外にも、FR(フロントエンジン・リヤドライブ方式)や、リーフサスペンションも従来のキジャンと同様であるが、これは、頑丈さとパワーを低価格で求める世界中の新興国ユーザーの要求に基づくもので、IMVプロジェクト世界戦略車仕様である。トラックやオフロード車を乗用車用途としても用いているユーザーに対し、トラック(フレーム)ベースであってもある程度の高級感が得られるように外観や内装はトヨタらしさを感じられる乗用車風に仕上げられている。エンジンはガソリンエンジンディーゼルエンジンに関わらず全てDOHC機構が用いられており、1TR-FE型直列4気筒2,000ccガソリン、または2KD-FTV型直列4気筒2,500ccコモンレール・ターボディーゼルが搭載される。

2007年には台湾でもイノーバに切り替わり、2,700ccの2TR-FEが設定された。

2011年7月22日インドネシア国際モーターショーにて大幅なフェイスリフトを受けた新型イノーバが発表された[1]

2013年8月19日、インドネシアで再度フェイスリフトが行われたキジャン・イノーバが発表された[2]。デザインはインドネシアのスタッフが担当し[3]、大型化されたフロントグリルが採り入れるなど、内外装に手が加えられた。また、デュアルエアバッグが全車に標準装備となった。

2015年11月23日、インドネシア市場向けのキジャン・イノーバの第二世代が、ジャカルタ、インドネシアで発売された。

車名の由来[編集]

  • イノーバの車名はイノベーション(Innovation )に由来する。
ホンダがかつて生産していたアコード(4代目欧州仕様)をベースにした4ドアハードトップの「アスコットイノーバ」と同じ車名であるが、トヨタ・イノーバは海外専売のため、意匠侵害などの問題はない。

脚注[編集]

  1. ^ Paul Tan (2011年7月22日). “2011 Toyota Innova facelift – exterior and interior updates”. paultan.org. 2011年7月25日閲覧。
  2. ^ Hafriz Shah (2013年8月19日). “Latest Toyota Innova facelift unveiled in Indonesia”. paultan.org. 2013年8月20日閲覧。
  3. ^ トヨタがMPV新モデル、初の現地デザイン車[車両]”. NNA (2013年8月20日). 2013年8月20日閲覧。

関連項目[編集]