トライネイションズ

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トライネイションズTri Nations)は、南半球南アフリカオーストラリアニュージーランドラグビー代表チームが激突するラグビーの国際リーグ戦。名称の「Tri」は3カ国の対抗戦であることを意味する「3」と同時に、ラグビーの華(はな)である「トライ(Try)」を表している。ニュージーランド代表は「オールブラックス」、オーストラリア代表は「ワラビーズ」、南アフリカ代表は「スプリングボクス」という愛称で親しまれている。

目次

大会の流れ

大会運営

南アフリカ共和国ラグビー協会(SA)、ニュージーランドラグビー協会(NZ)、オーストラリアラグビー協会(AR)からなる3カ国連合協会SANZARにより運営される。SANZARはスーパーラグビーの運営も担当する。

勝敗

ホーム・アンド・アウェー方式で行い優勝国を決まる。それぞれの勝ち点は次のとおり。

  • 勝利:4点
  • 引き分け:2点
  • 敗戦:0点
    • ボーナスポイント
      • 勝利・引き分け・敗戦に関わらず4トライ以上で1点
      • (敗戦チームは)7点差以内の負けで1点

特徴

トライネイションズに参戦する南半球の3カ国は、世界トップクラスの代表チームであり、レベルの高い激しい試合が展開される。数あるラグビー大会の中で最高峰の大会である。各チームとも大差での圧勝はなく、いずれも拮抗したゲーム展開が予想される。各チームとも「世界最高のアタッキングラグビー」と呼ばれる。またスーパーラグビーの参加国でもあるため、攻撃的なラグビー展開、ボールがよく動くため観客は退屈な思いをせずに試合を楽しむことができることも魅力の一つといわれる。

各代表の特徴を一言で表すとすれば、オールブラックスは「スピード」、ワラビーズは「組織」、スプリングボクスは「パワー」である。

歴代優勝国

優勝国 試合数 引分 得点 失点 得失点差 ボーナス
ポイント
勝ち点
1996年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 4 0 0 119 60 (+) 59 1 17
1997年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 4 0 0 159 109 (+) 5 2 18
1998年 南アフリカ共和国の旗南アフリカ 4 4 0 0 80 54 (+) 26 1 17
1999年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 3 0 1 103 61 (+) 42 0 12
2000年 オーストラリアの旗オーストラリア 4 3 0 1 104 86 (+) 18 2 14
2001年 オーストラリアの旗オーストラリア 4 2 1 1 81 75 (+) 6 1 11
2002年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 3 0 1 97 65 (+) 32 3 15
2003年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 4 0 0 142 65 (+) 77 2 18
2004年 南アフリカ共和国の旗南アフリカ 4 2 0 2 110 98 (+) 12 3 11
2005年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 3 0 1 111 86 (+) 25 3 15
2006年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 6 5 0 1 179 112 (+) 67 3 23
2007年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 4 3 0 1 100 59 (+) 41 1 13
2008年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 6 4 0 2 152 106 (+) 46 3 19
2009年 南アフリカ共和国の旗南アフリカ 6 5 0 1 158 130 (+) 28 1 21
2010年 ニュージーランドの旗ニュージーランド 6 6 0 0 184 111 (+) 73 3 27
2011年 オーストラリアの旗オーストラリア 4 3 0 1 92 79 (+) 13 1 13
  • )2006年シーズンは放映権の都合により各チーム6試合、合計9試合が行われた。
  • )2008年シーズン以降も各チーム6試合、合計9試合が行われている。

その他

放送

  • 日本ではスポーツ専門チャンネルJ SPORTSにて全試合放送される。

脚注

  1. ^ アルゼンチン、2012年からトライネーションズ入りへ”. J SPORTS (2010年5月18日). 2011年10月29日閲覧。

関連項目

今日は何の日(4月5日

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