ドリーム大阪号

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明け方の東名高速道路を走るドリーム大阪号JRバス関東 D674-01508
明け方の東名高速道路を走るドリーム大阪号
JRバス関東 D674-01508
雪の足柄SAで休憩中のドリーム大阪号西日本JRバス 744-2991
雪の足柄SAで休憩中のドリーム大阪号
西日本JRバス 744-2991

ドリーム号(ドリームごう)は、ジェイアールバス関東西日本ジェイアールバスが共同運行する夜行高速バスである。東京都にある東京駅を拠点に大阪府大阪市を結ぶ便を主体として、一部便はこれに加えて京都府京都市兵庫県神戸市への乗り入れも行う。

これらの路線群は、かつては後述するように大きく分けて東京駅と大阪駅を結ぶ系統、東京駅と京都駅を結ぶ系統、東京駅と神戸駅を結ぶ系統として個別に運行され、愛称も区別されていたが、ドリーム号の路線編成に合わせて統合と再編成が行われた。本項では、以下の路線について記述する。それ以外の路線についてはドリーム号を参照されたい。

  • 東京駅と大阪駅を結んでいたドリーム大阪号及び、中央ドリーム大阪号ドリームなんば・堺号などの東京都地区と大阪市内および堺市とを結ぶJRバスと共同運行会社の夜行高速バス路線
  • 東京駅と京都駅を結んでいたドリーム京都号及び、派生路線であるドリーム奈良号・女性専用便のレティースドリーム京都号・廉価版の青春ドリーム京都号青春ドリーム京都・奈良号及び、新宿発着の中央ドリーム京都号青春中央ドリーム京都号
  • 東京駅と神戸駅を結んでいたドリーム神戸号及び、廉価版の青春ドリーム神戸号

また、以下本項では行先による区別以外に必要がない場合は、適宜、東京を起点として大阪駅に発着する系統を「大阪系統」、京都駅に発着する系統を「京都系統」、神戸駅に発着する系統を「神戸系統」などのように表記する。

目次

概要

1969年6月10日東名ハイウェイバス運行開始時に、東京から大阪・京都・名古屋への夜行高速バスを運行したものが始まりである。当初は京都系統を名古屋経由で設定していたが、東京~名古屋間の利用者が多いことから、1969年12月3日より名古屋系統を新設(現在の「ドリームなごや号」)し、同時に京都系統を直行便化している。一方、東京と神戸を結ぶドリーム号は、1971年12月22日に東京駅 - 神戸駅の系統(ドリーム9号・10号)として運行開始したのが始まりである。当時は行先による愛称の区別はなく、号数で区別されていた。

その後、乗客の減少により、当初2往復で設定されていた大阪系統は減便され、神戸系統については1977年4月1日到着便をもって廃止されていた。神戸便の路線免許自体は存置されており、1981年神戸ポートアイランド博覧会の際には、この免許を活用した臨時便として、ドリームポートピア81号(全国版の時刻表では「ドリーム81号」となっていた)を会期中の1981年4月24日から9月14日まで、週末・大型連休・夏休みを中心に運行していた。

その後、しばらくは各運行系統とも1往復ずつの運行で、国鉄時代はその後の動きはなかったが、1980年代後半にブームの如く高速バス路線が各社で開設されたことと、民営化後のJRバス会社の経営基盤確立のための高速バス路線展開のタイミングが重なり、ドリーム号は増強されることになる。まず、1988年10月15日には2往復に増発と同時に京都系統の1往復をJR奈良駅まで延長、「ドリーム奈良号」として運行を開始した。「ドリーム奈良号」では、京都駅で乗降する場合は周遊券での利用も可能であった。次いで、1989年3月3日より神戸系統の運行を再開、「ドリーム神戸号」として運行を開始した。同日より他のドリーム号についても、号数による行先の区別から愛称の末尾に行先を付すことで区別することになり、「ドリーム大阪号」「ドリーム京都号」に改称された。

また、1989年当時、ドリーム号はまだ旧来の4列シートの車両ばかりで、同時期に他社が同様の路線を独立3列シートの車両を導入していたものと比較すると見劣りするものであったが、神戸系統の運行開始に際して、初めて独立3列シート車を投入することになった。これが好評を博したことから、翌年には名古屋系統を除く他のドリーム号も独立3列シート車へ置きかえられてゆくことになった。

また、新たな営業拠点として新宿駅からの運行系統を新設することになり、まず1989年10月8日に東京駅から新宿駅経由で大阪府堺市を結ぶ「ドリーム堺号」(当時)の運行を開始、次いで同年12月6日からは新宿駅発着の中央自動車道経由の「ニュードリーム大阪号」(当時)を、1990年3月20日より、「ニュードリーム京都号」(当時)の運行を開始している。1999年12月17日からは中央自動車道経由で「ニュードリーム神戸号」(当時)の運行が開始された。

2001年12月1日格安便として東京~大阪間に開設された「青春ドリーム大阪号」の運行が開始された。「青春ドリーム大阪号」の実績を受けて、2002年12月20日には同様の「青春ドリーム京都・奈良号」の運行も開始された。2003年7月18日には「青春ニュードリーム京都号」(現「青春中央ドリーム京都号」)・「青春ドリーム神戸号」が運行を開始した。また、2004年3月1日からは、女性専用便である「レディースドリーム京都号」の運行も開始された。また、既存の「ドリーム大阪号」・「ドリーム京都号」は、これまでは1つの便を複数台運行とすることで対応していたが、基本的に1台か2台での運行とする代わりに便数を増加させる方策を採った。

2007年3月16日から「ニュードリーム神戸号」は東京駅延長により「ドリーム神戸号」に統合された。

2010年7月1日のダイヤ改正では、これら大阪・京都・神戸の3系統を統合の上再編成し、京都駅は大阪系統及び神戸系統・奈良系統が経由する形態となり、神戸系統も途中で必ず京都駅か大阪駅を経由するという運行形態に変更された。これと同時に、愛称の末尾から行先地名が外され、1989年3月2日までと同様に「ドリーム○○号」として号数に区別することになった。ただし、東京と京阪神地区を結ぶドリーム号以外の愛称の変更は行われない。

歴史

  • 1969年6月10日 - 大阪系統2往復と名古屋経由京都系統の1往復で運行開始。
  • 1969年12月3日 - 名古屋系統を新設、京都系統を直行便化。
  • 1971年12月22日 - 神戸系統(ドリーム9号・10号)運行開始。
  • 1977年4月1日 - この日の到着便をもって神戸系統は廃止。
  • 1981年4月24日 - 臨時便「ドリームポートピア81号」を同年9月14日までの週末・大型連休・夏休みを中心に運行開始。
  • 1988年10月15日 - 1日2往復に増便、「ドリーム奈良号」を新設。
  • 1989年3月3日 - 神戸系統を「ドリーム神戸号」として運行再開。同時に、大阪系統の愛称を「ドリーム大阪号」、京都系統の愛称を「ドリーム京都号」に変更し、1日2往復に増便。上り便においては東名江田・東名向ヶ丘での降車扱いを開始したほか、東京駅降車場所が八重洲北口(現・日本橋口[1])に変更。
  • 1990年3月20日 - 「ニュードリーム京都号」(新宿駅 - 京都駅)運行開始(1日1往復)。「ドリーム大阪号」「ドリーム京都号」「ドリーム奈良号」が3列シート化。
  • 1990年10月8日 - 「ドリーム堺号」(南海電鉄バス(当時;現在の南海バス)と共同運行)運行開始。
  • 1990年10月20日 - 「ドリーム大阪号」の一部が東京ディズニーランド(TDL)に乗り入れ。
  • 1990年12月6日 - 新宿駅発着の「ニュードリーム大阪号」1日1往復で運行開始。
  • 1990年12月16日 - 「ドリームなんば号」運行開始(南海電鉄バス(当時;現在の南海バス)と共同運行)。
  • 1991年12月 - 「ドリーム大阪号」にダブルデッカー(2階建てバス)の運用を開始。
  • 1992年 - 「ドリーム神戸号」にダブルデッカーを投入。
  • 1994年8月 - 「ドリーム大阪号」1日3往復に増便。
  • 1994年10月1日 - 「ドリーム京都号」にダブルデッカーを投入。
  • 1995年 - 「ドリーム神戸号」が新神戸駅経由となる。
  • 1997年12月 - 「ニュードリーム大阪号」が1日3往復に増便。
  • 1999年7月16日 - 「ニュードリーム京都号」を1日2往復に増便。
  • 1999年12月17日 - 新宿駅 - 神戸駅間(中央自動車道経由)に「ニュードリーム神戸号」運行開始。
  • 2000年6月1日 - 「ニュードリーム大阪号」と「ニュードリーム京都号」の各1往復にレディースシート(4席)を設定(ボルボ・アステローペの階下部分)。
  • 2001年3月30日 - 「ドリーム大阪号」・「ニュードリーム大阪号」の一部がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に乗り入れ。
  • 2001年12月1日 - 「青春ドリーム大阪号」運行開始。「ドリーム大阪号」が1日5往復に、「ニュードリーム大阪号」が1日4往復にそれぞれ増便。
  • 2002年3月10日 - 「青春ニュードリーム大阪号」運行開始。
  • 2002年5月1日 - 「ニュードリーム大阪号」と「ニュードリーム京都号」全便の1号車にレディースシートを設定。
  • 2002年9月2日 - 「ドリームなんば号」が「ドリーム堺号」と統合され、「ドリームなんば・堺号」になる。
  • 2002年12月20日 - 「青春ドリーム京都・奈良号」運行開始。「青春ドリーム大阪号」・「青春ニュードリーム大阪号」にダブルデッカーを導入。
  • 2003年7月18日 - 「レディースドリーム大阪号」運行開始。あわせて同時刻に運行する一般便(101・102号)も運行開始(事実上1日6往復に増便。のち他の便と便名が通し番号になる)。廉価版の「青春ドリーム神戸号」・「青春ニュードリーム京都号」も運行開始。
  • 2004年3月1日 - 「レディースドリーム京都号」運行開始。
  • 2004年7月16日 - 「青春ドリーム大阪号」が1日2往復に増便。「ドリーム大阪号」・「ニュードリーム大阪号」・「青春ドリーム大阪号」の一部(「ドリーム大阪号」2往復、「ニュードリーム大阪号」1往復、「青春ドリーム大阪号」1往復)が湊町バスターミナルJR難波駅・OCAT)に乗り入れ。
  • 2005年6月1日 - 「青春ニュードリーム大阪号」および「ニュードリーム大阪号」1往復(計2往復)が湊町バスターミナル(JR難波駅・OCAT)に乗り入れ。「ニュードリーム大阪号」上り2便および「ニュードリーム神戸号」上り便が中央道日野に停車。「ドリーム神戸号」上り便が東名御殿場東名厚木東名大和・東名江田・東名向ヶ丘で、「青春ドリーム神戸号」上り便が東名江田・東名向ヶ丘での降車扱いをそれぞれ開始。東京駅の降車場所を八重洲南口から日本橋口に変更。「ニュードリーム神戸号」が中央道三鷹中央道深大寺中央道府中での乗降扱いを開始。
  • 2005年7月15日 - 「ドリーム大阪号」のTDL乗り入れ便の経路を、東京テレポート駅・品川駅経由に変更。
  • 2005年9月2日 - 「ドリーム大阪号」の一部がつくばセンターに乗り入れ(不定期便のみ)。
  • 2005年11月1日 - 「スーパードリーム号」・「超得割青春号」運行開始(週末のみ。超得割青春号は当時は東京駅発着)。「ドリーム大阪号」・「ニュードリーム大阪号」各1往復を季節運行便とする。「ドリーム大阪号」の一部便と「レディースドリーム大阪号」上り便の東名江田・東名大和・東名厚木・東名御殿場での乗降扱いを開始。「ドリーム京都号」・「ニュードリーム京都号」のうち各1往復を季節運行便に変更。TDL乗り入れ便を「ドリーム京都号」から「ドリーム奈良号」に変更。「ドリーム奈良号」が上下便とも東名向ヶ丘・東名江田・東名大和・東名厚木・東名御殿場での客扱を開始。「ニュードリーム京都号」「青春ニュードリーム京都号」が中央道三鷹・中央道深大寺・中央道府中・中央道日野に停車。「ニュードリーム京都号」の季節運行便(上り)を東京ドームシティに延長(東京ドームシティ行きおよび新宿駅発の一部の号車のみ全区間JRバス関東の乗務員が運転)。
  • 2006年3月 - JRハイウェイバスのインターネット予約システム「高速バスネット」の運用開始。ドリーム号を含むJRハイウェイバスの予約・購入が可能になる。
  • 2006年4月1日 - 「プレミアムドリーム号」・「スーパーニュードリーム号」運行開始(週末のみ)。これにより「スーパードリーム号」は新宿発着に変更の上「スーパーニュードリーム号」に変更。
  • 2006年5月28日 - 「ニュードリーム京都号」季節運行便(上り)の東京ドームシティ乗り入れを廃止(これによりJRバス関東乗務員の名神高速道路および近畿地区での運転を廃止する)。
  • 2006年6月1日 - 「超得割青春号」を新宿駅発着に変更。「プレミアムドリーム号」・「スーパーニュードリーム号」を全日運行に格上げ。
  • 2006年6月14日 - 「青春メガドリーム号」運行開始。
  • 2006年8月1日 - 「青春ドリーム大阪号」と「ドリーム大阪号」の内の1往復を天王寺駅に延長。「ドリーム神戸号」季節運行便を増便。この便と「青春ドリーム神戸号」は中国自動車道経由となり、宝塚駅西宮北インターに停車。「ドリーム奈良号」「青春ドリーム京都・奈良号」の奈良側の起終点がJR奈良駅からJR王寺駅に延長。
  • 2007年3月16日 - 中央自動車道経由の各系統とも「ニュードリーム号」を「中央ドリーム号」に改称。「スーパーニュードリーム号」廃止。「ドリーム大阪号」のうち1往復を上野駅に延長。「ニュードリーム神戸号」は東京駅まで延長され、「ドリーム神戸号」に統合。宝塚駅・西宮北インター停車を「ドリーム神戸号」に変更。「ドリーム神戸号(2号)」の東名御殿場 - 東名大和間での降車扱いを廃止。
  • 2008年1月16日 - 大幅な時刻改正を行う。「ドリーム号」各路線での下り便における東名向ヶ丘 - 東名厚木間、および上下便における東名御殿場での乗降扱いを廃止。季節運行便の東京テレポート駅乗り入れを廃止、つくばセンター発着便を上下とも上野駅経由とする。「プレミアムドリーム号」:季節運行便(東京駅発着)を新宿駅経由とする。「青春ドリーム大阪号」・「レディースドリーム京都号」・「青春ドリーム神戸号」と「ドリーム京都号」1往復が新木場駅発着となる。「中央ドリーム号」各系統では下り便および一部上り便における中央道三鷹 - 中央道日野間における乗降扱いを廃止、一部便を谷保駅に乗り入れ。
  • 2008年4月1日 - 各車両(「ドリームなんば・堺号」運用車および「プレミアムドリーム号」1階席を除く)に女性専用席を導入。
  • 2008年5月29日 - 名神高速道路大津SA付近を走行中の「青春メガドリーム2号」から出火、ほぼ全損、乗員乗客61名全員無事。なお、被災車両(749-2994号車)は除籍された。
  • 2008年7月1日 - 東名高速道路経由便を新名神高速道路経由に変更し、所要時間短縮を中心とした時刻改正を行う。TDL乗り入れは「ドリーム神戸号」1往復を大阪駅経由でTDL発着することとされた。上野駅発着便については「ドリーム大阪号」から「ドリーム京都号」一部便および「青春ドリーム大阪号」「青春ドリーム京都・奈良号」に変更され、「ドリーム大阪号」は新木場駅発着に変更したほか、「青春ドリーム神戸号」では増便した1往復が新木場駅発着京都駅経由で設定された。東名高速道路・新宿駅経由の上り便が池尻大橋への停車を開始。また、「青春メガドリーム号」・「ドリーム神戸号」では季節運行便を休止する一方、「青春中央ドリーム号」・「青春ドリーム京都号」は季節運行便での運行を開始した。「ドリームなんば・堺号」は南海バスの単独運行に変更され、みどりの窓口での発券を廃止[2][3]。また、各路線ともこの日の乗車分より発車オーライネットでの取り扱いを廃止し、インターネット予約は「高速バスネット」に一本化された。「ドリーム号」「中央ドリーム号」に閑散期運賃を設定。
  • 2009年2月28日 - 「超得割青春号」の補助席発売を終了。
  • 2009年3月13日 - 「青春メガドリーム号」季節運行便の運行を再開。
  • 2009年 3月15日 - この日の大阪発「青春メガドリーム2号」(JRバス関東:D750-03501号車)が東名高速道路牧之原SAで火災を起こし全焼・廃車。乗務員と乗客77名は全員無事[4]。なお、翌3月16日の運行便より、「青春メガドリーム号」は当面の間(同年4月17日まで)一般車両での運行となる[5]
  • 2009年4月18日 - 「青春メガドリーム号」を国産ダブルデッカー車両(56人乗り、西日本JRバスが保有する三菱ふそう・エアロキング)による隔日運行とする。あわせてこの日より「青春ドリーム号」の季節運行便(1往復:91号・92号)を運行(ともに同年5月31日まで<「青春ドリーム91・92号」は同年6月30日まで延長→8月31日までに再延長>)。
  • 2009年5月1日 - この日の出発便より、「青春メガドリーム号」の所要時間を短縮(出発時刻は変わらず、到着時刻を繰り上げ)。
  • 2009年7月1日 - 「超得割青春東京号」の運行を開始(同年8月31日までの「青春メガドリーム号」が運行されない日に隔日運行)。
  • 2009年9月10日 - この日の出発便をもって「青春メガドリーム号」の運行を終了。
  • 2009年9月11日 - 「青春エコドリーム号」運行開始、「超得割青春東京号」を毎日運行とする。
  • 2010年7月1日 - プレミアムドリーム・青春エコドリームの増便を中心とした大幅な時刻改正。「プレミアムドリーム号」を1日6往復(不定期便も含む)に、「青春エコドリーム」を1日4往復にそれぞれ増便。京都駅への立ち寄りや王寺駅(奈良経由)・神戸(三宮BT)・JR難波駅からの便を増便。また運賃の値下げ(早割)を実施し、「早割5」では1号車のうち最大20席が設定される[6]。「プレミアムドリーム号」の三宮バスターミナル乗り入れを開始。通常版・青春ドリーム号をそれぞれ1往復に減便し、神戸直通便、西宮北インターでの客扱いを廃止。神戸系統では新神戸駅・神戸駅での客扱いを廃止し、神戸駅に発着するJRグループのバス路線は消滅した。京都系統王寺駅発着便の通常版が「プレミアムドリーム号」に格上げされ、国道24号経由から第二京阪道路経由に変更し、第二京阪道路上の高速京田辺で客扱いを開始。また、女性専用便として、通常版「レディースドリーム号」の他に「プレミアムレディースドリーム号」・「青春レディースドリーム号」を新設。従来の女性専用席を廃止。
  • 2010年9月2日 - 「ドリームなんば・堺号」が第二京阪道路経由に変更、高速京田辺に停車。平日(月~木)における「オフピーク運賃」の導入など、運賃を値下げ[7]
  • 2010年9月3日 - この日の出発便より、「ドリーム大阪号」上り1便の品川駅乗り入れを中止(交通輻輳のため)。

運行会社

運行形態および運行系統

運行系統は2010年9月3日現在。(◆)印は週末・多客期等のみ運行。

詳細な時刻・運賃及び運行回数・停車停留所等については、公式サイトや高速バスネットを参照のこと。

デラックス版

通常版

廉価版

  • 青春ドリーム号
    • 東京駅 - 新宿駅新南口 - 京都駅烏丸口 - 宝塚駅 - 三宮バスターミナル
    • 上野駅入谷口 - 東京駅 - 京都駅烏丸口 - JR奈良駅 - 王寺駅
    • 上野駅入谷口 - 東京駅 - 大阪駅桜橋口
    • (◆)東京駅 - 京都駅烏丸口 - 大阪駅桜橋口(→ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ))
  • 青春中央ドリーム号
    • 新宿駅新南口 - 谷保駅 - 大阪駅桜橋口(→ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ))
    • 新宿駅新南口 - 谷保駅 - 京都駅烏丸口 - 大阪駅桜橋口(←ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ))
    • (◆)新宿駅新南口 - 谷保駅 - 大阪駅桜橋口 - 湊町バスターミナル(OCAT)
  • 青春レディースドリーム号
    • 東京駅 - 新宿駅新南口 - 京都駅烏丸口 - 大阪駅桜橋口

超廉価版

  • 青春エコドリーム号
    • 新木場駅 - 東京駅 - 大阪駅桜橋口 - 湊町バスターミナル(OCAT)( - 天王寺駅前)
  • 青春中央エコドリーム号
    • 新宿駅新南口 - 谷保駅 - 大阪駅桜橋口 - 湊町バスターミナル(OCAT)
  • 超得割青春号
    • (◆)新宿駅新南口 - 谷保駅 - 大阪駅桜橋口
    • (◆)東京駅 - 大阪駅桜橋口
    「超割青春号」と誤記されている文献や掲示物もあるが、正しくは「超割青春号」である[8]。超得割青春号の乗車券を購入する際は、以下の条件すべてに同意の上購入することになる(JRバスチケットセンターの場合は窓口で係員が購入者に呼び掛ける場合もある)。なお、超得割青春号補助席の発売は、2009年2月28日の出発便をもって終了した。
    1. バス車内に便所がないため、4箇所でトイレ休憩する(この他に、乗務員交代による停車箇所もあるが、原則として乗客は下車できない)。
    2. 休憩箇所では車内灯を原則として点灯する。

運行経路

休憩箇所

最近の動向

バス事業に対する規制緩和が行われた2000年頃から、大きな需要が見込める首都圏京阪神地区を結ぶ夜行高速バスの競争が激化しており、以下のような傾向が見られる。

  • 首都圏~京阪神地区を結ぶ夜行高速バスは、本家のJR系ドリーム号以外の他社路線バス(関西・関東の大手私鉄系)に加え、近年格安のいわゆるツアーバスの参入もあり、かなりの激戦区となっているが、もともと国鉄在来線夜行列車の補完目的であったドリーム号は、おおむね発車時刻が22時以降(21時台に発車する便もある)と全体的に遅めの設定となっているため、1日の時間を有効に使えるメリットから根強い人気がある。発車時刻が遅くなった背景として、東海道新幹線「のぞみ」や関西国際空港発着便の飛行機が21時台まで運行されているために、この時間帯でもその日のうちに目的地に到達できるようになったことも挙げられる。特に週末(金~日曜日)では予約を取ること自体が困難な盛況ぶりである。
  • 全体的に発車時刻が遅い分、東京行は首都高速道路、大阪行は新御堂筋(青春メガドリームを除き新御堂筋を通行)での朝の渋滞に巻き込まれやすく、定時性が見込めないリスクもある。平日と土曜・休日では首都高速・新御堂筋の混雑度にかなり差があり、加えて道路工事や事故による渋滞等で東京・大阪入りが遅れた場合には遅延が積み重なり、平日(特に五十日)到着の場合は大幅に遅延することもあるが、道路状況さえ順調なら定時より早着する場合もある(土曜・休日は早着することが多いが、2009年3月28日から後述するETC搭載の軽自動車、普通車による「土日・祝日地方部1000円割引」によって土曜・休日でも遅延することが多くなっている)。
  • JRバス系は近年乗降扱いを行う停留所を増やすことで、利用可能エリア(時間)の拡大を図っている。
    • 東京方では、上野・品川・新木場駅つくばでも乗降扱いする便が出てきている。元々停車地が多かった私鉄系に追随した感もあるが、ツアーバス台頭による対抗策ともいえる。
    • 一時期、中央自動車道(中央ドリーム)と東名高速道路(ドリーム)高速道路本線上の停留所でも乗車扱いを行っていたが、2008年1月16日改正でこの取り扱いは終了している。なお、中央ドリーム号は同日より南武線谷保駅での客扱いを開始した。なお、2010年7月1日の改正から、中央道日野での乗車扱いが再開される。また、中央道八王子に新たに停車する。ただし、一部便、臨時便、京阪神ドリームさいたま号は同バス停を引き続き通過する。ちなみに中央道八王子のJRバスの停車は2009年7月31日に運行を終了した南アルプス号以来である。
    • 京阪神地区では、しばらくは大阪駅桜橋口・京都駅烏丸口(ドリーム京都号)・奈良駅(ドリーム奈良号)・神戸駅(ドリーム神戸号)および南海難波駅(のちなんば高速バスターミナルに変更、ドリーム難波号)・南海堺駅(ドリーム堺号)始発のみであったが、2001年からはユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、2004年からJR難波駅(湊町バスターミナル・ OCAT;豪華版(不定期便)、通常版、青春、エコドリーム)、2006年からは天王寺駅(通常版、青春のみ)・王寺駅(ドリーム奈良号)にも立ち寄る。一方で2010年7月の改正で京都駅始発便は全廃し、立ち寄りに変更となった。
  • プレミアムドリーム号(季節運行の81・82号)およびドリームなんば・堺号(ドリーム堺号としての営業開始当初より)は東京駅、新宿駅の両方で客扱いを行う(他ドリーム和歌山号・神戸発着便(通常・青春)や四国系統の一部なども同様)。
  • 首都圏~京阪神を結ぶ夜行バス(ツアーバス含む)の数が急増し、過当競争にある中で、「ドリーム号」はJRバスが運行するため、ほとんどの路線ではJR駅の「みどりの窓口」でも乗車券の発券・購入が可能である。このため私鉄系より圧倒的に発券窓口が多く乗車券が買いやすいこと、また老舗であるため知名度も高いことから、営業面では私鉄系夜行バスやツアーバスを圧倒しており、「ドリーム号」が支持を得る大きな理由に挙げられる。ただし近年ではJR系・私鉄系共にコンビニやインターネット上での購入や予約が可能で、この面でのアドバンテージは徐々に縮まりつつあったが、最近では高速バスネットに一本化され、取り扱っている店舗の少ないコンビニでの購入に制約がかかっている。
  • 運賃も曜日によっては早売21・早売1などの早期購入割引により、10,000円前後でドリーム号で往復できるようになるなど、さらなる価格競争が進んでいる(2008年7月1日より「早売5」も設定)。
  • 追加料金を取って快適で安全なサービスを提供する便(プレミアムドリーム号など)がある一方で、低価格だが4列シートやトイレ無しの車両で運行する便(青春や超得割など)も登場するなど、この分野でも分化の傾向が見られる。現在、中央ドリーム号も含めた東京(東京駅・新宿駅)⇔大阪大阪駅)間では、使用車両のグレードとサービスに応じて、デラックス便・一般・廉価便(青春)・超廉価便(超得割・青春エコ)の4種類、女性の場合はさらに女性専用車(これもデラックス便・通常便・青春便あり)が加わって5種類となり、目的に合わせた幅広い選択が可能となった。細分化によりドリーム号の通常版は大幅に減便されており、さらには車両の設備も年々簡略化されている。最近の新車では独立3列シート・トイレなどといった夜行バスの最低限の設備しかないものも少なくない。特にオーディオと飲料サービスに関しては大半の路線で省かれていて競合路線もこの流れを追随しつつある(ただしシートについては2007年3月16日以降は新構造の座席「クレイドルシート」に変更されている)。
  • 規制緩和による高速バス新規参入への対抗策を講じる必要から、効率化を図るために一般夜行用車と昼行特急車が共通運用となったことで、終点に到着後、夜まで車両基地で過ごす以外に、車内清掃などを済ませた後、昼特急や、間合い運用としてその他の昼行高速バスとして折り返す運用も増えており、大阪口では徳島便や岡山便、中国ハイウェイバスなどに、東京口では神栖・波崎線(はさき号)やつくば号(つくばセンター発着便の出入庫便としての役割もある)、御殿場プレミアム・アウトレット線に入っている。
  • 2009年3月28日からETC搭載の軽自動車、普通車による「土日・祝日地方部1000円割引」が2年間限定でスタート、高速バスは新たなるライバルに追い込まれることになった。「ドリーム大阪号」も決して例外ではなく、以前から渋滞の激しかった中国自動車道宝塚東トンネル付近の渋滞が早朝から名神高速道路の高槻付近まで発生し、一部便の延着も見受けられる。ただ、東京圏と大阪圏には割引対象外である大都市近郊区間が設定されており、ガソリン価格を合わせると場合によっては最安値の「超得割青春号」「青春エコドリーム号」より高くなることもある。
  • 上記のような首都圏と京阪神を結ぶ高速バス(路線バス・ツアーバス)の競合激化によって、在来線(東海道本線)の夜行列車は競争力を失う結果になり、戦前の「名士列車」からの系譜を持つ東京駅と大阪駅を結ぶ夜行急行列車銀河」が、2008年3月14日限りで廃止された。これにより、東京・横浜と京阪神地区を結ぶ在来線の夜行列車は事実上消滅した(上り東京行サンライズ瀬戸出雲三ノ宮・大阪での乗車のみとなった)。

使用車両

運行開始当初から、長らく4列シートWC付40人乗りの国鉄専用型式を使用してきたが、1986年に4列シートながらWC付36人乗りスーパーハイデッカーが投入された。

1989年にドリーム神戸号が運行開始(再開)した際に独立3列シート29人乗りのスーパーハイデッカーが導入され、同年度末には他の路線も独立3列シートWC付29人乗りスーパーハイデッカーに変更されている。1994年10月1日よりダブルデッカーを投入した。

2010年現在、原則として以下のような車両が使用されるが、車両によっては一部仕様が異なることがある。特記がない限りはすべて便所付き。

  • プレミアムドリーム号
    • 1階プレミアムシート3席・2階スーパーシート32席のダブルデッカー。全席にAC100Vコンセントを装備、一部座席を除いて個室カーテンを装備。さらに、プレミアムシートにはフルセグ対応7インチ液晶テレビを装備する。
  • ドリーム号(独立3列シート)
    • 1階正座席6席・2階正座席33席のダブルデッカー。
    • 正座席29席のスーパーハイデッカー。
  • 青春ドリーム号(4列シート)
    • 1階正座席12席・2階正座席40席のダブルデッカー。
    • 正座席40席のハイデッカー。
  • 青春エコドリーム号(4列シート)
    • 1階正座席8席・2階正座席48席のダブルデッカー。
  • 超得割青春号(4列シート)
    • 正座席49席の便所なしハイデッカー。

使用車両画像一覧

※撮影当時の愛称名を表記。

デラックス版
通常版
廉価版
超廉価版
女性専用車
過去の塗色・車両

座席画像一覧

関連項目

脚注

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  1. ^ 1991年6月20日の東北新幹線東京駅開業より改称。
  2. ^ 南海バス インフォメーション
  3. ^ 高速バスネット ドリームなんば・堺号
  4. ^ [1]
  5. ^ [2]
  6. ^ 『鉄道ジャーナル』2010年10月号 p100
  7. ^ 弊社高速バス「堺・なんば~東京線(サザンクロス号)」運行経路および一部運賃 変更のお知らせ(2010年8月18日 南海バスプレスリリース)
  8. ^ 「特割」は全日本空輸が商標登録している(第3363747号)ため、同社以外は使えない。


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