ド級編隊エグゼロス

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ド級編隊エグゼロス
ジャンル 少年漫画
ラブコメディハーレムもの
サイエンスファンタジー
ヒーローアクション
漫画
作者 きただりょうま
出版社 集英社
掲載誌 ジャンプスクエア
レーベル ジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号 2017年6月号 - 連載中
発表期間 2017年5月2日 -
巻数 既刊7巻(2019年7月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

ド級編隊エグゼロス』(ドきゅうへんたいエグゼロス)は、きただりょうまによる漫画。『ジャンプスクエア』(集英社)にて2017年6月号より連載中[1]

謎のエイリアン「キセイ蟲」に占領された地球を救うために戦う戦士集団「エグゼロス」の活躍をコメディタッチで描いた作品。また作中において、表現の自由性教育への風刺を取り入れられている。

ストーリー[編集]

誰かが言った。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできていると。

人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている侵略者・キセイ蟲。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城 烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として人知れず活躍していた。かつて幼馴染の星乃 雲母と子供の頃にキセイ蟲に遭遇し、それが原因で彼女の性格が変わってしまい今は疎遠になっていることも理由の一つであった。

ある日下校途中の雲母が、偶然キセイ蟲と遭遇してしまい……。


(注)以下、作中の表記に倣い、人体強化装置のエグゼロスは「H×EROS」、それ以外は「エグゼロス」と表記する。


世界観・用語解説[編集]

Hエネルギー(えねるぎー)
後述のキセイ蟲、H×EROSにも関連する人のエロスの源。多感な時期の少年少女に多いらしく、吸われた人間は生きる活力を失う。
エグゼロスは、このHネルギーをH×EROSによって増幅させ肉体を強化、キセイ蟲と戦闘を行うが、一度放出すると再度蓄積させる必要がある等、欠点もある。
キセイ蟲(きせいちゅう)
本作の悪役。エロスを感じるものを排除したり、Hエネルギーを吸収したりして地球を侵略しようとしてると言われている。
H×EROS(えぐぜろす)
人間のエロスの源であるHネルギーを増幅させ、使用者の肉体を強化する人体強化装置。これにより、人間より身体能力の優れるキセイ蟲と同等以上の戦闘能力を有することができる。ただし、強化できるのは使用者の肉体のみのため、使用するたびに着衣が破けるという欠点がある。その欠点もXEROスーツ(ゼロスーツ)の登場により緩和されたが、完璧ではない。
基本形状はSW(スマート・ウォッチ)型であるが、使用者の戦闘形態や好みに合わせて装着方法を変更できるようになっている。H×EROS本体のデザインは同一。
トーキョー支部結成以前に、一つのH×EROSが紛失している。
XEROスーツ(ぜろすーつ)
チャチャ(後述)の体毛をもとに開発された、H×EROS使用時の衝撃にも耐えうる「下着」。
ただし、耐えられる衝撃にも限界があり、肉食状態(ビーストモード)(後述)や炎城&雲母の合体攻撃の際には、衝撃に耐えられず霧散している。また、ある一定のダメージを受けることによっても消滅する。
36話現在、サイタマ支部のみに支給されている模様。
プロトタイプ
男女各一組が制作されるも、チャチャの能力がそのまま受け継がれた結果、常にHネルギーが供給され続ける状態になっていることが判明。お蔵入りとなった。
XEROスーツ・改
プロトタイプに対Hネ素材を混ぜることにより、Hネルギーの過剰供給を抑えた改良型。宙によって、各エグゼロスメンバーに合わせたデザインが施された。
なお、XEROスーツの色と各自のイメージカラーは必ずしも一致していない(例:エグゼピンクのXEROスーツの色はオレンジを、エグゼイエローのそれは白と青っぽい黒を基調としている)。
肉食状態(びーすともーど)
チャチャに噛まれた人間は、過剰にフェロモンが放出され、体内のHネルギー値が異常に高まる。これを肉食状態(ビーストモード)と言う。
ビーストモードになった人間は理性を失い、手近の異性を襲おうとする。また、体内のHネルギーが高まることにより、許容量を上回るHネルギーをキセイ蟲に摂取させることによって自爆させることも可能。
ただし、普段は雲母により使用を禁止されている。
H値(えいち)
人間の体内にあるHネルギーを数値化したもの。J(ジュール)で表される。
天地無装の法(てんちむそうのほう)
オキナワ支部「無装塾」に伝わる、Hネルギーを自在に操る方法。汗腺のそばにある「感腺」からHネルギーを放出することによりHネルギーを全身にまとう。これにより、Hネルギー使用の負担軽減だけでなく、使用時のパワー増大も望める。ただし、一歩間違えるとHネルギーを垂れ流すだけとなり、生命の危険に陥る可能性がある。
比嘉浜ミヤコ(後述)のように強力な力を使うにはそれ相応の鍛錬が必要であり、ミヤコの一番弟子であるアンナ・マジェッロ(後述)もまだ修行中の身であるため、キセイ蟲を倒したことがない。
炎城と雲母は、通常長い年月をかけて習得するこの方法をわずか数日のうちに会得し、ミヤコ達を驚かせた。

登場キャラクター[編集]

地球防衛隊[編集]

サイタマ支部[編集]

サイタマ支部のエグゼロス隊員は、「地球防衛隊サイタマ支部宿舎」で共同生活を送っている。

炎城 烈人(えんじょう れっと) / エグゼレッド
本作の主人公でサイタマに住む高校2年生。クラスは2-H。
叔父の庵野丈(後述)の勧めによりエグゼロスに加入。幼馴染の星乃雲母の性格を激変させたキセイ蟲を滅ぼすため、日夜戦い続けている。
地球防衛隊サイタマ支部のリーダー的存在で、正義感が強く優しい性格をしているため、周りから一定の信頼を勝ち取っているが、なぜがHなトラブルに巻き込まれやすい。
幼少の頃より幼馴染の雲母の事が好きで、何度か告白を試みるも、そのたびに邪魔が入り未だに成功していない。幼少の頃の雲母曰く、「ヘタレ」。
Hネルギー健診時に測ったH値(えいち)の値は123MJ(メガジュール)に相当し、サイタマ支部5人中トップの実力を示す。
数々の戦闘をくぐり抜けた結果地力をつけ、女王キセイ蟲をあと一歩まで追い詰めるも、謎の黒いエグゼロス(後述)の登場により倒すことに失敗、取り逃がしてしまう。
沖縄への修学旅行中、地球防衛隊オキナワ支部の浜比嘉ミヤコ(後述)に師事、Hネルギーを自在に操る「天地無装の法(てんちむそうのほう)」を会得、「ヌシ」と呼ばれる巨大なヘビ型キセイ蟲を撃破寸前まで追い詰める。
H×EROSはSW(スマート・ウォッチ)型で左腕にはめている。利き腕は右だが、戦闘ではH×EROSを装着した左腕で相手を殴打する。
星乃 雲母(ほしの きらら)/ エグゼイエロー
炎城の幼馴染。クラスは炎城と同じ2-H。
小学校高学年までは少々おませな少女であったが、キセイ蟲との邂逅によりその前後の記憶を失うとともに性格が一変。「鋼鉄の処女」(アイアン・メイデン)と呼ばれるほどの超潔癖症(というか男性嫌悪症)に陥る。それは、男子の触ったものすら素手で触らないというほど徹底している。
ある日、炎城と下校中、再びキセイ蟲に襲われかけるも、炎城とともにこれを撃退。エグゼロスの存在を知る。当初はエグゼロスへの参加を拒んでいたものの、炎城のエグゼロスとして戦う理由を聞いたこと及びその直後、キセイ蟲に襲われている人を咄嗟に助けようとしたことにより、最終的にエグゼロスへの参加を決意する。
エグゼロスへの参加後、炎城相手に限れば、超潔癖症はほぼ見られなくなった。
Hネルギーを蓄えられる量が常人の数十倍を超え、彼女のHネルギーを吸い取ろうとしたキセイ蟲を爆死させたことがある(これがトラウマとなり性格が一変する)。また、軽いパンチ一発で強化防壁で作られた宿舎の天井をぶち壊したりと、エグゼロスとしての潜在能力は極めて高い。
気が緩んだときや寝言、「黒雲母(くろきらら)」に精神を乗っ取られた時などは、炎城のことを幼少期の愛称である「れっくん」と呼ぶ。炎城にもらった(雲母本人はその事実を忘れている)髪飾りを愛用している。
炎城と同じく沖縄修学旅行中に「天地無装の法」を会得する。
H×EROSはSW型で左腕にはめており、戦闘スタイルも炎城と同じである。H値は100.2MJを叩き出し、サイタマ支部の女性陣トップを誇る。
黒雲母(くろきらら)
雲母の幻覚にして別人格。トーキョー支部とのゴタゴタのすこし前より、雲母の前に現れるようになった。
キセイ蟲に遭遇した頃の幼少期の姿をしており、黒のレオタードに黒いコウモリ状の羽を生やし、赤いランドセルを背負うという格好をしている。
性格は幼少期の雲母そのものであり、事あるごとに炎城と雲母をくっつけようとする。当然ながら、雲母以外には見えない。
自身の目的を「私とれっくんが結ばれること。」と言っているが、「私」が「現在の雲母」を指すのか「黒雲母」を指すのかは明確になっていない。
桃園 百花(ももぞの ももか)/ エグゼピンク
炎城達とは別の学校に通う高校3年生。クラスは3-H。陸上部の主将を務める。
関西弁を話すサバサバした性格の少女で、活動的。サイタマ支部では一番年上ということもあり、姉御的なポジションに居座っている。
何もかもが自分より優れている姉に対するコンプレックスから一時期不良に陥っていた(この時、トーキョー支部の若草萌萎(後述)と友人関係になる)が、庵野丈の「HEROになる素質がある。」の一言で、初めて姉を超えられると思いエグゼロスに参加することとなる。
自らの肉体(貧乳、貧素)にコンプレックスを抱いており、様々な美容方法(牛乳風呂、豊胸マッサージ、美容ストレッチ等)を試すも、効果が現れているとは言い難い。
学校における男子ウケはよく、炎城と疑似デートをした際には、知り合いの男子生徒3人を失意のどん底に叩き落とした。
H×EROSはガーターリング(太ももにつけるシュシュ状のもの)様となっており、左太ももに装着、戦闘は蹴り技で戦う。必殺技に「乱れ牡丹」がある。H値は52MJで女性陣3位、全体で4位である。
炎城に対し、淡い恋心を抱いているような描写がある。
白雪 舞姫(しらゆき まいひめ)/ エグゼホワイト
早乙女女学院に通う女子高生。学年は不明。
おっとりとした優しい性格をしており、誰に対しても分け隔てなく接する。そのおっとりとした性格のため、少々抜けているイメージがある。また、運動も苦手。
感じやすい体質をしており、しびれた足を突かれただけであられもない声を上げたりする。ルンバ(後述)には、スキあらば攻撃されている。
Hネルギー健診の際、真朱サエの会話を盗み聞きし、エグゼロスをクビになると勘違いする。その際、なんとなく始めたエグゼロスであったが、いつの間にか自分にとって居心地の良い場所になっていることに気づき、動揺する。結局は舞姫の早とちりであることが分かり、安堵することとなる。
ルンバのお世話係は、主に彼女が行っている。
同じ学校に、幼馴染の保谷千夜(ほうや ちや、後述)という親友がいる。
H×EROSはチョーカーにして喉元に装着している。音波攻撃を得意としており、「ラマーズ砲」、「ベルカント砲」、「パルスエコー砲」等を駆使し、長距離戦に秀でる。H値は40.5MJと最下位である。
チャチャからは「ヒメメ」の愛称で呼ばれている。
天空寺 宙(てんくうじ そら)/ エグゼブルー
サイタマ支部最年少の女子中学生。学年は不明。
三次元より二次元にエロスを感じ、Hネルギー供給の源としている。自らもマンガを描く。当初はそのことを恥ずかしさから隠していたが、雲母に認められた事によって多少なりとも自信をつけた。
よく寝ぼけて炎城の部屋に潜り込む。また、HEROに対して熱い思いを持っており、時々暴走気味に熱く語りだす。
絵の特技を活かし、「XEROスーツ(ゼロスーツ)」のデザインを担当した。
炎城の妹である緋色(ひいろ、後述)とは同じクラスであったが、元々三次元に興味がなかった影響から、クラスメイトの顔すらろくに覚えておらず、緋色が炎城の実の妹であることを知った時には多少なりとも驚いていた。ピンチを助けてもらって以降、緋色とは友人関係にある。
H×EROSはペンダント風に装着している。Hネルギーを翼状に実体化させることが可能で、36話時点で唯一飛行可能なエグゼロスである。
攻撃はレーザー状の光線で行い、「天空の閃光(ソーラー・レイ)」、「天空の月光(ルナティック・レイ)」を操る。H値は62.5MJで、女性陣では第2位、全体では3位。
チャチャからは「ソララ」の愛称で呼ばれている。
庵野 丈(あんの じょう)
地球防衛隊サイタマ支部HERO課課長。炎城の叔父。 科学者でもあり、H×EROSのメンテナンスやXEROスーツの開発を行う。奇抜な格好を好み、独特の倫理観を持つ。料理が得意。
若津もがなが知事になった際、改正条例違反により逮捕され、サイタマ支部のエグゼロス解散の危機を迎える。
チャチャ(ちゃちゃ)
キセイ蟲の女王の第1子であり、キセイ蟲の王女。ただし「千年に一度生まれる忌み子」として生まれた突然変異体であり、そのため他のキセイ蟲と容姿も異なり、どちらかと言うと人間に近い。両手足が毛で覆われ、手のひらは肉球、しっぽが生えており、耳はネコ耳状になっている。
通常のキセイ蟲が人間のHネルギーを吸収するのに対し、人間のフェロモンを増幅させHネルギーを高めるという能力を有する。基本的には体液(唾液や汗)を人間の肌に接触させることによりフェロモンを増幅させる。また、切り取られた体毛にも同様の効果がある。
人間に噛み付くことにより、よりフェロモンの増幅を促すことが可能であり、噛みつかれた人間は「肉食状態(ビーストモード)」となり、理性を失い暴走する。
様々なものに擬態することが可能で、人間はもとより、猫(のようなもの)、洋服、ぬいぐるみ、はてはXEROスーツにも擬態可能。また、生物を取り込むことによりその肉体を乗っ取り自在に操ることも可能で、その状態で擬態することも可能である。
語尾に「なのだ」をつけるのが口癖。
「忌み子」であることからキセイ蟲の巣で幽閉されていたが、雲母と炎城の助力により自由を得る。その後は炎城達と行動をともにし、母である女王キセイ蟲と対峙した際には、「ボクはエグゼロスなのだ」と啖呵を切った。
マタタビに弱いところを見ると、犬より猫に近い存在と言える。
ルンバルセーヌ三世(るんばるせーぬさんせい)
宿舎で飼われているコモンドール犬。モップのような体毛をしている。皆からは愛称の「ルンバ」で呼ばれているが、これは「歩くだけで掃除してくれるから」という意味も含まれている。 基本的に犬の立場を利用した「エロ犬」であり、スキあらば女性の胸等に潜り込もうとする。主に被害にあうのは、お世話係をしている舞姫である。
佐渡島 睦美(さどじま むつみ)
炎城たちがHネルギー健診としてH値の測定を行った際に、炎城のH値の測定を行った女性。庵野の部下。不健全なことが嫌いで、エグゼロスも人類存亡のために必要なものと割り切った見方をしている。
健診の際、ビーストモードの調査も依頼されており、炎城の餌食となった。
真朱 サエ(まそお さえ)
佐渡島と同じく、H値の測定を行った、メガネを掛けた少々天然系の女性。同じく庵野の部下。女性陣のH値の測定を行った。
佐渡島同様、ビーストモードと化した炎城の餌食となった。

トーキョー支部[編集]

叢雨 紫子(むらさめ しこ)
褐色の肌をしたギャル風の女子高生(学年は不明)。周囲からは「不良」と捉えられる容姿や態度、好戦的な姿勢を示しているが、内面は普通の女の子。
多感性を発症し、全身が性感帯の状態になっているところ、H×EROSを与えられ、それを高負荷モードにすることにより多感性の症状を和らげることができた。その副作用で肉体的な快感に鈍感になってしまう。
当初はサイタマ支部を目の敵にしていたが、チャチャを賭けた「XEROゲーム(ぜろげーむ)」でビーストモードの炎城に負けると、その後は友好的な態度を取るようになった。
H×EROSは右目に眼帯状に装備している。戦闘形態はとにかく喧嘩腰。
炎城に恋慕している。料理上手。
若草 萌萎(わかくさ もえな)
紫子と行動を共にすることが多い少女。百花とは「オナ中」で友人関係にあったが、トーキョーの私立の学校に合格したため、トーキョーに引っ越した。
自分のことを「アタヒ」と呼ぶなど、少々舌足らずなところがある。常にマスクをしている。
髪をツインテール状に結っており、その左側の髪留め代わりにH×EROSを装着している。戦闘形態は不明。百花のことを「ももっち」と呼ぶ。
銀杏木 よな(いちょうぎ よな)
トーキョー支部の実質的取りまとめ役。腰まであるロングヘアーにメガネを掛けた容姿をしている。
一見真面目な性格をしているが、その分ストレスを抱え込んでいる。Hネル源は「背徳感」。秋葉原には通い慣れている模様。
H×EROSは、髪留めのリボンに装着している模様。戦闘形態は不明。
大河 橙馬(たいが とうま)
トーキョー支部唯一の男性隊員。気の強い女性隊員に囲まれ、少々気圧されている感がある。
炎城を尊敬しており、「師匠」と呼んで慕っている。
乳首が他の男子と比べると大きいため、それを恥ずかしがり、入浴時にはタオルを胸まで巻いている。
よなをして「ナヨナヨしている」と言わしめるほど、ナヨナヨしている。
Hネル源は「第三者視点でのHネルギー鑑賞」と、その特殊性のためHネルギーを溜めることが難しい。
H×EROSはベルトになっており、そこからHネルギー弾を発射する。

オキナワ支部[編集]

浜比嘉 ミヤコ(はまひが みやこ)
オキナワ支部隊員で、「無装塾」唯一の後継者。
「天地無装の法」を会得した女子大生であり、Hネルギーを自在に操る。語尾に「サ」または「サー」とつけるのが口癖。キセイ蟲に取り込まれた炎城達を助けた。
「不健全」という言葉に異常に反応し、それがオキナワ支部の隊員不足の原因の一つとなっている。
H×EROSを装着せずにキセイ蟲と渡り合えるだけの実力を持つ。得意技は「天地無装の砲」。
炎城と雲母に「天地無装の法」を教え込む。炎城からは「師匠」と呼ばれている。
アンナ・マジェッロ(あんな まじぇっろ)
オキナワ支部隊員で、ミヤコの弟子。英語交じりの日本語で話す。
未だに無装塾で修行中の身のため、キセイ蟲を一度も倒したことがない。

その他[編集]

伊達(だて)
炎城の友人。下の名前は不明。短髪黒髪にメガネという出で立ち。雲母の友人で同小(おなしょう)の陽香(はるか)と付き合うことになる。
鳥越(とりごえ)
炎城の友人。下の名前は不明。茶髪糸目と言う風貌。影が薄い上、空気が読めない。
朝名 夕奈(あさな ゆうな)
雲母の友人の中では一番ませており、先輩(女性)と放課後デートを楽しんだりしている。その先輩とのデートの日、着てきた勝負下着を水泳の時間中にキセイ蟲に奪われるという悲劇に見舞われる。
雲母の炎城に対する気持ちの変化に気づいているフシがあり、修学旅行の肝試しの際、その点をつついて雲母をからかった。
陽香(はるか)
名字は不明。髪をショートカットにした快活そうな少女。「部活優先」と言いつつ、同小で炎城の友人である伊達と付き合うことになる。
宵月 曙(よいつき しょう)
修学旅行前に炎城達のクラスに転校してきた少女。腰まである黒髪を細いツインテールにまとめ上げ、若干つり目気味の瞳をしている。その容姿は、謎の黒いエグゼロスに酷似しているため、炎城達から関係性を疑われることとなる。
転校初日の挨拶で「エチいことが嫌い」と公言するが、スカートの後ろの裾がめくれている、体育の時間にビブスとともに体操着を脱いでしまう、立ち上がった際にスカートのホックが外れる等、本人曰く「エチいハプニングに巻き込まれやすい」体質をしている(作中では、これを「不幸中の最猥(アンラッキー・スケベ)」と称している)。口癖は「ふぐぅっ(不遇っ)」。
修学旅行前、遅刻が多く、同時期に黒エグゼロスが炎城達のH×EROSを狙って出没していたため、その関連性を疑われたが、実は家が貧乏で修学旅行の旅費を稼ぐためバイトを掛け持ちして疲れていたことが判明。疑いが晴れることとなる。
修学旅行の肝試しの際、炎城からエグゼロスとキセイ蟲の存在を教えられるも、すぐには受け入れられなかった。しかし、直後にキセイ蟲との戦闘に巻き込まれたことにより納得。
その後、炎城と雲母が「天地無装の法」を習得するための修業をすることとなったため、その手伝いをすることにした。
折り鶴をバッグの中にしまい込んでいたが、これは入院中の双子の姉のために折っているものだと説明する。
保谷 千夜(ほうや ちや)
舞姫の幼馴染。早乙女女学院のプリンス的存在で、学院内では絶大な人気を誇り、クラスメイトの一部からも「様」付けで呼ばれている。
頭が良く運動神経も抜群であり、クラスメイトからは、なぜ舞姫と一緒にいるのかと訝しがられる時もある。しかし、舞姫のことを誰よりも心配しており、周囲のそのような視線は一切気にしていない。
炎城緋色(えんじょう ひいろ)
炎城の実妹。宙とは同じクラスであり、ある意味ピンチに陥った宙を救ったことから友人関係となる。
ノックもせずに自室に入ってきた炎城に、宙のH×EROSを握った手で殴りかかった際、Hネルギーを放出し衣服が破れたことから、兄同様エグゼロスとしての資質を持っている可能性がある。
ブラコンのケがある。
星乃麻衣香(ほしの まいか)
雲母の実母。雲母の言動から、おおよそ雲母の考えがわかる。雲母にとっては良き理解者。炎城の実母とも連絡を取り合う仲である。
桃園園花(ももぞの そのか)
百花の実姉。モデル業を営んでいる。
容姿端麗、文武両道とすべての面において百花を上回り、百花のコンプレックスの対象となっている。
宵月 暁(よいつき きょう)
曙の双子の姉。何らかの理由により入院をしている。

キセイ蟲[編集]

人間の「生命の根源」であるエロス(Hネルギー)を吸い取り、少子化を徐々に進めて人類を滅亡させ地球を乗っ取ろうという、かなり気の長い地球侵略を行っている宇宙人。
基本的には昆虫のような容姿をしているが、侵略する星の生態系に合わせて擬態をすることも可能であり、相当数のキセイ蟲が人類内に紛れ込んでいる。
殆どのキセイ蟲が、女性的な容姿及び口調をしている。
女王キセイ蟲
キセイ蟲の親玉。彼女を倒さない限り、キセイ蟲を滅ぼすことはできない。
チャチャの実母であるが、突然変異体であるチャチャを娘とは見ていない。
「すべてのキセイ蟲を意のままに操れる」という特殊能力を持つため、キセイ蟲は彼女に対して抵抗することができない。
炎城と雲母の合体攻撃にも耐えうる強靭な生命力を持っている。ただし、力を使いすぎるとその身が縮む。
「若津もがな」としてサイタマの知事となり、とある条約を改正、庵野を逮捕させることに成功し、サイタマ支部解散の危機を演出した。
炎城たちとの直接対決後、Hネルギーを使いすぎたため、休息状態にある。
その他のキセイ蟲(主なもののみ)
カマキリ型キセイ蟲(正式名称不明)
第1話に登場。卑猥なものを謎の光によってキセイする。炎城に一度撃退されるも女王キセイ蟲に新たな肉体をもらい巨大化するが、炎城と雲母の合体攻撃の前に退場。
蚊型キセイ蟲(正式名称不明)
第1話の雲母の回想に登場。雲母のHネルギーを吸い取ろうとするも、吸い取りきれずに爆死する。
ハチ型キセイ蟲(正式名称不明)
第2話に登場。炎城達の高校を襲う。男子生徒をかばおうとした雲母のHネルギーを吸い取ろうとするも、炎城の一撃を喰らい撃沈。
大型キセイ蟲(正式名称不明)
小さいなビルほどもある大きさのキセイ蟲。風呂場を覗かれ怒り心頭の雲母の前に、あっけなく成敗される。
チョウ型キセイ蟲(正式名称不明)
第3話及び第4話に登場。「連続勝負下着盗難事件」の犯人。小型で、人の成人の1/3から半分くらいの大きさしかない。3匹が登場。うち1匹が夕奈の勝負下着を盗む。百花と炎城により退治される。
触手キセイ蟲(正式名称不明)
第6話に登場。触れた人間を自分の触手にすることが可能で、この能力で全人類を総触手化することを企てる。炎城を触手化することに成功するも、舞姫の「ラマーズ砲」の前に沈む。
クモ型キセイ蟲(正式名称不明)
第7話に登場。多数のクモ型キセイ蟲を従え本屋を襲撃するも、宙の「ソーラー・レイ」により消滅。
擬態キセイ蟲(正式名称不明)
第7話及び第8話に登場。クモ型キセイ蟲を囮とし、雲母をさらう。雲母を人質に炎城を追い詰めるも、安全と思っていた雲母の強烈な一撃により、キセイ蟲の巣とともに撃退される。
蚕蛾キセイ蟲(正式名称不明)
第13話に登場。人間を幼児退行させることが可能。雲母に一撃で屠られるも、雲母を一時的に幼児退行化させることに成功する。
ゲンム蟲
第14話及び第15話に登場。人々に良い夢を見させることにより過眠状態にさせる催眠音声を操る。渦巻メガネをかけている。トーキョー支部の紫子と萌萎により駆除されかけるも起死回生の反撃を試みる。結局は、雲母と百花により倒される。
破壊キセイ蟲(正式名称不明)
第18話に登場。他のキセイ蟲とは違い、直接破壊工作を行う。一度は宙の前に敗れるが、その日の夜に執念で反撃に出る。しかし、新型XEROスーツに身を包んだ宙の前に散る。
アマノジャ蟲
第20話に登場。カップルの思考と行動を入れ替えることにより、破局に追い込む能力を持つ。新型XEROスーツを使用した百花により爆散。
ナマ蟲
第21話に登場。ナマコ型の小型キセイ蟲を従え、肌金海岸(はだかねかいがん)を襲撃、現地の観光業に打撃を与える。大河のHネルギー団の前に消滅。
ハニトラ蟲
少年ジャンプ+特別番外編に登場。Hネルギーの鎮静作用のある「ケンジャの花」を用いて炎城達を苦しめるも、Hネルギーを高める「アドレナの花の蜜」を浴びた炎城と雲母により吹き飛ばされる。
ニョタイカ蟲
第25話に登場。針で刺した雄の「男らしさ(男の根源)」を分離させ、徐々に女体化させるという能力を持つ。この能力で、炎城を困らせる。
花火キセイ蟲(正式名称不明)
第26話に登場。祭会場に花火を打ち込もうとするも、新型XEROスーツを身にまとった雲母にふっ飛ばされ、自らが花火となる。
ウミウシ型キセイ蟲(正式名称不明)
第34話に登場。野生化したキセイ蟲。攻撃を受けても分裂して攻撃をしてくる。炎城、雲母及び曙を取り込みHネルギーを吸い取ろうとするも、ミヤコにより昇天させられる。
ヘビ型キセイ蟲(正式名称不明)
第35話及び第36話に登場。通称「ヌシ」。野生化したキセイ蟲で、巨大なマムシ状の姿をしており、口から粘液を吐く。この粘液を浴びると、動けなくなると同時にHネルギーを吸い取られる。炎城により胴体を真っ二つにされるが驚異の生命力で炎城のスキを狙うも、ミヤコの「天地無装の砲」により滅せられる。
キセイ蟲以外
快楽生成獣 ラヴ・クラフター
第28話に登場。キセイ蟲が開発した生物兵器。Hネルギーを吸収することにより巨大化を繰り返す。女王キセイ蟲でも制御不能であるため封印されていたが、対エグゼロス戦にて使用。百花、舞姫、宙のHネルギーを吸収し巨大化するも、ビーストモード化した3人のHネルギーを吸収しきれず暴発する。
黒いエグゼロス
漆黒の禍々しいHネルギーをまとった、女王キセイ蟲に仕え炎城達のH×EROSを狙うエグゼロス。第28話より登場。
メイドの格好をしており、その容姿は宵月曙に酷似している。ツインテールの根本に、折り鶴をつけている。
左耳に、イヤリング状にH×EROSを装着しているが、これは失われたトーキョー支部のH×EROSと考えられている。

書誌情報[編集]

  • きただりょうま 『ド級編隊エグゼロス』 集英社ジャンプ・コミックス〉、既刊7巻(2019年7月4日現在)
    1. 2017年9月9日発行(9月4日発売[2])、ISBN 978-4-08-881247-2
    2. 2017年12月9日発行(12月4日発売[3])、ISBN 978-4-08-881296-0
    3. 2018年3月7日発行(3月2日発売[4])、ISBN 978-4-08-881366-0
    4. 2018年7月9日発行(7月4日発売[5])、ISBN 978-4-08-881519-0
    5. 2018年11月7日発行(11月2日発売[6])、ISBN 978-4-08-881631-9
    6. 2019年3月9日発行(3月4日発売[7])、ISBN 978-4-08-881774-3
    7. 2019年7月9日発行(7月4日発売[8])、ISBN 978-4-08-881893-1

脚注[編集]

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