ナイト・ロアー

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ナイト・ロアー
Knight Lore
ジャンル アクションパズル
対応機種 ZX Spectrum (ZX)
開発元 Ultimate Play the Game英語版
発売元 Ultimate Play the Game
デザイナー クリス・スタンパー
ティム・スタンパー
プログラマー クリス・スタンパー
ジョン・ラスバリー
美術 ティム・スタンパー
キャロル・スタンパー
シリーズ Sabreman英語版シリーズ
人数 1人
メディア カセットテープ
発売日 ヨーロッパ 1984111984年11月
エンジン Filmation engine英語版
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ナイト・ロアー』(Knight Lore)は、Ultimate Play the Game英語版(現:レア)が開発し、1984年よりZX SpectrumBBC MicroAmstrad CPCMSXファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに順次発売されたアクションパズルゲーム

概要[編集]

これまでUltimate Play the Gameにより発売された『Sabre Wulf』、『Underwurlde英語版』に続く『Sabreman英語版』シリーズの第3作目。前2作と異なり自社製ゲームエンジンFilmation engine英語版」を用いて制作されている。ゲームのフィールドは当時あまり一般的ではなかった等角図の方式で描かれており、このことを評価する専門家もいる[1][2]

本作は大ヒットを記録したが[3]、一方で『WordStar』に次いで多くの会社にコピーされる事態も起きている[4]

日本では、ジャレコからMSXファミリーコンピュータ ディスクシステム用としていずれも1986年に発売された。タイトルはそれぞれ『ナイト・ロアー 伝説の狼男』『ナイト・ロアー -魔城の狼男-』となっている。

ゲーム内容[編集]

夜になると狼男になる呪いをかけられた主人公が魔法使いに呪いを解いてもらうため、80日(PC版は40日)以内にお使いを済ませるパズルゲーム。狼の姿の際には光から攻撃される。

移植版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 Knight Lore ヨーロッパ 1985年
Amstrad CPC
BBC Micro
ティム・スタンパー&クリス・スタンパー Ultimate Play The Game カセットテープ - -
2 Knight Lore ヨーロッパ 1985111985年11月
MSX[5] ティム・スタンパー&クリス・スタンパー Ultimate Play The Game カセットテープ - -
3 ナイト・ロアー 伝説の狼男 日本 1986年
MSX 日本デクスタ ジャレコ ロムカセット ND-04MR -
4 ナイト・ロアー -魔城の狼男- 日本 198612191986年12月19日
ディスクシステム トーセ ジャレコ ディスクカード両面 JFD-KLM -

スタッフ[編集]

  • デザイン:スタンパー・ブラザーズ(クリス・スタンパー、ティム・スタンパー)
  • グラフィック:ティム・スタンパー、キャロル・スタンパー
  • プログラム:クリス・スタンパー、ジョン・ラスバリー
  • カバー・アートワーク:ティム・スタンパー

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
Amstrad Action95% (CPC)[6]
Amtix!91% (CPC)[6]
Computer and Video Games9/10点 (ZX)[7]
39/40点 (BBC)[8]
31/40点 (CPC)[6]
Crash94% (ZX)[7]
Eurogamer8/10点 (ZX)[7]
ファミ通20/40点 (FC)[9]
Sinclair User9/10点 (ZX)[7]
Your Spectrum14/15点 (ZX)[7]
Popular Computing Weekly5/5stars (ZX)[7]
5/5stars (CPC)[6]
Personal Computer Games10/10点 (ZX)[7]
Your Computer5/5stars (ZX)[7]
Sinclair Programs99% (ZX)[7]
Computer Gamer17/20点 (CPC)[6]
17/20点 (BBC)[8]
ファミリーコンピュータMagazine10.15/25点 (FC)[10]
ディスクシステム版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計20点(満40点)[9]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り10.15点(満25点)と歴代最下位になっており、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」でも「画面は斬新なのだが、3次元風のため操作が困難なのが欠点」と紹介された[10]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.16 1.97 1.83 1.78 - 2.41 10.15

脚注[編集]

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  1. ^ Looking For An Old Angle”. Crash Magazine, Issue 51. Newsfield. 2006年10月3日閲覧。
  2. ^ Steven Collins. “Game Graphics During the 8-bit Computer Era”. Computer Graphics Newsletters. SIGGRAPH. 2007年8月16日閲覧。
  3. ^ “Ultimate Play The Game—Company Lookback”. Retro Micro Games Action - The Best of gamesTM Retro Volume 1. Highbury Entertainment. (2006). pp. 25. 
  4. ^ Krikke, J. (Jul/August 2000). “Axonometry: a matter of perspective”. Computer Graphics and Applications, IEEE 20 (4): 7–11. doi:10.1109/38.851742. 
  5. ^ Knight Lore, Alien 8 and Nightshade MSX pre-release promotional brochure, published by Ultimate Play The Game in October 1985. Available to view at World of Spectrum: [1]
  6. ^ a b c d e Knight Lore for Amstrad CPC (1985)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年3月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i Knight Lore for ZX Spectrum (1984)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年3月2日閲覧。
  8. ^ a b Knight Lore for BBC Micro (1985)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年3月2日閲覧。
  9. ^ a b ナイト・ロアー -魔城の狼男- まとめ [ファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2016年10月30日閲覧。
  10. ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、 30頁。

関連項目[編集]

本作のゲームデザイナーであるスタンパーブラザーズが関与した作品。