ナマ虎スタジアム

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プロ野球中継

TVO BASEBALL LIVE

全力!!虎中継

生トラスタジアム

ナマ虎スタジアム
ジャンル スポーツ中継
放送時間 #放送時間を参照(114 - 144分)
放送期間 1982年 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ大阪
出演者 #出演者を参照
外部リンク テレビ大阪・スポーツ

特記事項:
2012年5月より火曜ナイターの実施日のみマルチチャンネル編成による中継(20:54以後試合が続いている場合)を開催。
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ナマ虎スタジアム』(ナマとらスタジアム)は、テレビ大阪で放送しているプロ野球中継で、2014年から阪神タイガースの公式戦を放送する場合に使われているタイトルである。

本項では、これまでテレビ大阪で放送されてきたプロ野球中継全般についても扱う。

概要[編集]

中継の特徴[編集]

主に阪神タイガース(以下「阪神」)の公式戦を放送。テレビ東京系列においてローカルセールス枠が設けられている火曜日土曜日のナイトゲームが中心で、火曜日に中継することが多い。

阪神戦については、ホームゲームよりビジターゲームを放送することが非常に多く、NPB加盟球団の本拠地以外の球場で開催されるビジターゲームも随時中継。2016年7月12日には長野オリンピックスタジアムから対東京ヤクルトスワローズ[1]、2017年6月27日には浜松市営球場から対中日ドラゴンズ戦をテレビ大阪の自社制作で放送している。

制作局のテレビ大阪にとどまらず、近畿地方に存在する独立局でも同時ネット形式で放送されることも多く(詳細後述)、大半のネット局でも当番組のタイトルをそのまま用いている[2]

歴史[編集]

テレビ大阪は1982年の開局当時から阪神のビジターゲームを積極的に放送しており、1985年頃には[いつ?]フリーアナウンサーの中村鋭一をレギュラー出演させたり、月亭八方を司会に置いた応援番組『水曜だ!タイガース』(2005年の終了時点のタイトルは『猛虎逆襲』)を水曜23時から放送するなど、阪神の応援に力を入れてきた。

かつては、大阪府に本拠地を構える近鉄バファローズのホームゲームを『藤井寺バファローズアワー』のタイトルでたびたび放送していた(当初は単に『プロ野球中継』と称していた)。

その後は2006年まで、『TVO BASEBALL LIVE』のタイトルで放送。2007年度の放送では『全力!!虎中継』に改称したことを機に、長年実施していなかったホームゲームの中継も再開された。

地上デジタル放送へ完全移行した後の2012年5月からは、火曜日の阪神ナイトゲームにマルチチャンネル編成を採用。中継対象のカードが放送時間内(18:55 - 20:54)に終了しない場合は、最大で21:54まで、3つのチャンネルのうちサブチャンネル2(チャンネル番号073)にて中継を継続する[3]。延長オプションにマルチチャンネル編成を組み込んだ阪神戦のレギュラー中継は、日本の民放テレビ局としては初めてである(NHKでも実施済み。阪神戦の中継でも、サブチャンネルで中継を延長している)。ただし、メインチャンネル(071)・サブチャンネル1(072)・ワンセグ放送では、その場合にも20:54からレギュラー番組『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京制作)の同時ネットを実施する[4]

2014年度には、阪神戦中継のタイトルを『生トラスタジアム』に変更。4月22日(火曜日)の中日ドラゴンズ対阪神ナイトゲーム中継(ナゴヤドーム)から、このタイトルで放送していた。2015年度からは、阪神戦中継のタイトル表記を『ナマ虎スタジアム』に変更。4月21日(火曜日)の横浜DeNAベイスターズ対阪神ナイトゲーム中継(横浜スタジアム)から、このタイトルで放送している。

テレビ大阪の開局35年目に当たる2017年度には、4月4日(火曜日)の阪神ホーム開幕戦(京セラドーム大阪での対東京ヤクルトスワローズ戦)を皮切りに、レギュラーシーズン中に阪神戦9試合を中継した。テレビ大阪が阪神のホーム開幕戦を中継するのは、史上初めてである[5]

放送時間[編集]

2016年現在。全て日本時間である。

ナイトゲーム(火曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 中継の延長 備考
大阪府 テレビ大阪 18時55分[6] - 20時54分 最大21時54分まで 20:54以降はマルチチャンネル編成(073)にて放送
071/072/ワンセグは通常番組
滋賀県 びわ湖放送 なし
奈良県 奈良テレビ 『タイムリーナイター』のタイトルで放送
和歌山県 テレビ和歌山 『独占!タイガースナイター』のタイトルで放送[7]
岡山県・香川県 テレビせとうち 19時00分 - 20時54分 不定期ネットだが、近年は[いつ?]行われていない。
ナイトゲーム(土曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 備考
大阪府 テレビ大阪 18時30分 - 20時54分 中継の延長は行わない
奈良県 奈良テレビ 『タイムリーナイター』のタイトルで放送
滋賀県 びわ湖放送
和歌山県 テレビ和歌山 『独占!タイガースナイター』のタイトルで放送
デーゲーム

放送時刻は不定で、延長なし。原則としてテレビ大阪のみの単独放送となるが、対戦相手の球団の本拠地を持つ地域の系列局でも同時ネットされる場合がある。ただ、近年は[いつ?]デーゲーム中継は行っていない。

備考[編集]

テレビ大阪

2013年まで18時30分から放送していたテレビ大阪では、19時からの飛び乗り局に配慮して18時57分頃にCMを挿入する場合がある(この点は他の放送局でも同様である)。また、かつては19時丁度になってから「ハイビジョン制作」のテロップを表示していた。

火曜日の中継に限り、延長のオプションが設定されている。

ホームゲームの中継を再開した最初の試合は、2007年4月24日の対ヤクルト戦である。ただし、この日は深夜の録画放送(NEARLIVE方式で、1時間に編集したもの)だった。また、ヒーローインタビューはサンテレビのアナウンサーが担当した。

土曜日の放送は2013年ごろから[いつから?]ほとんど実施されていなかったが、2017年9月23日のヤクルト対阪神(神宮)の試合で久しぶりに行われた。

テレビせとうち

不定期にネット受けするが、放送対象地域兵庫県広島県[8]に挟まれているためか、対広島戦をネットすることが多い(特に、地元にある倉敷マスカットスタジアムでの開催試合が多い)。

ナイトゲームの場合、19時台と20時台の番組はその週の『土曜スペシャル』を休止して遅れネットされる。また雨天中止の場合は、雨傘番組として映画(洋画)が放送される。

出演者[編集]

解説[編集]

  • 江夏豊 - テレビ大阪では、少なくとも2012年以降、江夏と阪神の関係者(金本知憲藤浪晋太郎など)による対談を中心に据えた特別番組を年に数回(主に年始やプロ野球公式戦の開幕直前)関西ローカルで放送[9]。当番組の中継時間内に対象試合が終了した場合や、中継対象試合が雨天などで中断した場合に、特別番組内の対談の再編集映像を放送することがある。

中継によっては、江夏以外の阪神OB(藪恵壹や阪神現役投手時代の江夏とバッテリーを組んでいた田淵幸一など)が、ゲスト解説者扱いで江夏と共に出演している。

阪神以外の球団のOBでは、2017年から横浜DeNAベイスターズOBの三浦大輔(奈良県出身)、2018年から東京ヤクルトスワローズOBの岩村明憲(愛媛県出身)がゲスト解説者に加わっている。

過去の解説[編集]

  • 島本講平 - 選手引退後、1990年代後半まで近鉄戦のホームゲームを担当。
  • 豊田泰光 - フジテレビ専属を離れた1987年から1992年までに出演。
  • 栗橋茂 - オリックス戦のローカル中継のみを担当。
  • 野田浩司 - 同上。
  • 鈴木啓示 - 近鉄監督退任直後の短期間のみ担当。
  • 山本和行 - 広島コーチ退任直後の短期間のみ担当。
  • 古沢憲司 - 選手引退後、広島のコーチに就任するまで担当。
  • 高橋慶彦 - 選手引退後、ダイエーのコーチに就任するまで担当。
  • 掛布雅之 - 阪神のDC(ゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター)を務めていた2014年・2015年に、江夏とのダブル解説体制の下で、ゲスト解説者として随時出演。

実況・リポーター[編集]

  • 福谷清志 - 主に実況を担当。『やさしいニュース』(平日夕方のローカルワイドニュース)金曜日のキャスターに就任した2018年度以降も、出演を継続する。
  • 植草結樹 - 朝日放送のスポーツアナウンサーだった植草貞夫の長男で、長崎放送から移籍した1991年から、長らく実況やリポーターを担当。アナウンサーとスポーツ部のプロデューサー・ニュースデスクを兼務するようになった2015年度の途中から2017年度まで、事実上担当を外れていた。
  • 千年屋俊幸 - 人事異動で一時アナウンス職を離れていた。2013年4月のアナウンス職復帰を経て、2014年度から出演を再開。復帰後はベンチリポートに専念している。『やさしいニュース』月 - 木曜日のキャスターを務める2018年度には、火曜日に阪神甲子園球場か京セラドーム大阪から阪神のホームゲームを中継する場合にのみ、同番組の本番終了後にベンチリポーターやヒーローインタビュアーを担当。

過去の実況・リポーター[編集]

  • 中村鋭一 - 元・朝日放送アナウンサーで、1980年代の阪神戦の実況を担当。
  • 猪井操子 - 契約アナウンサーとしてリポーターを担当。契約期間満了を機に移籍した東北放送でも、プロ野球中継のリポーターを務めた。
  • 酒井健治 - 最初に入社した福岡放送でも、プロ野球中継での実況を担当。1997年にテレビ大阪へ移籍すると、同年度から2012年度まで当番組へ出演したが、2013年4月の人事異動でアナウンス職を離れた。
  • 鈴木理加 - 契約アナウンサーとして鹿児島放送から移籍した2013年度のみ、リポーターを担当。
  • 庄野数馬 - 山口放送から移籍した2015年度にベンチリポーターとして出演してから、2016年度に実況を担当。平日夕方のローカルニュース番組(『ニュースリアルKANSAI』『金曜報道スペシャル』)のMC(メインキャスター)に抜擢された2017年度には、阪神甲子園球場・京セラドーム大阪から阪神のナイトゲームを中継する場合に、上記番組のスタジオとの二元中継で随時登場するだけにとどめていた。2017年12月にアナウンス職から異動。

関連項目[編集]

在阪局制作のプロ野球中継[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ナマ虎スタジアム 東京ヤクルトVS阪神 - gooテレビ番組(関西版)・2016年7月12日
  2. ^ 2007年6月3日に放送された対北海道日本ハムファイターズ戦は、ネット局のテレビ北海道BSジャパンでもこのタイトルのまま放送された。
  3. ^ それまでは火曜日に限り、最大で21:54までとして中継を延長していた。21:00からの『開運!なんでも鑑定団』は火曜日当日は放送休止とし、代わりに土曜日昼間に行っていた同番組の再放送の枠に振り替えていた(ABCテレビでは現在も、水曜日ナイター中継では、放送休止したレギュラー番組を同一週の土曜日午後の再放送枠に振り替えている)。
  4. ^ ただし、073での延長放送は標準画質(SD)である。延長放送の実施中の時間を含め、早く終了した場合は、『-鑑定団』を途中から放送(飛び乗り)する場合もあるが、071・072がハイビジョン画質(HD)であるのに対し、073が飛び乗り放送の場合は野球中継からの流れで標準画質となる(雨天中止や、20:54までに試合が終了するなど、マルチチャンネル編成を行わない場合はHD対応となる)。この旨についてはEPGの番組概要、並びに並列放送開始前にも「リモコンの上下キーの上矢印ボタンを押してください」との説明をしている(ホームページにはテンキー、EPG番組表選局でも073を合わせられることが記されている)。
  5. ^ 阪神本拠開幕戦で江夏&田淵“黄金バッテリー”復活(『日刊スポーツ2017年3月17日付記事)
  6. ^ 3月29日のみ18時57分
  7. ^ 2006年のみ18時30分から飛び乗り。2007年以降は途中から飛び乗り。
  8. ^ 直接受信できる地域(岡山県との県境に接する地域)がある他に、ごく一部の地域でケーブルテレビにおける再配信を実施中(広島県には現状TXNフルネット局は無い)
  9. ^ 2012年:『江夏×金本 ズバッと本音を聞いてみた』』、2013年:『2013セ界最速V宣言 阪神優勝7つの真実』、2014年:『開幕直前スペシャル 大丈夫だよタイガース』、2015年:『2015タイガーススペシャル レジェンドが語る優勝への道』、2016年:『2016年タイガースキャンプスペシャル 石田純一と江夏豊が見た超変革の予感』