ノア・シンダーガード

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ノア・シンダーガード
Noah Syndergaard
ニューヨーク・メッツ #34
Cyclones vs SI Yankees 2018-07-08 td 15 - 1st Inning.jpg
A-級サイクロンズ時代
(2018年7月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州タラント郡マンスフィールド英語版
生年月日 (1992-08-29) 1992年8月29日(26歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目追補(全体38位)でトロント・ブルージェイズから指名
初出場 2015年5月12日
年俸 $6,000,000(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ノア・セス・シンダーガードNoah Seth Syndergaard, 1992年8月29日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州タラント郡マンスフィールド英語版出身のプロ野球選手投手)。右投左打。MLBニューヨーク・メッツに所属。

ニックネームは、アメリカン・コミックのスーパーヒーローの「Thorソー)」。長髪に伸ばした姿が似ていることにちなんでいる。また、日本では度々雷神と称される。

経歴[編集]

プロ入りとブルージェイズ傘下時代[編集]

2010年MLBドラフト1巡目追補(全体38位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り[2]。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズで5試合に登板。

2011年アパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズ英語版で7試合に登板し、4勝0敗・防御率1.41。A-級バンクーバー・カナディアンズに昇格、4試合に登板し、1勝2敗・防御率2.00だった。その後、A級ランシング・ラグナッツで2試合に登板し、0勝0敗・防御率2.00を記録。

2012年、『MLB.com』の有望株ランキングでは95位にランクされた[3]。このシーズンもA級ランシングでプレーし、27試合に登板。8勝5敗・防御率2.60を記録した。

メッツ時代[編集]

2012年12月17日R.A.ディッキージョシュ・トーリーマイク・ニッカース英語版とのトレードで、トラビス・ダーノージョン・バックウィルマー・ベセラと共にニューヨーク・メッツへ移籍した[4]

2013年は傘下のA+級セントルーシー・メッツで12試合に登板し、3勝3敗・防御率3.11だった。6月にAA級ビンガムトン・メッツへ昇格。AA級ビンガムトンでは11試合に登板し、6勝1敗・防御率3.00だった[5]。また、同年のオールスター・フューチャーズゲームにも選出された[6]

2014年はAAA級ラスベガス・フィフティワンズで開幕を迎え、26試合に登板して9勝7敗・防御率4.60・145奪三振を記録した[7]

2015年もAAA級ラスベガスで開幕を迎え、5試合に登板して3勝0敗・防御率1.82の成績を残し[8]5月9日にメジャー初昇格を果たした。メジャー初登板の12日のシカゴ・カブス戦では5回1/3回を3失点で敗戦投手となった。しかし、以後は先発ローテーションの一角に定着し、最終的には24試合に先発登板。安定感あるピッチングを披露し、9勝7敗・防御率3.24・150.0回で166奪三振(奪三振率10.0)という素晴らしい成績を残した。ポストシーズンでも、1試合のリリーフ登板を含む4試合に投げ、防御率3.32・2勝1敗という成績を記録。三振奪取能力の面でも、19.0回で26三振を奪い(率12.3)、チームのリーグ優勝・15年ぶりとなるワールドシリーズ出場に多大な貢献をした。また、レギュラーシーズンではバッティングでも大暴れし、5月27日フィラデルフィア・フィリーズ戦では3打数3安打1本塁打4打点を記録している[9]

2016年5月11日ロサンゼルス・ドジャース戦で相手先発の前田健太から2本塁打。投手が1試合に2本塁打を放ったのは2007年のマイカ・オーウィングス以来[10]。シーズン通算では初の二桁勝利となる14勝(9敗)・防御率2.60(リーグ3位)・218奪三振(同4位タイ)の好成績を挙げた。サンフランシスコ・ジャイアンツとのワイルドカードゲームではマディソン・バンガーナーと投げ合い7回2被安打無失点と好投したが、味方の援護を得られず降板。チームは9回に決勝点を奪われ敗退した。

2017年は、4月30日のナショナルズ戦で1回1/3を投げて5失点と打ち込まれ、さらにこの試合で広背筋を痛めた可能性があるとして緊急降板。MRI検査の結果、右広背筋の部分断裂が認められ、DL入りとなった。[11]。当初はオールスターゲーム明けでの復帰が期待されていたが、復帰登板は9月23日にまでずれ込んだ。この試合で1回を投げ、無失点に抑えた。怪我によりシーズンの大半を棒に振り、シーズン成績は1勝2敗 防御率2.78とだった。

2017年8月6日放送のドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン7第4話「戦利品」にカメオ出演した[12]

投球スタイル[編集]

長身からオーバースローで投げ下ろす、平均97-98mph(約156-158km/h)・最速101.4mph[13](約163.2km/h)の速球フォーシームシンカー)を操るなど、先発投手であるにもかかわらずMLB全体でもトップクラスの球速を誇る。また、キャリア通算の与四球率が2.00であるなど制球も悪くない[14]変化球では縦に割れる平均81mph(約130km/h)カーブが一級品[15]で、平均89mph(約143km/h)チェンジアップも投げ分ける。2016年から平均90-91mph(約145-146km/h)のスライダーを加え[16]、代わりにカーブの割合が減少した。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2015 NYM 24 24 0 0 0 9 7 0 0 .563 603 150.0 126 19 31 2 3 166 6 0 60 54 3.24 1.05
2016 31 30 0 0 0 14 9 0 1 .609 744 183.2 168 11 43 2 2 218 10 1 61 53 2.60 1.15
2017 7 7 0 0 0 1 2 0 0 .333 124 30.1 29 0 3 1 1 34 3 0 14 10 2.97 1.05
2018 25 25 2 1 1 13 4 0 0 .765 644 154.1 148 9 39 2 7 155 2 0 55 52 3.03 1.21
MLB:4年 87 86 2 1 1 37 22 0 1 .627 2115 518.1 471 39 116 7 13 573 21 1 190 169 2.93 1.13
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 34 (2015年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Noah Syndergaard Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). Spotrac.com. 2016年5月9日閲覧。
  2. ^ McKinney's Matt Lipka and Zach Lee, Mansfield Legacy's Noah Syndergaard picked on day one in MLB draft”. dallasnews.com. 2014年12月12日閲覧。
  3. ^ “2012 Prospect Watch”. オリジナルの2012年4月5日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120405224521/http://mlb.mlb.com/mlb/prospects/watch/y2012/index.jsp?tcid=mm_mlb_news 2012年4月19日閲覧。 
  4. ^ Toronto Blue Jays acquire R.A. Dickey”. MLB.com Blue Jays Press Release (2012年12月18日). 2014年12月21日閲覧。
  5. ^ Kevin T. Czerwinski (2013年9月8日). “Mets have another pitching weapon in minors”. USA Today. http://www.usatoday.com/story/sports/mlb/mets/2013/09/08/next-weapon-in-mets-arms-buildup/2782243/ 2013年9月25日閲覧。 
  6. ^ Anthony DiComo (2013年7月14日). “Syndergaard, Montero put up zeros as Futures starters”. オリジナルの2013年9月28日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130928052514/http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130714&content_id=53794518&vkey=news_nym&c_id=nym 2013年9月25日閲覧。 
  7. ^ Mets won't call up Noah Syndergaard this year; pitcher tweets disappointment”. NJ.com. 2014年12月12日閲覧。
  8. ^ Mets’ Syndergaard is on epic tear — and he has Matz to thank - New York Post”. New York Post (2015年5月9日). 2015年5月17日閲覧。
  9. ^ May 27, PHI VS NYM - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年12月18日閲覧。
  10. ^ 剛腕投手がマエケン討ち!2発で全打点活躍「コローンに触発された」 スポーツニッポン 2016年5月12日
  11. ^ メッツのエース、シンダーガードがDL入り 日刊スポーツ 2017年12月20日
  12. ^ Rosen, Christopher (2017年8月6日). “Game of Thrones: Noah Syndergaard cameo revealed”. Entertainment Weekly. 2017年8月7日閲覧。
  13. ^ Noah Syndergaard PITCHf/x”. Fangraphs.com. 2016年4月28日閲覧。
  14. ^ 「2015 PROSPECT TOP20」『月刊スラッガー』2015年5月号 日本スポーツ企画出版社 50頁
  15. ^ 「全30チーム未来予想図 ニューヨーク・メッツ」『月刊スラッガー』2014年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 43頁
  16. ^ Noah Syndergaard Pitch Type”. Fangraphs.com. 2016年4月28日閲覧。

関連項目[編集]