ノイジー・マイノリティ

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ノイジー・マイノリティ: noisy minority)またはラウド・マイノリティ: loud minority)とは、「声高な少数派」「声だけ大きい少数」[1]である。対義語は サイレント・マジョリティSNSのノイジーマイノリティの声を、国民の多数意見(世論)として取り上げるマスコミ報道は名誉毀損にもなり得ると指摘されている[2]

概要[編集]

「うるさい」「騒々しい」「声が大きい」といった旨が語源であり、「声の大きさ」、騒いでいるため、目立つが少数である者・彼らの意見を指す。彼らの言う通りにすると聞いた側は多数派の支持を失うため注意しないといけないとされ、批判的な意味合いが強い。その過激かつ積極的な姿勢のため、実際には少数派であるにもかかわらず、静かな多数派(いわゆるサイレント・マジョリティ)よりも目立つ傾向がある。実質的にクレーマー(英:complianer)と同等の意味合いを持つ[3]

もともとは政治で使われ出した言葉だが、マーケティングや広告業界でも多く用いられる。マーケティング・広告業界では少数派だが声が大きいので、ついつい彼らの意見を聞いてしまいそうになるが、声の大きさから彼らの意見に施策を合わせた結果、サイレント・マジョリティたちが静かに離れていって大失敗するので注意が必要であると警告されている[3]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

出典[編集]

  1. ^ 磯部涼宮台真司『踊ってはいけない国、日本 風営法問題と過剰規制される社会』株式会社河出書房新社、2012年8月30日、46-48頁。ISBN 9784309246017。2017年6月8日閲覧。「行政を問題にする連中を僕は<クレージー・クレーマー>(<CC>と略称)と呼びます。彼らはラウド・マイノリティ(声だけデカイ少数者)に過ぎません。」※閲覧文献は2012年9月30日(2刷発行)。
  2. ^ 浜辺美波「d払い」CM、本当にクレーム殺到した? FLASH報道にドコモ広報「苦情は特段ない」(J-CASTニュース)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2021年2月5日閲覧。 “山岸久朗弁護士 SNSのノイジーマイノリティの声を、さも国民の多数意見として取り上げる昨今の風潮をいかがなものかと思います。ごく一部の批判的意見をさも多数の意見かのごとく報じて、特定個人の名誉を傷つけるのは名誉毀損にもなり得る行動と思います。表現の自由も他者の人権の前には無制限ではない。”
  3. ^ a b ノイジーマイノリティ | 広告デザイン業界用語辞典” (日本語). 2021年2月5日閲覧。

関連項目[編集]

  1. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「:1」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません