ハイネズ

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ハイネズ
Juniperus conferta Blue Pacific1.jpg
ハイネズ(園芸品種:ブルーパシフィック)
分類新エングラー体系
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Gymnospermae
: マツ綱 Coniferopsida
: マツ目 Coniferae
: ヒノキ科 Cupressaceae
: ビャクシン属 Juniperus
: ハイネズ J. conferta
学名
Juniperus conferta Parl. (1863)
シノニム

Juniperus rigida subsp. conferta[1]

和名
ハイネズ(這杜松)

ハイネズ(這杜松、学名:Juniperus conferta)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹。地面を這って伸びる低木のコニファー。

特徴[編集]

原種は、日本海岸地帯に自生する。幹が地を這うように生える。は鋭く尖っていて触ると痛い。四国沖縄県を除く[要出典]日本各地に分布するが、宮崎県内においては自生地が非常に限られる[要出典]。逆さは10cm程度で、2-3mほどの広さに成長して地面を覆うので グランドカバーとしてよく使われる[2]。潮風にもよく耐えるなど、砂地などの過酷な環境に適している。細根が少なく根張りも悪いので概して移植には向いていない[2]。日当たりと風通しの良い乾燥地を好む[2]。病害虫には強い[2]。先端部だけが勢いよく伸びるので、常に先端を剪定してバランスを取らないと密な樹形にはならない[2]。地面からの距離が低く、枝も粗いので雑草を防止する力は弱く、肥沃地では雑草に覆われて負けやすい[2]

園芸品種[編集]

  • Juniperus conferta 'Blue Pacific'(ブルーパシフィック) - ハイネズの代表品種。這性のコニファーの中で、際立って生育スピードが速い強健種[3]。直径2m程度にまで成長する。条件が良ければ年間50cm伸びる[3]。夏場の直射日光にもよく耐える[3]。根付いた後の移植はやや困難とされる[3]。挿し木で増やす[4]。葉の表は青緑色で、葉の裏は灰白色[4]。海岸地の緑化にも用いられる[4]。鉢栽培にも向いている[2]。耐寒性はやや弱い[2]
  • Juniperus conferta 'Sunsplash'(サンスプラッシュ) - 斑入りのブルーパシフィック[2]。成長速度はブルーパシフィックに大きく劣り[2]、直射日光によって葉焼けすることもある[2]。鉢栽培にはあまり向いていない[2]
  • Juniperus conferta 'Silver Mist'(シルバーミスト) - 別名シルバーライニング[2]。淡緑色の葉が特徴的[5]。成長は非常に遅いので接ぎ木で繁殖されることもある[5]。年間20cm程度しか伸びない[5]。鉢栽培も可能[2]
  • Juniperus conferta 'Aurea'(ハイネズ・オーレア) - 新芽は黄金色だが、次第に黄緑色に変化する[6]。放射状に育ち、直径2-3mになる[6]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 高橋護 コニファーガーデン―園主が教える選び方・育て方 (コツのコツシリーズ) 単行本 – 2007年7月 農山漁村文化協会 ISBN 9784540051784
  3. ^ a b c d 花工房 ブルーパシフィック
  4. ^ a b c コニファー きれいに育てる全テクニック 監修 尾上信行 小学館 ISBN 4-09-305242-5
  5. ^ a b c 花工房 シルバーミスト
  6. ^ a b 栗原正芳 すてきなコニファーガーデン 主婦と生活社 ISBN 4391124599