ハウス・オブ・ザ・デッド 〜スカーレット・ドーン〜

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ハウス・オブ・ザ・デッド
〜スカーレット・ドーン〜
ジャンル ガンシューティングゲーム
対応機種 アーケードゲーム
開発元 セガ・インタラクティブ
発売元 セガ・インタラクティブ
シリーズ ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
稼働時期 2018年9月13日
システム基板 ALLS
その他 ALL.Net対応
Aime/バナパスポート対応
Amusement IC対応
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ハウス・オブ・ザ・デッド 〜スカーレット・ドーン〜』(House Of The Dead Scarlet Dawn[1])は、セガ・インタラクティブより2018年9月13日に稼働開始されたアーケードゲーム

セガ・インタラクティブのガンシューティングゲームザ・ハウス・オブ・ザ・デッドシリーズ』の一作で、アーケード向けタイトルとしては第5作目となり、『愛されるより愛シタイ 〜THE HOUSE OF THE DEAD EX〜』以来9年ぶり[注釈 1]の新作となる。

特色[編集]

  • ケイト・グリーンの相棒として、ジェームズ・テイラーの弟であるライアン・テイラーが登場。
  • シアター型の筐体が特徴。
  • HOD4SP同様、4Dシステムが特徴的で、光の演出効果でプレイヤーを楽しませる[2]
  • 舞台は20XX年[3]なお、ゲーム中ではジェームズが命を落としたのが数年前であるという字幕が表示されるほか、ケイトがジェームズのセリフを回想する際には「3年前」と言うシーンがある。

ストーリー[編集]

20XX年12月6日[3]。AMSエージェントのケイト・グリーンとライアン・テイラーはある館のパーティーに潜入。アメリカのとある州で、その最中、大量のゾンビが現れ、会場は地獄絵図と化した。二人は事件の真相を探るため、ゾンビが徘徊する館を進む。


登場人物[編集]

ライアン・テイラー
アメリカ人
1P主人公。 前作『2』『4』の主人公ジェームズ・テイラーの弟。
ケイト・グリーン
アメリカ人
2P主人公。 前作『4』『4SP』の主人公。
ソーンハート
本作の黒幕。キュリアンとゴールドマンと関係があるらしい。左手に杖。右脚を引きずっており、『III』『4』『4SP』のミスティックマンと同一人物。キュリアンとゴールドマンが事件を起こした際は不治の病で既に死亡しているはずの人物だったが、完治した模様。顔は皺顔で髪は『III』『4』『4SP』同様オールバック。館の最深部ステージでライアンとケイトの前に姿を現しMoonを彼等の前に放った後は姿を消した。

システム[編集]

本作では「NORMAL MODE」と「MASTER MODE」が存在し、MASTERの方が敵が強い。また、SEGAのICカード「Aime」を使用することによってプレイ記録を保存することができ、プレイヤーネームの保存、プレイヤーレベルの保存などが行える。

また、「HODコイン」「アイテム」のシステムが初登場。HODコインはゲームの成績やゲーム内の隠しアイテム、イベントの成功、プレイヤーレベルの上昇(Aime使用時のみ)などによって入手することができ、それによってゲーム内で使用できる武器や防具などの「アイテム」を入手することができる。ただし、アイテムが有効なのはチャプター1つ分だけ、さらにアイテムは1チャプターにつき2つまでしか持ち込めない。さらには武器なら弾数(初期装備であるマシンガンはリロードは必要なものの弾数無制限)、ライフやシールドなら耐久に制限があり、限界に達した場合はそのアイテムは使えなくなる。また、アイテムはチャプターが始まるごとにHODコインを消費して交換する必要がある。ただし、ゲーム中にコンティニューした場合はすべてのアイテムが復活する。武器をアイテムで獲得した別の武器に持ち替える場合はコントローラーのボタンを押す必要がある。

なお、アイテムはAime使用時はNORMAL・MASTER共に選択可能だが、未使用プレイではNORMALではアイテム選択不可、MASTERでは使用できるアイテムの種類が制限される。なお、一部場面では持ち込んでいない武器への自動持ち替えが行われる。

ゲーム中のイベントとしては、本編では『2』(番外編を含めると『OVERKILL』)以来となる一般人救出イベントが復活。また、『3』以来となるパートナー救出イベントも復活した(ただし、誤射ペナルティはなくなっている)。さらに、過去シリーズでは出現しなかったターゲットサイトを壊す形のイベントや制限時間が付与される形のイベントも追加されている。

ステージはchapter0「スケアクロウの館 ~Scarecrow Mayer〜」が最初のステージ、chapter1「ケイトとライアン ~Kate and Ryan~」chapter2「ホモ・サピエンス ~Homo sapiens~」chapter3「パンドラの箱 ~Pandora's Box~」はそれぞれ「別館 玄関口」「地下施設 入口」「エレベーターホール」から進むルートを任意の順番で選択する形になっているため、順番は固定されていない。最終ステージのchapter4「最後の希望 ~A Glimmer of Hope~」は固定である。なお、今作では過去シリーズにおいて漢字二文字で固定されていたステージの邦題がこれまでより長いものになっている。

ボス[編集]

Chariot - チャリオット
別館ステージのボス。初代以来の再登場となる。初代はサイバー風の鎧を纏った巨人だが、今作はロボットを彷彿させる防具を纏っている。また、初めから右胸に傷が無いため、プレイヤー自ら破壊する必要がある上に、高い機動力でプレイヤーを翻弄するなど、全体的にパワーアップしている。初代と異なり自ら鎧を脱ぎ捨てることはないが、体力が全て無くなると力尽きて鎧が剥がれて醜悪な顔を晒す。最期は自らの大斧が頭部を直撃し完全に活動を停止する。Chapter0でも登場し、この時は全くダメージを与えることは出来ない。その上付近にいたゾンビを二体掴んでプレイヤーに投げつける攻撃を一度だけ行うため、直撃する前に撃ち落として回避する必要がある。なお、このボスの戦闘中は一般人が登場するため、その救出も行わなくてはならない。終盤では『3』のデスのように柱を挟んだ通路の向こう側にいるチャリオットを撃たなくてはならない場面もある。
Priestess[注釈 2] - プリーステス
地下施設ステージのボス。巨大な蛸型の容姿に2つの巨大な目、顔中央に縦状に牙のある口に、先端に無数の牙が付いた触手を持ち、女性の歌声のような鳴き声を発する。見かけによらず水陸両用であり、触手で壁に張り付きながら移動したり、柱にぶら下がることができる。弱点は両目で、撃っていれば体力ゲージが減っていく。だが、とどめを刺す時は火炎弾を使う。
Hangedman - ハングドマン
エレベーターホールステージのボス。チャリオットと同様初代からの再登場となる。初代に比べ、顔を含めてより蝙蝠としての外見が強調されている。攻撃方法は無数のデビロンを従えながら、急降下蹴りを仕掛けるが弱点が頭のみとなったことで攻撃がキャンセルしづらくなっている。また、瓦礫を放り投げてくるほか、屋上に油を撒いて火を放ちライアンたちを焼き殺そうとするなど狡猾な戦法も用いる。残り体力が後僅かになると道連れを目論む。
Moon - ムーン
館の最深部ステージのボスで本作のラストボス。今作の舞台となる館を凌駕するほどの巨体を誇る、神もしくは悪魔を彷彿させる3つ目の筋肉質の巨人のような風貌をしている。人語を話せるほどの知性や人間やゾンビを軽々と吹き飛ばせる怪力、口から放たれる強酸や火炎弾、手から放たれる光弾などの多彩な攻撃手段に加え、急速な速度で成長・進化を遂げるほどの驚異的な生命力を有している。弱点は額の第3の目だが、銃で殺害する事が出来ず体力ゲージが最後まで減らす事が出来ない。ライアンがせめてもの抵抗に突き刺した槍に対する落雷で死亡。なお、マスターモードのノーコンティニュークリアにおいては、最後にケイトが前作でジェームズが使用した自爆装置を使おうとしたことが示唆されている。

クリーチャー[編集]

本項では本作に登場するクリーチャーを紹介する。名前は公式ウェブサイトのCREATURE[4]の項から抜粋。

ROGERS - ロジャース, ALLEN - アレン, SANTANA - サンタナ, BRYANT - ブライアント, WILSON - ウィルソン
全ステージを通して最も多く登場する一般的なタイプのクリーチャー。プレイヤーに大挙して向かってくる。主な攻撃は引っかき、噛みつき、飛びかかり、プレイヤーを押し倒しての踏みつけを行ってくる。
KAGEO - カゲオ
全身がミイラのように干からびたクリーチャー。狭く暗いところから現れる。全作品登場。
SUZUKI - スズキ
カゲオ同様全身がミイラのように干からびたクリーチャー。カゲオと違い服を着ている。
CYRIL - シリル
両手に手斧を持つクリーチャー。上半身を手斧で防御しつつ、斧を投げつけての攻撃や接近しての斬りつけを行ってくる。胴体を撃つと防御が解けるためその隙に弱点を狙うとよい。『1』以来の登場。
PARK - パーク
両手に石が刺さった鉄の棒を持つクリーチャー。行動および攻撃パターンはシリルと同じ。
MAC - マック
黒い武者装束のような服を身にまとうクリーチャー。刀を構えながら狭い廊下や壁を走りプレイヤーを斬りつけて攻撃してくる。
EBITAN - エビタン
水中に生息しており全身が腐敗しているクリーチャー。体の色は緑。水中から現れ接近しての攻撃の他、遠距離からは球を投げつけて攻撃してくる。全作品登場。
SMOKER - スモーカー
エビタンの色違いであり体の色は紫。行動パターンも同じ。
SIMON - サイモン
上半身裸の筋肉質で大柄なクリーチャー。胴体部分は高い耐久力を持つ。拳による殴りつけ、パーティー客を持ち上げてプレイヤーに投げつけるなどの攻撃を行う。
BRUCE - ブルース
紫のシャツ、シルクハット、サングラスを身に着けたロックミュージシャンのような風貌をしたクリーチャー。体格はサイモンと同じ。武器であるエレキギターを掻き鳴らしながら上半身を激しく動かしプレイヤーに接近するため、弱点である頭部を狙いづらい。
BENTLEY - ベントリー
丸く太った体形をしたクリーチャー。胴体は分厚い脂肪に覆われており耐久力は高い。樽やドラム缶の投げつけ、体当たりによる攻撃を行う。『1』以来の登場。
SAMSON - サムソン
チェーンソーを持ったクリーチャー。作業帽とオーバーオールを身に着けた作業員のような風貌をしている。弱点である頭部をチェーンソーで防御しながらプレイヤーに接近し大きく振り下ろして斬りつけて攻撃を行う。
SAMSON Jr. - サムソンジュニア
サムソンと同じくチェーンソーを持ったクリーチャー。頭に金属の板、胴体には金属の板でできたエプロンを身に着けているため、ほとんどの部分に通常のサブマシンガンによる攻撃が通用しない。
RUBIN - ルービン
中折れ帽をかぶり両手に手甲鉤を装備したクリーチャー。素早い動きで接近しながら引っかき攻撃を行う。
DRAKE - ドレイク
ハンチング帽をかぶり両手に短剣を持った小柄なクリーチャー。ルービンと同じく素早い動きによる斬りつけ攻撃と短剣を投げつけて攻撃を行う。
JANISH - ジャニス
シルクハットをかぶり両手に鉤爪を装備した小柄なクリーチャー。ルービンと同じく素早い動きによる引っかき攻撃を行う。
MURRER - モゥラー
小さな蛇型のクリーチャー。目が無く無数の歯が生えている。サブマシンガンの弾丸1発で倒せるほど耐久力は低い。鳴き声を上げながらプレイヤーに飛びついて噛みつき攻撃を行う。全作品登場。
DEVILON - デビロン
コウモリ型のクリーチャー。サブマシンガンの弾丸1発で倒せるほど耐久力は低い。群れを成して飛来しプレイヤーに噛みつき攻撃を行う。全作品登場。
RATSTAR - ラットスター
ネズミ型のクリーチャー。サブマシンガンの弾丸1発で倒せるほど耐久力は低い。下水道や水路に生息しており、大量に移動する個体のうち数匹がプレイヤーに飛びついて噛みつき攻撃を行う。

緋色すもも[編集]

緋色すもも
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年9月18日 -
ジャンル ゲーム実況
登録者数 26,146人
総再生回数 1,091,500回
チャンネル登録者数、総再生回数は2018年10月5日時点。
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緋色すももは、本作の宣伝大使を務める、クリーチャーバーチャルYouTuber[5]。容姿はカゲオに似ているが、頭に桃がついている。また、ペットとして「モラたん」というモウラーによく似た生物(すもも曰く『ダンボールに入って捨てられていた』らしい)を飼っている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 家庭用作品も含めた場合『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル ディレクターズカット』以来7年ぶり。
  2. ^ 公式サイトでは、「High Priestess」と表記されている。

出典[編集]

  1. ^ シリーズ最新作「HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~」のプレ・ロケテストが1月19日から21日まで開催決定。東京・秋葉原のセガ3号館にて実施”. 4Gamer.net (2018年1月15日). 2018年10月5日閲覧。
  2. ^ 大量のクリーチャー&新筐体が生み出す臨場感! 『HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~』プレ・ロケテストインプレッション”. ファミ通.com (2018年1月20日). 2018年10月5日閲覧。
  3. ^ a b ストーリー”. ハウス・オブ・ザ・デッド 〜スカーレット・ドーン〜公式ウェブサイト. 2018年10月5日閲覧。
  4. ^ キャラクター”. ハウス・オブ・ザ・デッド ~スカーレットドーン〜公式ウェブサイト. 2018年10月22日閲覧。
  5. ^ 新人バーチャル YouTuber「緋色すもも」、デビュー!『ハウス・オブ・ザ・デッド』シリーズ新作の“ゲーム実況”に挑戦!”. セガ公式ウェブサイト (2018年9月18日). 2018年10月5日閲覧。