ハーレム-148丁目駅

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ハーレム-148丁目駅
Harlem–148 Street
NYCS-bull-trans-3.svg
ニューヨーク市地下鉄
148 St Harlem terminal jeh.jpg
プラットホームの風景
駅情報
住所 West 149th Street & Adam Clayton Powell Jr. Boulevard
New York, NY 10039
マンハッタン区
地区 ハーレム
座標 北緯40度49分26秒 西経73度56分13秒 / 北緯40.824度 西経73.937度 / 40.824; -73.937座標: 北緯40度49分26秒 西経73度56分13秒 / 北緯40.824度 西経73.937度 / 40.824; -73.937
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTレノックス・アベニュー線
運行系統       3 Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M2
構造 地上駅
ホーム数 島式ホーム 1面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1968年5月13日(51年前) (1968-05-13
旧駅名/名称 148丁目-レノックス・ターミナル駅
148th Street–Lenox Terminal
利用状況
乗客数 (2018)1,232,448[1]増加 1.9%
順位 424駅中 325位
次の停車駅
北側の隣駅 (終点): 3 Stops all times
南側の隣駅 145丁目駅: 3 Stops all times

ハーレム-148丁目駅(ハーレム-148ちょうめえき、英語: Harlem–148th Street)はニューヨーク市地下鉄 IRTレノックス・アベニュー線の終端駅である。駅名標では開業当時の名称である148丁目-レノックス・ターミナル駅 (148th Street–Lenox Terminal) となっている。実はこの駅名は誤りで、実際には148丁目ではなく、149丁目とアダム・クレイトン・パウエル・ジュニア・ブールバードの交差点にある[2]3系統が終日発着する。

歴史[編集]

配線図
凡例
1
2
プラットホームの駅名標。旧駅名の148丁目-レノックス・ターミナルになっている。

ハーレム-148丁目駅の敷地や線路はもとは1904年に開設されて現在も3系統の車両が配置されているレノックス・アベニュー車両基地の一部であった[3][4]。1910年代のデュアル・コントラクツの時期にレノックス・アベニュー線の149丁目または150丁目への延伸が計画されていた。1916年には、レノックス・アベニュー線とIRTジェローム・アベニュー線をブロンクス区で直通させて4系統を運行する計画の一環として、149丁目までの延伸が計画された[5]

1957年に、より地域の役に立つ(ハーレム・リバー・ハウス近郊を含む)案として、レノックス・アベニュー車両基地内の150丁目に新駅を作る計画が提案された[6]。新駅およびブロンクス区への延伸は1940年代から地元住民が求めてきたもので、バスや路面電車が信用されていなかったためである[7]。この駅は1960年代にはレノックス・アベニュー車両基地の縮小に伴い、149丁目に設けることになった[8]。 新ターミナルが完成すれば、多数の分岐器があるせいで10両編成対応のためにホームを延長することができなかった145丁目駅に取って代わるものになるはずだった。しかし、地元住民の抗議を受けて145丁目駅の廃止は取り止めになった[9][10]。結局、148丁目駅は1968年5月13日に開業した[11]

1995年から2008年まで、深夜の3系統の運転が行われず、24時間営業は中断されていたが、2008年7月27日に再開された[12]

駅構造[編集]

G 地上階 出入口
改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード券売機
P
ホーム階
留置線 客扱なし
2番線 NYCS-bull-trans-3.svg ニューロッツ・アベニュー駅行き145丁目駅
NYCS-bull-trans-3.svg 深夜:タイムズ・スクエア-42丁目駅行き(145丁目駅)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く
1番線 NYCS-bull-trans-3.svg ニューロッツ・アベニュー駅行き(145丁目駅)
NYCS-bull-trans-3.svg 深夜:タイムズ・スクエア-42丁目駅行き(145丁目駅)
整備線 客扱なし

ハーレム-148丁目駅はIRTレノックス・アベニュー線の北側終端駅であり、島式ホーム1面2線を有し、線路はホーム西端の車止めで終わっている。駅の先にはレノックス車両基地があるが、同基地には整備施設はなく留置線だけがある。ハーレム-148丁目駅は既にあったレノックス車両基地の一部を利用することで比較的低コストで1968年に開設された[11][6]。ハーレム-148丁目駅ができるまでは1駅南の145丁目駅が終点であった。

駅のメザニンは駅の西端(路線案内上は北端)にある。駅舎は地上にあってアダム・クレイトン・パウエル・ジュニア・ブールバードに面しており、島式ホームから2人幅の階段で上がった先のドアでメザニンと駅舎が区切られている。自動改札機 3台とトークン・ブースがある。 また、ハーレム-148丁目駅の天井は高いため、案内表示は太いケーブルで吊られている。

駅は地下にあるが、駅舎とレノックス車両基地は地上にある。エスプラネード・ガーデンズ団地が147丁目から149丁目にかけて広がり、149丁目から150丁目にかけてはフレデリック・ダグラス・アカデミー高校があり[13][14][2]、どちらも駅およびレノックス車両基地の上のピロティに建てられている[14][15][16][17]。他の地上駅と異なり、ハーレム-148丁目駅は駅舎からプラットホームまでの間に階段しかないため、障害を持つアメリカ人法に基づく障害者対応駅にはなっていない。

出典[編集]

  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2013–2018”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2019年7月18日). 2019年7月18日閲覧。
  2. ^ a b MTA Neighborhood Maps: Harlem / Hamilton Heights”. mta.info. Metropolitan Transportation Authority (2015年). 2015年7月12日閲覧。
  3. ^ Task of Placing the Cars in New Subway: Transfer from the Elevated to the Underground Tracks”. nytimes.com. The New York Times (1903年11月15日). 2015年7月10日閲覧。
  4. ^ New Contracts Let for Interboro Yards: Rejection of Earlier Bids by the City Make $50,610 Temporary Facilities Necessary”. nytimes.com. The New York Times (1922年6月8日). 2015年7月10日閲覧。
  5. ^ Two Subway Agreements: Provide for Connecting Links and Station Improvements”. nytimes.com. The New York Times (1916年11月12日). 2015年7月10日閲覧。
  6. ^ a b Asks Extension Of IRT Subway”. New York Amsterdam News英語版 (1957年8月10日). 2015年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月10日閲覧。
  7. ^ Public Service Gripes Are Old”. New York Amsterdam News英語版 (1946年10月19日). 2015年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月10日閲覧。
  8. ^ IRT REPAIR YARD TO REVERT TO CITY: 19 Acres in Harlem Will Be Turned Back by Dec. 31 -- Realty Men Interested”. nytimes.com. The New York Times (1960年10月14日). 2015年7月10日閲覧。
  9. ^ 145th-Lenox Subway Stop To Continue”. New York Amsterdam News英語版 (1967年12月2日). 2015年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月10日閲覧。
  10. ^ Cox, Jeremiah (2008年6月26日). “148th Street – Lenox Terminal Pictures”. The Subway Nut. 2012年9月閲覧。
  11. ^ a b “IRT Passengers Get New 148th St. Station”. The New York Times: p. 95. (1968年5月14日). http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F20710F639541B7B93C6A8178ED85F4C8685F9 2011年10月4日閲覧。 
  12. ^ “Service Enhancements on 3 Line” (プレスリリース), MTA New York City Transit, (2008年7月24日), http://www.mta.info/mta/news/releases/?en=080724-NYCT109 2008年7月26日閲覧。 
  13. ^ INVENTORY OF DECKING OPPORTUNITIES OVER TRANSPORTATION PROPERTIES Final Report: 6.3: TRANSIT AND RAILROAD OPEN CUTS: MANHATTAN”. nyc.gov. New York City Department of City Planning英語版 (2008年9月). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月6日閲覧。
  14. ^ a b INVENTORY OF DECKING OPPORTUNITIES OVER TRANSPORTATION PROPERTIES Final Report: 6.7: TRANSIT AND RAILROAD YARDS: BROOKLYN”. nyc.gov. New York City Department of City Planning英語版 (2008年9月). 2010年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月6日閲覧。
  15. ^ Powell Boulevard Station entrance (The Subway Nut)
  16. ^ West end of the station (under the parking lot to the left) from Google Maps Street View
  17. ^ East end of the station from Google Maps Street View

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