バケットクラッシャー

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バケットクラッシャー
バケットクラッシャー

バケットクラッシャーは、クラッシャー(粉砕機・破砕機)の一種である。

油圧モータと2つのジョーを備えたバケットで、硬い建築資材を粉砕でき、それはセメントやレンガ、タイル、小石、天然の岩で硬すぎないもの、ガラスというように多岐に渡る。一方、木材やアスファルト、曲がりやすく柔らかすぎる素材の粉砕には向かない。これまでの可動式または固定式クラッシャーと比較したバケットクラッシャーのメリットは、以下の通り。

特徴[編集]

メリット[編集]

既存の粉砕システム(可動式/固定式クラッシャー)との比較

  • 操作が極めて容易
  • 運搬が簡単で低コスト
  • 購入または利用コストの最少化
  • 低コスト、最小回数でのメンテナンス
  • 使用の際ショベル1台と作業員1人のみが必要
  • 入り込めないような狭い場所において簡単に運搬・作業が可能

デメリット[編集]

既存の粉砕システム(可動式/固定式クラッシャー)との比較

  • 可動式/固定式クラッシャーが継続的に燃料補給できるプラントでの1時間あたりの生産性は低い。

特性[編集]

最も使用されているモデルはギアモータを使用したもの。少ないがピストンモータを使用したものもある。

ギアモータは通常さほど汚れに弱くなく、メンテナンスも少ない回数で済む。そして、1つか2つのフライホイールの力によってより硬い建材の粉砕に必要な力をジョーに送り込む。回転動作は一方向のみ。固定式または可動式クラッシャーと最も普及しているバケットクラッシャーは、いずれもギアモータとフライホールを使用。

ピストンモータはとても汚れに弱いが、ジョーの開閉両動作が可能になる。

バケットクラッシャーとショベルの連結には固定あるいは簡易コネクタを用い、ショベルの油圧配管との連結には2本から3本のチューブを用いる。チューブが2本の場合は一方のチューブを通じてショベルから油が送り込まれ、通常どおりバケットに装備された油圧制御装置を経てモータを回し、もう一方からショベルへ油が送り返される。チューブが3本の場合は2本が前述と同様に用いられ、3本目は予備でショベルのタンクに直接接続され、必要に応じて余分な対抗圧力を減少させるために用いられる。

粉砕の過程ではバケットは垂直に保たれ、ジョーによって粉砕された後、下部から建材が外部に滑り出るようにする。

通常知られている通り、ジョー型クラッシャーによる建材の粉砕効果は10mmから120mmである。

関連項目[編集]