バシール・モハバット

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バシール・モハバットダリ語: بشیر محبت[1]英語: Bashir Mohabbat1956年10月26日 - )は、アフガニスタン学者通訳外交官大使カーブル(カブール)出身。アフガニスタンの公用語であるパシュトー語ダリ語に加えて、英語日本語にも堪能[2]タジク人[3]。日本の大学での修学や駐日アフガニスタン大使館での勤務などを経て、2017年より駐日アフガニスタン大使[2]

2007年5月に、安倍晋三内閣総理大臣麻生太郎外務大臣カリーム・ハリーリー副大統領(肩書きはいずれも当時)の会談における通訳を、2016年6月に、東京国立博物館で開催された特別展「黄金のアフガニスタン」において上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)の通訳を務めたこともある[2]

経歴[編集]

駐日大使として[編集]

2017年7月19日、皇居信任状を捧呈して駐日大使に就任した[5]。就任から約半月後の8月6日、広島で開かれた平和記念式典に参列している[6]

2017年12月18日、安倍晋三内閣総理大臣が日本語を話す駐日各国大使23名および次期駐日大使1名を総理公邸に招いて昼食会を主催したが、モハバット大使も参加した各国大使のうちの一人であった[7]。また、2018年12月14日に開催された昼食会にもモハバット大使が参加している[8]

2018年6月19日、自民党動画チャンネル「CafeSta(カフェスタ)」が配信する武井俊輔司会の番組「ディスカバーワールドin Cafesta」に出演し[9]、前日に発生した大阪府北部地震の被災者に対して司会者の武井と共に哀悼の意を表明した後、アフガニスタンの歴史や文化、料理などを紹介した[10]

2018年8月15日、平成最後となる終戦記念日に一日限定で復活した「平和の俳句」に日本全国から7349句が寄せられたが、モハバット大使も寄句したうちの一名であった。大使が詠んだ句は「渓谷に 咲くけしの花 いつからか」、かつて美しい麦畑や野菜畑が広がっていて人々が平和に暮らしていたアフガニスタンがソ連軍など外国軍による侵攻で命や平和を奪われ、戦乱や外国軍による軍事占領が続く中で畑には麦や野菜ではなく麻薬の原料となるケシばかりが植えられるようになった現状を嘆きつつも、いつかケシ畑が麦畑や野菜畑に戻ってアフガニスタンが平和を取り戻すことへの願いが込められた一句である[11]

出典[編集]

公職
先代:
セイエド・ムハンマド・アミーン・ファテミパシュトー語版英語版
アフガニスタンの旗 駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使 日本の旗
2017年~
次代:
(現職)