バンギラス

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バンギラス
全国
サナギラス - バンギラス(#248) - ルギア
ジョウト
サナギラス - バンギラス(#251) - ルギア
イッシュ(新)
サナギラス - バンギラス(#294) - レシラム
基礎データ
英語名 Tyranitar
進化体系 2進化ポケモン
進化前 サナギラス
進化後 なし
世代 第2世代
ポケモン学
分類 よろいポケモン
タイプ いわ / あく
高さ 2.0m
重さ 202.0kg
特性 すなおこし
かくれ特性 きんちょうかん
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バンギラスは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

特徴[編集]

サナギラスを経て、ヨーギラスが2段階進化したポケモン。鎧のように堅い緑色の体を持ち、直立した肉食恐竜怪獣のような姿をしている。足と手に三本の爪があり、腹には青い模様がある。体には左右で対になるようにいくつかの黒い穴が空いている。これらの身体的特徴は進化前のサナギラスを想起させるようなもので、さながらサナギラスから頭と四肢、尻尾が生えたような体躯をしている。

非常にふてぶてしく、好戦的な性格をしている。自分の住処を作るために山一つ粉砕するほどのパワーを持ち、いつもは山を崩しながら戦う相手を求めて彷徨っている。山が崩れると川が埋まるため、地図を書き変えなければならなくなるという、ある意味では天災のようなポケモン。

ゲームでのバンギラス[編集]

金・銀・クリスタル』から登場。サナギラスをレベル55まで育てて進化させることで手に入れられる、カイリューと同等の大器晩成のポケモン。そのため、イベントなどの公式大会でレベル制限が設けられた場合、使用できないこともある。

サナギラスまではいわ・じめんタイプだったが、進化によりじめんタイプがあくタイプへと変わった。ダメージ4倍の弱点となるかくとうタイプを含め、弱点タイプが6つとかなり多い反面、サナギラスまでは二つあった4倍弱点は一つだけとなり、ダメージを無効にできるタイプが1つ、軽減できるタイプの数も6つと弱点タイプ並に多く、自身が操れるタイプも多い。

特性は「すなおこし」に変化し、これは自身の登場と同時に天候をターン経過で解除されない「すなあらし」状態にするもので、『ルビー・サファイア』の頃はバンギラス限定の特性であった(『ダイヤモンド・パール』以降はヒポポタスの系列も獲得)。

「能力は「こうげき」がかなり高く、他の能力も「すばやさ」がやや低い以外は平均以上である。また、『ダイヤモンド・パール』以降は天候「すなあらし」だといわポケモンは「とくぼう」が1.5倍されるという仕様が加わったため、特性「すなおこし」のおかげで「とくぼう」は能力値以上の高さとなる。

前述のように非常に多彩なタイプの技を扱え、「ストーンエッジ」「じしん」「かみくだく」「あくのはどう」など、威力の高い技をレベルアップで多数覚えられ、技マシンで習得する技の種類も多い。『ダイヤモンド・パール』からは物理・特殊攻撃の設定が変更され、これまで特殊攻撃扱いだったタイプ一致技の「かみくだく」が物理攻撃化するなど攻撃の幅が広がった。

なお、『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』や『エメラルド』では、「ほのおのパンチ」は覚えられても、「かみなりパンチ」と「れいとうパンチ」は覚えられなかった。『プラチナ』や『ハートゴールド・ソウルシルバー』の教え技では、「かみなりパンチ」と「れいとうパンチ」も覚えられる。

ファイアレッド・リーフグリーン』では、強化されたポケモンリーグでチャンピオンのライバルが、サイドンの代わりに新たに使用。『ハートゴールド・ソウルシルバー』においても、グリーンが再戦時に使用。『プラチナ』では「しょうぶどころ」でのヒョウタが切り札として使用。彼曰く父トウガンのボスゴドラより強いらしい。『ブラック2・ホワイト2』では強化後の四天王ギーマがチャレンジモードにて使用する。なお、初登場となった『金・銀・クリスタル』ではバンギラスを使用するトレーナーは一人もいなかった。

外伝作品のバンギラス[編集]

ポケモンスタジアム金銀』では、「裏・ジムリーダーのしろ」でチャンピオンのワタルが使用してくる。また、同作品のテレビCMではポケモンおじさん(綿引勝彦)と対戦する青年の手持ちポケモンとして登場し、おじさんの手持ちのピカチュウは絶体絶命かと思われたが、バンギラスに有効な「ばくれつパンチ」がうまく命中したため撃破された。

ポケモンコロシアム』では、ラストボスであるワルダックが使うダークポケモンとして登場。ワルダック曰く「最強のダークポケモン」であり、非常に高レベルのうえに強力な技を使ってきて高い戦闘力持つ。

ポケモンレンジャー』ではゴーゴー4兄弟の長兄、ヤライが使用。ヨーギラスやサナギラスと同時に出現し、「じしん」で全体攻撃をしてくる。

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では救助隊「FLB」の一員で、大人しくて優しい性格をしている。

ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』ではミュウとの「ちからくらべ」にてミュウが「へんしん」で姿を変えた際にブーバーンガブリアスに続く第3の形態として登場し、同作における事実上のラストボスとなる。ミュウが化けたのではない本物のバンギラスはエンディング後に「ストーンエリア」で姿を見せる。

アニメでのバンギラス[編集]

無印のジョウト編終盤でサトシ達と行動を共にしたヨーギラスの母親として登場。ヨーギラスがタマゴだった頃、3人組の密猟者に攻撃され、胸に傷を負う。ヨーギラスと再会するも、密猟者に捕まり、サトシ達も全員動けなくなってしまうが、凄まじいパワーで脱出し、ヨーギラスと同時に「はかいこうせん」を放ち、密猟者を撃退した。声優愛河里花子。『アドバンスジェネレーション』(以下AG)5個目のオープニング「スパート!」の映像にもヨーギラスとともに登場。

AG6話では、ポケモンハンター・リョウの切り札として劇中でサナギラスから進化し、ロケット団を圧倒した。

ダイヤモンド&パール』(以下DP)72話では、ハンターJにリオルを奪う依頼をした依頼人の手下数人のポケモンとして登場。こちらのバンギラスは、敵の他のポケモンとともにヒカリタケシ達を大苦戦させた。

AG187話やDP139話のように、一般トレーナーのポケモンとしてわずかな登場をしていることもある。

ベストウイッシュ』82話では、映画の中でバンギラスを模したメカである「メカバンギラス」が登場。鳴き声はキングギドラ(平成版)のものが使用されており、本物を模したメカで当初は本物に成りすまし正体を現すシーンは『ゴジラ対メカゴジラ』の偽ゴジラ→メカゴジラのオマージュである。

映画でのバンギラス[編集]

2001年公開の『セレビィ 時を超えた遭遇』に登場。元々は地元のハンターのポケモンであったが、ロケット団最高幹部・ビシャスのダークボールにより本来はありえない二重捕獲をされ、ビシャスのポケモンとしてサトシ達に襲いかかる。このバンギラスは元々は標準サイズだが、ダークボールでゲットされると数倍に巨大化。「はかいこうせん」などで圧倒的な破壊力を見せ付けるも、スイクンの「バブルこうせん」を被弾、さらにタケシイワークの尻尾攻撃で湖に吹っ飛ばされる。ラストシーンでは湖を泳いで潜り、姿を消した。

ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』の冒頭では、バトルタワーにて、『裂空の訪問者 デオキシス』に登場したヒトミのポケモンとして、ゲーム『ルビー・サファイア』の男の子主人公のラグラージとバトルしている。

ポケモンカードでのバンギラス[編集]

ポケモンカードゲームでは、バンギラスは悪タイプ若しくは闘タイプの、サナギラスから進化する二進化ポケモンとして扱われている。弱点は闘タイプ若しくは草タイプで、抵抗力は超タイプ若しくは雷タイプ。

初登場はポケモンカードneo拡張パック第二弾「遺跡を越えて...」で、悪タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。

ポケモンカードneo拡張パック第四弾「闇、そして光へ...」では、闘タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードだった。「わるいサナギラス」からしか進化できない。

ポケモンカード★VS第一弾「リーダーズポケモン 水炎ハーフデッキ」では、悪タイプ、たねポケモン、「カリンのバンギラス」として収録された。その際のレアリティは★で、コレクションナンバーは090、ホログラム入りのレアカードだった。

ポケモンカードe第三弾拡張パック「海からの風」では、あくタイプとして収録された。ホログラム入りのレアカードヴァージョンとノーマルカードヴァージョンの二タイプが収録されており、レアリティはどちらも★、コレクションナンバーはそれぞれ071と070だった。エネルギーリムーブの代用となる相手のエネルギーカードをはがすことが可能なワザ、「はかいのいぶき」を覚えていた。

ADVではポケモンカードトレーナーズVol.20の付録として、バンギラスexが登場。発売日の関係から初のポケモンexとなった。

現在公式大会で使用可能なのは6枚(内1枚は同一絵柄のホログラム入りのため実質5枚)。PCG拡張第4弾『金の空、銀の海』で収録されているのは4つのワザを持っている。

漫画でのバンギラス[編集]

ポケットモンスターSPECIAL』では、金・銀・クリスタル編でシルバーの手持ちとして一度だけ登場。このバンギラスはドラゴン使いのワタルから借りたポケモンであり、ワタルが「役立てば」と思ってシルバーに貸したが、レベルが非常に高いためシルバーには使いこなせない。シルバーがワタルと再会した時に返している。『金・銀・クリスタル』のバンギラスは特性を持たないが、ゴールドとのバトルでモンスターボールから出た瞬間、砂嵐を吹き荒らし、あたかも特性「すなおこし」が発動したかのような演出がなされた。ゴールドのトゲたろうの「すてみタックル」で倒されるが、トゲたろうも倒れる。なお、ワタルがバンギラスを持っているのは、『ポケモンスタジアム金銀』でのワタルがバンギラスを使うからであると、公式サイトのQ&Aで解説されている。

ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ』では、大昔からタンバジムの裏に封印されていた「最強にして最悪の破壊王」として登場し、作品中のラストボスである。大きさは場面によってまちまちで、標準サイズらしい場面もあれば、本来の設定より大きく見える場面もある。全身が黒く、「黒いバンギラス」と呼ばれ、山を砕き川の流れを変えるほどの力を持ち、復活によって歴史に悪影響を及ぼし、未来からやってきたゴールドのピカチュウが消滅しそうになる。手段を選ばず強いポケモンを欲しがるブラックにより封印を解かれるが、ブラックにとってもこの凶暴さは計算外であり、バンギラスはジョウトの全てを破壊しようとする。最終的にはブラックを含む100人以上のトレーナーやルギアの手助けもあり、ゴールドが持っていたレベルボールで再び封印された。

その他におけるバンギラス[編集]

ポケモンカードゲーム公式ホームページ上で行われたポケモンカード第17回スペシャルランキングで、「雷震!バンギラスex」に収録されたバンギラスexδ種が一位を獲得した。

関連項目[編集]