パスラボ山形ワイヴァンズ

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パスラボ山形ワイヴァンズ
Passlab Yamagata Wyverns
呼称/略称 山形ワイヴァンズ/山形
所属リーグ 日本の旗 B.LEAGUE
カンファレンス B2 東地区
創設年 2013年
本拠地 山形県天童市
アリーナ 山形県総合運動公園総合体育館[1]
チームカラー   ウェイクンバイオレット[2]
運営法人 株式会社パスラボ[3]
代表者 吉村和文[3]
ヘッドコーチ ミオドラグ・ライコビッチ
公式サイト www.wyverns.jp
ユニフォーム
Kit body Yamagata Wyverns 20- 21 HOME.png
ホームのジャージ
Kit shorts Yamagata Wyverns 20- 21 HOME.png
チームカラー
ホーム
Kit body Yamagata Wyverns 20- 21 AWAY.png
アウェイのジャージ
Kit shorts Yamagata Wyverns 20- 21 AWAY.png
チームカラー
アウェイ
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株式会社パスラボ
Passlae Co.,Ltd
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
990-0025
山形県山形市あこや町1丁目2-4
ダイバーシティメディア2F[3]
設立 2013年(平成25年)8月9日[3]
業種 サービス業
事業内容 プロバスケットボールチームの経営[3]
代表者 吉村和文[3]
資本金 2,500万円
主要株主 株式会社東北福祉サービス[3]
株式会社三陽製作所[3]
岩手ケーブルテレビジョン株式会社[3]
株式会社株式会社ダイバーシティメディア[3]
株式会社三陽製作所[3]
渋谷建設株式会社 ほか[3]
外部リンク http://www.wyverns.jp/
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パスラボ山形ワイヴァンズ(パスラボやまがたワイヴァンズ、: Passlab Yamagata Wyverns)は、山形県天童市をホームタウンとしてB.LEAGUEに所属しているプロバスケットボールチームである。

概要[編集]

山形県初のプロバスケットボールクラブであり[1]、チーム名の「パスラボ」は運営会社である株式会社パスラボを指し、「人から人へのパスを開発する研究所」の意味が込められている[4][1]。また愛称の「ワイヴァンズ」は伝説上のドラゴンワイバーン」に由来し、公募により決まった[5]。ドラゴンのような荒々しい力強さを前面に出した攻撃的なプレー、クールに状況判断をしながら、冷静に試合をコントロールしていく思いを込めている[2][1]

ロゴは、コウモリの翼、ワシの脚、蛇の尾をモチーフとしており、メインカラーのウェイクンバイオレットをコウモリの翼に落とし込んでいる[2]。なお、ロゴの製作は、東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科デザインチーム「ASSIST」によるものである[2]

地元メディアは、チーム発足からNBDLでの2シーズンは『パスラボ山形』または『パスラボ』と呼称して、『ワイヴァンズ』という愛称で呼ばれる事はほとんどなかったが、B.LEAGUE開幕を控えた2016年8月頃からNHKなど一部メディアで徐々に『パスラボ』を省略して『山形ワイヴァンズ』と呼称するようになり、2017年現在、地元メディアで『パスラボ』の呼称はほとんど使われなくなっている。

ホームアリーナ[編集]

山辺町民総合体育館

チームは山形県全体を活動地域に設定しており、運営する株式会社パスラボは本社を山形市に置いている。当初は山形市の山形市総合スポーツセンター体育館をホームアリーナとしたが、Bリーグ1部に昇格するためには5000人以上収容できる会場でホームゲームの8割を開催することが条件になるため、2016年、これを満たす天童市山形県総合運動公園体育館に移転した[6]

またチーム設立と共に山辺町と協定を結び、山辺町民総合体育館を主な練習場所としている[7]

ホームゲーム開催会場[編集]

これまでにB.LEAGUEのホームゲームが開催された会場

ユニフォームスポンサー(2020-21シーズン)[編集]

南陽市民体育館で得点するチュクゥディエベレ・マドゥアバム
  • サプライヤー:PENALTY[9]
  • 前面:吉本興業(左肩)、ベガスベガス(中央)
  • 背面:ダイバーシティメディア(背番号上部)、山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部(選手名下部)
  • パンツ:シヤチハタ(右前上)、東ソー・クォーツ(右前下)、山形銀行(左前上)、フィリップス・ジャパン(左前下)、藤庄印刷(右後ろ上)、ムービーオン(右後ろ下)、デクシス(左後ろ)

歴代ユニフォーム[編集]

マスコット[編集]

「ワイバーン」の子供の頃の姿をイメージしており、 好きな食べ物は山形牛で、背番号は850[2]

歴史[編集]

創設[編集]

TGI D-RISE」も参照

トップチームは、栃木ブレックスの下部組織チームだったTGI D-RISEを前身としている(試合中に流れるBGMや効果音、マッチデープログラムの裏面デザインなど、現在でも栃木の面影を多く残している)。なお、NBDL参入当初は、参加権のみならずチーム自体も栃木ブレックスから譲渡されている[10]。2013年8月8日、NBDLの総会で参入を承認[3]。8月9日、山形県内の企業に加え、栃木ブレックス・TGI D-RISEの運営会社リンクスポーツエンターテインメントの出資を受けて「株式会社パスラボ」を設立[4][3]。10月23日、チーム名を「パスラボ山形ワイヴァンズ」とすることを決定した[5][3]

2014年5月29日、東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科の学生が制作したロゴマークを発表[3]。同月、初代ヘッドコーチに前年度までTGI D-RISEを率いた金澤篤志が就任。創設2シーズン目の2015-16シーズンにプレイオフに進出し、4位となった[3]

2015年、NBL、NBDL、bjリーグを統合しB1からB3までの3部構造を持つBリーグが設立されることとなり、同年の夏には1部から3部への振り分けが行われた。ワイヴァンズは、1部参入の条件である5000人収容可能なアリーナを確保していたが、チーム創設から2シーズンしか経っていない点を考慮され、7月30日、2部に振り分けられることが発表された[11]。8月29日、改めてB2東地区参入の決定が発表された[3]

B.LEAGUE[編集]

2016-17(B2東地区)[編集]

金澤HCが退任し、2代目ヘッドコーチに棟方公寿が就任。開幕戦はホームに群馬を迎えて開催され、2戦目でB2リーグ初勝利をあげた。初年度の最終順位は東地区6チーム中4位だった。

2017-18(B2東地区)[編集]

棟方HCが退任し、後任にジョセフ・クックを招聘した。クックはJBAのコーチライセンスを保有していないため、クラブ内でHCより上位のエグゼクティブコーチに就任して指揮を執った。HCは小関ライアン雄大が就任。シーズン中の2018年3月26日付で成績不振のためクックを解任し、以降の指揮は小関HCが執った。最終順位は東地区3位だった。

2018-19(B2東地区)[編集]

小野寺龍太郎が新HCに就任した。最終順位は東地区6チーム中5位だった。

2019-20(B2東地区)[編集]

河合竜児が新HCに就任したが、シーズン序盤から成績不振だったため12月に解任され、後任のHCには東島奨ACが昇格した。シーズン勝利数はBリーグ参入後最低の8勝に終わり、最終順位も初めて東地区6チーム中最下位となった。

2020-21(B2東地区)[編集]

ミオドラグ・ライコビッチが新HCに就任した。

成績[編集]

B.LEAGUE[編集]

パスラボ山形ワイヴァンズ シーズン成績
レギュラーシーズン プレーオフ 天皇杯
# シーズン リーグ 地区 順位 勝率 ゲーム差 ホーム アウェイ 自地区 他地区 得点 失点 点差 総合 結果 備考 HC ref. 結果

1 2016-17 B2 5 26 34 (.433) 25(-) 12-18(.400) 14-16(.467) 15-21(.417) 11-13(.458) 4161 4348 -187 12 棟方公寿
2 2017-18 B2 3 25 35 (.417) 29(-) 13-17(.433) 12-18(.400) 13-17(.433) 12-18(.400) 4474 4528 -54 12 ジョセフ・クック小関ライアン雄大
3 2018-19 B2 5 22 38 (.367) 26(-) 12-18(.400) 10-20(.333) 11-19(.367) 11-19(.367) 4568 4837 -269 12 小野寺龍太郎
4 2019-20 B2 6 8 39 (.170) 27(8) 6-20(.231) 2-19(.095) 5-15(.250) 3-24(.111) 3530 4034 -504 18 河合竜児→東島奨
5 2020-21 B2  5  31 29 (.517) 22.5(-) 16-14(.533) 15-15(.500) 17-25(.405) 14-4(.778) 4628 4618 10 8  QF 敗退 ミオドラグ・ライコビッチ

ゲーム差:1位との差(PO圏との差)  地区1   # :ワイルドカード  QF :準々決勝  3決 :3位決定戦  SF :準決勝   FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし   チャンピオン   B2優勝   昇格   降格   残留  
2021年05月9日更新


東北カップ東北アーリーカップ[編集]

B.LEAGUE初年度である2016-17シーズンの第5回大会から東北カップに参戦。翌年にリーグ主催のカップ戦「B.LEAGUE EARLY CUP」となった際は東北の主幹クラブとして開催地に選ばれた。(別項参照)

  • 2016-17シーズン:4位
  • 2017-18シーズン:準優勝
  • 2018-19シーズン:5位

天皇杯全日本選手権[編集]

  • 第90回:不出場(参加基準「NBDL3位以内」に入れず)
  • 第91回:3回戦敗退
  • 第92回:不出場(B2参加資格なし)
  • 第93回:3次ラウンド敗退
  • 第94回:不出場(B2参加資格なし)

過去のリーグ戦[編集]

NBDL[編集]

レギュラーシーズンにおけるゲーム差は()外が1位とのゲーム差、()内はプレーオフ出場権内までのゲーム差である。

年度 レギュラーシーズン 最終結果 HC 備考
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2014-15 10 22 .313 20.0(6.0) 65.5 72.0 -7.5 7位 7位 日本の旗 金澤篤志 レギュラーシーズン敗退
2015-16 23 13 .639 9.0 77.0 71.3 +5.7 4位 4位 日本の旗 金澤篤志 プレーオフセミファイナル出場

選手とスタッフ[編集]

現行ロースター[編集]

パスラボ山形ワイヴァンズ (B2 東地区 2020-21)ロースター
選 手 スタッフ
Pos # 名前 年齢 身長  体重 出身
G 1 中島良史 (C) 30 (1990/9/25 ) 1.77 m (5 ft 10 in) 78 kg (172 lb) 日本の旗 天理大学 
G 4 和田保彦 30 (1990/7/23 ) 1.82 m (6 ft 0 in) 85 kg (187 lb) 日本の旗 大東文化大学 
SF 5 柳川龍之介 29 (1991/6/11 ) 1.88 m (6 ft 2 in) 86 kg (190 lb) 日本の旗 白鷗大学 
PG 6 新号健 26 (1995/4/11 ) 1.75 m (5 ft 9 in) 73 kg (161 lb) 日本の旗 日本大学 
F/C 10 鶴田美勇士 24 (1996/6/22 ) 1.98 m (6 ft 6 in) 104 kg (229 lb) 日本の旗 東海大学 
PG 11 秋山熙 25 (1995/8/31 ) 1.74 m (5 ft 9 in) 77 kg (170 lb) 日本の旗 専修大学 
G/F 17 飯田遼 26 (1995/4/11 ) 1.85 m (6 ft 1 in) 86 kg (190 lb) 日本の旗 拓殖大学 
F 22 ランス・グルボーン 32 (1989/4/6 ) 2.03 m (6 ft 8 in) 102 kg (225 lb) アメリカ合衆国の旗 ヴァンダービルト大学 
F 26 上杉翔 31 (1990/2/9 ) 1.92 m (6 ft 4 in) 90 kg (198 lb) 日本の旗 拓殖大学 
C 33 キース・クラントン 30 (1990/8/18 ) 2.05 m (6 ft 9 in) 111 kg (245 lb) アメリカ合衆国の旗 セントラルフロリダ大学 
PG 37 河野誠司 キャプテン 31 (1989/8/14 ) 1.72 m (5 ft 8 in) 72 kg (159 lb) 日本の旗 関東学院大学 
ヘッドコーチ
ミオドラグ・ライコビッチ

アシスタントコーチ
小関ライアン雄大
チームトレーナー
村木蘭
メディカルディレクター
菊地忍
チーフトレーナー
中嶋康博
メディカルトレーナー
矢萩裕
通訳
高橋翔
チームマネージャー
櫻井駿

記号説明
  キャプテン チームキャプテン Cruz Roja.svg 故障者
  (C) オフコートキャプテン (+) シーズン途中契約
  (帰) 帰化選手 (S) 出場停止
  (ア) アジア特別枠選手 (申) 帰化申請中選手(B3
  (特) 特別指定選手 (留) 留学実績選手(B3)
外部リンク

更新日:2021年05月9日


歴代ヘッドコーチ[編集]

  1. 金澤篤志(2014-2016)
  2. 棟方公寿(2016-2017) ※2017年4月に病気療養の為離任
  3. 小関ライアン雄大(2017-18) ※2018年3月までジョセフ・クックが「エグゼクティブコーチ」として実質指揮
  4. 小野寺龍太郎(2018-2019)
  5. 河合竜児(2019)
  6. 東島奨(2019-2020)
  7. ミオドラグ・ライコビッチ(2020-)

過去の所属選手[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 山形ワイヴァンズ, B.LEAGUE公式サイト, https://www.bleague.jp/club_detail/?TeamID=710 2021年2月8日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f チーム紹介, 公式サイト, https://www.wyverns.jp/team/ 2021年2月8日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 会社概要, 公式サイト, https://www.wyverns.jp/corporate/ 2021年2月8日閲覧。 
  4. ^ a b 時森ししんオフィシャルブログ「プロバスケットチーム『パスラボ』設立☆」より(2013-11-16閲覧)
  5. ^ a b “「パスラボ山形ワイヴァンズ」 プロバスケチーム名決定”. 朝日新聞デジタル. (2013年10月23日). http://www.asahi.com/articles/TKY201310230505.html 
  6. ^ “ワイヴァンズ、ライセンス取得へ申請 Bリーグ1部昇格めざし”. 山形新聞. (2016年12月22日). http://yamagata-np.jp/news/201612/22/kj_2016122200513.php 2017年1月26日閲覧。 
  7. ^ 時森ししん(吉村和文) (2014年6月22日). “『連携』の意味…パスラボ山形ワイヴァンズと山辺町”. 2017年1月26日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 会場案内, 公式サイト, https://www.wyverns.jp/stadium/ 2021年2月8日閲覧。 
  9. ^ “2020-21シーズン ユニフォームサプライヤー及びユニフォームデザイン決定のお知らせ” (プレスリリース), 公式サイト, (2020年9月15日), https://www.wyverns.jp/news/detail/id=14957 2020年9月20日閲覧。 
  10. ^ “TGI・Dライズ フランチャイズ移転のご報告” (プレスリリース), 株式会社リンクスポーツエンターテインメント, (2013年8月9日), http://www.linktochigibrex.com/news/2013/08/1469.html 
  11. ^ 新リーグの階層分けをJPBLが発表 1部にトヨタ、秋田ら12クラブが決定”. スポーツナビ (2016年7月30日). 2017年1月26日閲覧。