パナソニック・パンサーズ

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パナソニックパンサーズ
原語表記 パナソニックパンサーズ
ホームタウン 大阪府枚方市福井県福井市沖縄県沖縄市
クラブカラー
創設年 1952年
所属リーグ V.LEAGUE Division1
チーム所在地 大阪府枚方市
体育館所在地 大阪府枚方市
代表者 西村章
監督 川村慎二
ホームページ 公式サイト
ユニフォーム
チームカラー チームカラー チームカラー
チームカラー
チームカラー チームカラー チームカラー
チームカラー
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パナソニックパンサーズは、大阪府枚方市を本拠地とするパナソニック男子バレーボールチーム。旧チーム名は「松下電器・パナソニックパンサーズ」(まつしたでんき・パナソニックパンサーズ)。2019年10月現在、V.LEAGUE Division1(V1リーグ)に所属している。

概要[編集]

1951年に松下電器産業(現・パナソニック)社内で発足[1]。日本リーグ[注釈 1]に第1回大会から参加。

チーム名は、Panther(豹)にPanasonicの最初の3文字をかけていて、また、獲物を狙う豹のような精悍で敏捷なプレーとボールがコートを駆け抜ける様を表現している[1]。チームロゴも豹であり、社内有志によってデザインが描かれた[1]。チームマスコットは黒豹の「パナ吉」であり、背番号は88、出身地はチーム本拠地である枚方市に設定されている[2]

練習場は大阪府枚方市パナソニックアリーナ(旧 松下電器体育館)であり、見学が一部可能である[3]。そこでV.LEAGUEのホームゲームも開催される。ホームゲームはほかに、サブホームタウンである福井市沖縄市でも開催される。

歴史[編集]

1951年にチーム設立。松下電器産業(現・パナソニック)社内のバレーボール好きが集まって大阪府の大会に出場するようになったのをきっかけである[4]1953年の全日本実業団選手権で全国デビュー[4]1956年の全日本総合選手権で初タイトル獲得[1]1964年には都市対抗(黒鷲旗)、全日本総合、国体、全日本実業団選手権の4冠独占を達成した[1]

1967年より日本リーグ[注釈 1]に第1回大会から参加し、常に優勝争いに参加しながら4大会連続の準優勝。1971年の第5回大会で念願の初優勝を飾る。当時は平岡哲男監督の下、木村憲治野口泰弘横田忠義らの各選手が活躍[4]

その後チームは低迷の一途をたどり二部リーグの実業団リーグに3度降格するなど苦しい時期が続いていた。(1983年の日本リーグ第17回大会では3位に入った)

1992年に日本リーグへ1年で復帰した際にチーム名を「松下電器・パナソニックパンサーズ」と命名した[1]

2002/03Vリーグ[注釈 1]で元新日鉄(現・堺)ブレイザーズ)真鍋政義の入団や全日本山本隆弘、ブロック賞の北川祐介の活躍で優勝争いに加わり、同シーズンと2003/04シーズンには連続3位。2004/05シーズンは4位と振るわなかったが着実なレベルアップが進んでいることを印象付けた[4]

2006年、チーム名から「松下電器」を外し、「パナソニック・パンサーズ」とする[1]

2007年南部正司が監督に就任。そして、2007/08V・プレミアリーグ[注釈 1]で1971年以来36年ぶりに優勝を果たした。2008年の黒鷲旗大会でも10年ぶりとなる優勝を果たし、2冠を達成した。

2008年北京オリンピック代表に選出された新人コンビである清水邦広福澤達哉が内定選手として入団。2008/09シーズンは、V・プレミアリーグは福澤が新人賞を獲得したものの4位と振るわなかったが、黒鷲旗は新人コンビの活躍で連覇を達成した。それに続き、2009/10シーズンでは、天皇杯全日本選手権大会、V・プレミアリーグ、黒鷲旗で優勝し、日本バレーボール史上初となる3冠を達成した。同時に黒鷲旗3連覇も達成。2011/12シーズンも、天皇杯で優勝し、V・プレミアリーグも優勝決定戦でフルセットの熱戦の末に東レ・アローズを破り優勝。黒鷲旗でも優勝して2度目の3冠を達成した。

2012/13シーズンは、全日本に大きく貢献しつつ、パナソニックも牽引してきた山本隆弘宇佐美大輔の最後のシーズンとなった(山本は黒鷲旗まで、宇佐美はV・プレミアリーグまで)[5][6]。しかし、天皇杯は制覇したものの、V・プレミアリーグはファイナルで堺ブレイザーズに敗れ準優勝となり、宇佐美と山本の現役最後のV・プレミアリーグを優勝で飾れなかった(宇佐美にとって現役最後の大会でもある)。黒鷲旗でも決勝でサントリーサンバーズにフルセットの末敗れ準優勝となり、山本の現役最後の大会も優勝で飾れなかった。

2013年11月、ブラジルで開催された世界クラブ選手権2013にワイルドカード(主催者推薦)で出場[7]

2013/14シーズンにV・プレミアリーグで2シーズンぶりの優勝を果たすが、以降やや低迷し優勝から遠ざかる。

2015/16シーズンより、清水邦広の出身地でもある福井市でもホームゲームが開催されるようになった[8]

2017/18シーズン、ポーランド代表ミハウ・クビアクが入団すると、レギュラーラウンドから首位を独走する躍進を果たし、3シーズンぶりの優勝を果たす。

2018-19シーズン、V・プレミアリーグに替わり新生V.LEAGUEが誕生。そのシーズンから、以前から交流がある沖縄市でもホームゲームが開催されることとなった[9]。また、当シーズンより福井市と沖縄市が正式にサブホームタウンとなった[10]。そして、1年目となるV.LEAGUE Division1(V1)で優勝を果たし、昨シーズンのV・プレミアリーグに続き連覇となった。2019-20シーズンは、V・レギュラーラウンドで24勝3敗の好成績で1位となり、ファイナル進出を確定させて3連覇にリーチをかけた[11]。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ファイナルを無観客で戦うこととなった[12][13]。そのファイナルで、V・レギュラーラウンド終盤まで1位を争っていたジェイテクトSTINGSにフルセットの末敗れ、3連覇を逃した(準優勝)[14]

成績[編集]

主な成績[編集]

日本リーグ/Vリーグ/VプレミアV.LEAGUE Division1
  • 優勝 7回(1971年度、2007年度、2009年度、2011年度、2013年度、2017年度、2018年度)
黒鷲旗全日本選抜大会
  • 優勝 13回(1964年、1966年、1968年-1969年、1973年、1981年、1998年、2008年-2010年、2012年、2014年、2018年)
天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会
  • 優勝 4回(2009年度、2011年度、2012年度、2017年度)
全日本総合(6人制)
  • 優勝 1回(1964年)
全日本総合(9人制)
  • 優勝 1回(1956年)
全日本実業団(9人制)
  • 優勝 1回(1957年)
国民体育大会一般男子(6人制)
  • 優勝 6回(1964年、1966年、1968-1971年)
国民体育大会成年男子(6人制)
  • 優勝 1回(1985年)
国民体育大会成年男子1部(6人制)
  • 優勝 1回(1997年)

年度別成績[編集]

日本リーグ / 実業団リーグ[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
試合 勝率
日本リーグ 第1回 (1967) 準優勝 6チーム 10 8 2 0.800
第2回 (1968/69) 準優勝 6チーム 10 7 3 0.700
第3回 (1969/70) 準優勝 6チーム 10 8 2 0.800
第4回 (1970/71) 準優勝 6チーム 10 9 1 0.900
第5回 (1971/72) 優勝 6チーム 10 9 1 0.900
第6回 (1972/73) 準優勝 6チーム 10 8 2 0.800
第7回 (1973/74) 4位 6チーム 10 3 7 0.300
第8回 (1974/75) 6位 6チーム 10 0 10 0.000
実業団リーグ 第7回 (1975/76) 4位 6チーム 10 5 5 0.500
第8回 (1976/77) 優勝 6チーム 10 10 0 1.000
日本リーグ 第11回 (1977/78) 4位 6チーム 10 3 7 0.300
第12回 (1978/79) 5位 6チーム 10 3 7 0.300
第13回 (1979/80) 6位 6チーム 10 2 8 0.200
第14回 (1980/81) 4位 8チーム 14 7 7 0.500
第15回 (1981/82) 6位 8チーム 21 8 13 0.381
第16回 (1982/83) 6位 8チーム 21 9 12 0.429
第17回 (1983/84) 3位 8チーム 21 13 8 0.619
第18回 (1984/85) 5位 8チーム 21 8 13 0.381
第19回 (1985/86) 6位 8チーム 21 6 15 0.281
第20回 (1986/87) 8位 8チーム 21 4 17 0.190
実業団リーグ 第19回 (1987/88) 準優勝 8チーム 14 10 4 0.714
第20回 (1988/89) 優勝 8チーム 14 12 2 0.857
日本リーグ 第23回 (1989/90) 7位 8チーム 14 3 11 0.214
第24回 (1990/91) 8位 8チーム 14 1 13 0.071
実業団リーグ 第23回 (1991/92) 準優勝 8チーム 14 12 2 0.857
日本リーグ 第26回 (1992/93) 6位 8チーム 14 7 7 0.500
第27回 (1993/94) 6位 8チーム 14 6 8 0.429

Vリーグ / 実業団リーグ・V1リーグ[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
順位 試合 試合
Vリーグ 第1回 1994/95 7位 8チーム 7位 21 10 11 -
第2回 1995/96 6位 8チーム 6位 21 10 11 -
第3回 1996/97 5位 8チーム 5位 21 10 11 -
第4回 1997/98 3位 8チーム 2位 21 14 7 1 0 1
第5回 1998/99 4位 10チーム 1位 18 17 1 2 0 2
第6回 1999/00 6位 10チーム 6位 18 9 9 -
第7回 2000/01 6位 10チーム 6位 18 9 9 -
第8回 2001/02 6位 10チーム 6位 18 9 9 -
第9回 2002/03 3位 8チーム 3位 21 13 8 3 1 2
第10回 2003/04 3位 8チーム 3位 21 12 9 4 2 2
第11回 2004/05 4位 8チーム 3位 28 15 13 4 0 4
第12回 2005/06 5位 8チーム 5位 28 16 12 -

V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
順位 試合 試合
プレミア 2006/07 3位 8チーム 3位 28 17 11 4 2 2
2007/08 優勝 8チーム 2位 28 19 9 4 3 1
2008/09 3位 8チーム 4位 28 15 13 4 2 2
2009/10 優勝 8チーム 1位 28 22 6 4 4 0
2010/11 4位 8チーム 4位 24 14 10 中止
2011/12 優勝 8チーム 2位 21 17 4 4 3 1
2012/13 準優勝 8チーム 2位 28 20 8 4 2 2
2013/14 優勝 8チーム 1位 28 21 7 4 3 1
2014/15 6位 8チーム 4位 21 13 8 5 0 5
2015/16 準優勝 8チーム 4位 21 11 10 7 4 3
2016/17 5位 8チーム 3位 21 14 7 5 1 4
2017/18 優勝 8チーム 1位 21 18 3 7 5 2

V.LEAGUE[編集]

所属 年度 最終
順位
参加
チーム数
レギュラーラウンド ポストシーズン
順位 試合 試合
Division1 2018-19 優勝 10チーム 1位 27 23 4 7 5 2
2019-20 準優勝 10チーム 1位 27 24 3 1 0 1

選手・スタッフ[編集]

選手[編集]

2019年12月15日版[15][16]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
1 清水邦広 SHIMIZU 日本の旗 日本 OP
2 深津英臣 FUKATSU 日本の旗 日本 S 主将
3 山添信也 YAMAZOE 日本の旗 日本 MB
4 大竹壱青 OTAKE 日本の旗 日本 OP
5 渡辺奏吾 WATANABE 日本の旗 日本 OH
6 白澤健児 SHIRASAWA 日本の旗 日本 MB
7 久原翼 HISAHARA 日本の旗 日本 OH
8 仲本賢優 NAKAMOTO 日本の旗 日本 OH 内定選手(2019年12月15日登録有効)、日本体育大学在学中[17][18]
9 今村貴彦 IMAMURA 日本の旗 日本 OH
10 山内晶大 YAMAUCHI 日本の旗 日本 MB
11 鈴木祐貴 SUZUKI 日本の旗 日本 OH 内定選手(2019年12月15日登録有効)、東海大学在学中[17][18]
12 専田和也 SENDA 日本の旗 日本 OH
13 クビアク ミハウ KUBIAK ポーランドの旗 ポーランド OH
14 劉鴻敏 LIU  台湾 OH
15 福澤達哉 FUKUZAWA 日本の旗 日本 OH フランスの旗パリ・バレーに移籍
16 伊賀亮平 IGA 日本の旗 日本 L
17 永野健 NAGANO 日本の旗 日本 L
18 牧山祐介 MAKIYAMA 日本の旗 日本 S 内定選手(2019年12月15日登録有効)、中央大学在学中[17][18]
20 新貴裕 SHIN 日本の旗 日本 S
21 兒玉康成 KODAMA 日本の旗 日本 MB
22 小宮雄一郎 KOMIYA 日本の旗 日本 MB

スタッフ[編集]

2019年10月版[19][16]

役職 名前 国籍
顧問 坂本真治 日本の旗 日本
部長 西村章 日本の旗 日本
ゼネラルマネージャー 南部正司 日本の旗 日本
監督 川村慎二 日本の旗 日本
コーチ モッタ・パエス・マウリシオ ブラジルの旗 ブラジル
コーチ 古田博幸 日本の旗 日本
アナリスト 行武広貴 日本の旗 日本
アナリスト兼サポートスタッフ 岩沢恭冴 日本の旗 日本
マネージャー 山本拓矢 日本の旗 日本
パフォーマンスコーチ 和地肇 日本の旗 日本
メディカルトレーナー 近藤孝則 日本の旗 日本
通訳 工藤舞 日本の旗 日本
チームドクター 黒田良祐 日本の旗 日本
チームドクター 高島孝之 日本の旗 日本
チームドクター 荒木大輔 日本の旗 日本
チームドクター 山裏耕平 日本の旗 日本
チームドクター 中西雄太 日本の旗 日本
チームドクター 山本哲也 日本の旗 日本
事務局 西富一門 日本の旗 日本
事務局 上村健 日本の旗 日本
事務局 松岡透 日本の旗 日本

在籍していた主な選手[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d 現在のV.LEAGUE Division1(V1)に相当。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g パンサーズについて”. パナソニック・パンサーズ. 2013年10月29日閲覧。
  2. ^ 選手・スタッフ紹介”. パナソニック・パンサーズ. 2013年10月29日閲覧。
  3. ^ スケジュール”. パナソニック・パンサーズ. 2013年10月29日閲覧。
  4. ^ a b c d チーム沿革”. Vリーグ機構. 2013年10月29日閲覧。
  5. ^ 山本隆弘選手の引退に関するお知らせ”. パナソニック・パンサーズ (2012年10月1日). 2013年10月14日閲覧。
  6. ^ 宇佐美大輔選手の引退に関するお知らせ”. パナソニック・パンサーズ (2013年11月1日). 2013年10月14日閲覧。
  7. ^ パナソニック パンサーズが「世界クラブ選手権大会2013」に出場 お知らせ”. パナソニック・パンサーズ (2013年9月30日). 2013年10月14日閲覧。
  8. ^ 試合日程・結果 2015/16 シーズン”. パナソニック・パンサーズ. 2019年11月4日閲覧。
  9. ^ バレーボールVリーグ男子公式戦を沖縄で開催 1月19日、20日 沖縄市体育館”. 琉球新報 (2019年1月9日). 2019年11月4日閲覧。
  10. ^ パナソニックパンサーズ チームの概要”. V.LEAGUE. 2019年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月4日閲覧。
  11. ^ “2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・レギュラーラウンド最終結果・個人賞受賞選手決定のお知らせ” (プレスリリース), Vリーグ機構, (2020年2月16日), https://www.vleague.jp/topics/news_detail/21635 2020年2月29日閲覧。 
  12. ^ “V.LEAGUE ファイナルの観戦について” (プレスリリース), パナソニック・パンサーズ, (2020年2月27日), https://panasonic.co.jp/sports/volleyball/info/2019/200227094900001.html 2020年2月29日閲覧。 
  13. ^ “【2/28更新】2019-20V.LEAGUE 新型コロナウイルス等感染症に対する対応について” (プレスリリース), Vリーグ機構, (2020年2月28日), https://www.vleague.jp/topics/news_detail/21664 2020年2月29日閲覧。 
  14. ^ “2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ” (プレスリリース), Vリーグ機構, (2020年2月29日), https://www.vleague.jp/topics/news_detail/21667 2020年2月29日閲覧。 
  15. ^ 選手・スタッフ紹介(選手)”. パナソニック・パンサーズ. 2019年11月16日閲覧。
  16. ^ a b パナソニックパンサーズ”. Vリーグ. 2019年11月16日閲覧。
  17. ^ a b c 2019-20シーズン 内定選手について”. パナソニック・パンサーズ (2019年10月7日). 2019年11月28日閲覧。
  18. ^ a b c 追加登録選手・スタッフ(男子)リスト一覧 (PDF)”. Vリーグ機構. p. 1 (2019年12月11日). 2019年12月11日閲覧。
  19. ^ 選手・スタッフ紹介(スタッフ)”. パナソニック・パンサーズ. 2019年11月4日閲覧。