パラソルスター

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パラソルスター
Parasol Stars
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 PCエンジン
開発元 タイトー第二開発課
(TALK TEAM)
ビッツラボラトリー
発売元 タイトー
プロデューサー 西角友宏
ディレクター 鈴木治雄
デザイナー 内村語
シナリオ 内村語
プログラマー 鈴木治雄
かわのせら
音楽 山田靖子
TURBO MIRA
美術 LIGHT STONE
伊藤啓司
大原和浩
シリーズ バブルボブルシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 3メガビットHuCARD[1]
発売日 日本 199102151991年2月15日
アメリカ合衆国 1991051991年5月
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:日本 TP03017
アメリカ合衆国 TWG030701
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パラソルスター』(Parasol Stars)は、1991年タイトーからPCエンジン向けに発売された固定画面アクションゲームである。 バブルボブルシリーズの3番目の作品であり、『レインボーアイランド』(1987年)の続編である[2]。2008年にWiiバーチャルコンソールにて『PARASOL STARS』として配信されている。

ゲーム内容[編集]

システム[編集]

方向キー、2ボタンでバビーとボビーを操作し、敵を倒していく。全8ステージ+2(隠しステージを含む)。

左側のボタンがジャンプをし、右側のボタンがパラソルの開閉を使用する。固定画面に配置された敵を全て倒すとステージクリア。エクステンドは10万点、100万点(100万エブリ)で1人追加となる。

各ワールドの最後には巨大な中ボスが8体+1体登場し、ボスを倒せばワールドクリアとなり、次のワールドへと移動する。中ボスを全て倒していても、ある条件を満たさなければ最終ボスの道が開けないようになっており、条件を満たしてから最終ボスを倒すとエンディングとなる。

敵や敵の攻撃、永久パターン防止キャラクター(死神)に触れることでミスとなる。

クリアボーナス[編集]

最終ワールドをクリアするとクリアボーナスがもらえる。

クレジットボーナス
全ワールドクリア後の残りクレジット数1×100万点。
ストックボーナス
全ワールドクリア後のプレイヤー残数1×100万点。
残数は最高20機と残りクレジットは99枚まで増える。

アイテム[編集]

しずく系
ノーマルボール
パラソル上に乗せ、投げて敵を攻撃することが出来る。
ジャンボボール
5つ乗せると下のジャンボボールになる。パラソル上に乗っている状態で、IIボタンを離すと割れる。
ボトル
各ステージのボス戦に出てくる(ボトル共通)。これをとった後にパラソルを上に開くと、パラソル上に(各属性)ボールが現れる。
ウォーター
割ると、床に沿って水が流れていき、敵を一掃する。プレーヤーも流されるが、流れている間はダメージを受けない。画面外の敵に対しても有効である(他も同様)。
サンダー
右か左一直線に飛んでいく。敵をぶつけて倒すが、プレーヤーが触れるとしびれる。
ファイアー
炎がいくつか床の上に並ぶ。敵が触れると倒れる(空を飛んでいる敵にはあまり炎を触れない)。サンダー同様、プレーヤーが触れるとしびれる。
スター
スターが八方に飛んでいく。攻撃が全方向に行き渡るので、かなり利用価値が高い。

設定[編集]

ストーリー[編集]

ステージ構成[編集]

ステージ1「ミュージックスター」
楽器の音がたえることのない、音楽の星
ステージ2「ウッズスター」
緑の木々がこんもりと生い茂る、森林の星
ステージ3「オーシャンスター」
青い海がどこまでもひろがる、水の星
ステージ4「マシンスター」
メカやロボットが大勢いる、機械の星
ステージ5「ギャンブルスター」
夜もきらびやかな、ギャンブルの星
ステージ6「クラウズスター」
山々が天に向かってそびえたつ、雲の星
ステージ7「ジャイアントスター」
何もかもが大きい、巨人のすむ星
ステージ8「レインボースター」
バビーとボビーの故郷、虹色に輝く星
ステージ9「バブルスター」
バブルボブルの星。ボスはスーパードランク
ステージ10「アンダーワールド」
地獄のアンダーワールド

他機種版[編集]

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数
1Parasol Stars
The Story of Bubble Bobble III

アメリカ合衆国 1992年
ヨーロッパ 1992年
Amiga
Atari ST
NES
ゲームボーイ
Ocean SoftwareOcean Softwareフロッピーディスク
カセットテープ
ロムカセット
GB:DMG-P6-UKV-
2Parasol Stars
The Story of Bubble Bobble III

バーチャルコンソール
日本 200808192008年8月19日
Wiiタイトータイトーダウンロード--

スタッフ[編集]

PCエンジン版
  • エグゼクティブ・プロデューサー:上野崇男
  • プロデューサー:西角友宏
  • ディレクター:鈴木治雄
  • プログラマー:鈴木治雄、かわのせら
  • キャラクター・デザイナー:LIGHT STONE、伊藤啓司、大原和浩
  • サウンド:YASUKO(山田靖子)、TURBO MIRA
  • ワールド・クリエイター:KAWAUSO ISHII、FLGON KURODA、大郷康隆
  • スペシャル・サンクス:チーム・バブルボブル、チーム・レインボウプロジェクト、OMAKE KZM、MR2 TANAKA、いとうよういち、TAKA-P、K.GARDNER、菅野茂樹、チャーリー鈴木、後藤豪太、たかはしみさと、松本なおこ、柳沢あきら
  • ストーリー、ゲーム・デザイン:内村語

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー24/40点 (PCE)[3]
ファミ通26/40点 (PCE)[4]
GamePro5/5点 (PCE)[3]
Official Nintendo Magazine81% (GB)[5]
月刊PCエンジン82/100点 (PCE)[6]
マル勝PCエンジン30/40点 (PCE)
PC Engine FAN21.64/30点 (PCE)[1]
(総合194位)
Raze82% (PCE)[3]
TurboPlay6/10点 (PCE)[3]
CU Amiga95% (Amiga)[7]
Amiga Power88% (Amiga)[8]
Zero92% (Amiga)[9]
ACE850/1000点 (Amiga)[9]
Aktueller Software Markt10/12点 (Amiga)[9]
10/12点 (ST)[10]
10/12点 (GB)[5]
ST Format93% (ST)[10]
ST Action90% (ST)[10]
Total!92% (GB)[5]
PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計で26点(満40点)[4]、『マル勝PCエンジン』では9・7・7・7の合計30点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.64点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で194位(485本中、1993年時点)となっている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.32 3.40 3.56 3.52 3.48 3.37 21.64
月刊PCエンジン』では80・90・80・75・85の平均82点(満100点)[6]。レビュアーはバブルボブルとドンドコドンを足して割ったようなゲームでビジュアルは可愛いながら通好みなアクションで、隠しアイテム探しがプレイの多くの部分を占めているためプロかアマで天と地の差がつくが力押しでもクリア可能で下手でもそれなりに遊べる、攻撃パターンが工夫され楽しい、パラソルの上で回転する敵が可愛らしいなどキャラクターは多彩で動きはコミカル、新鮮さがありサクサク進められ、シリーズでおなじみの隠し要素やバランスのとれた2人プレイ含めてアイデアの勝利とした者がいた一方で面構成が思いのほか単調で簡単すぎて飽きが早かったとする者がいた[6]
CU Amigaは本作を賞賛、95%のスコアと「スーパースター」を与えた[7]Amiga Powerの熱心さはやや劣り、88%のスコアだった[8]エンターテイメント・ウィークリーは本作を1991年に発売されたゲームの第15位に選び、「これは説明するよりもプレイするの方がより楽しい。バビーまたはボビーは傘を使って蛇行しながら画面上をフリックしてそれらをケーキ、リンゴ、マッシュルームなどに変化せて、ポイントを獲得するために貪り尽くします」と述べた[11]

シリーズ作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、 24頁。
  2. ^ ただし、後に発表された『バブルメモリーズ』(1996年)にも本作と全く同じ「THE STORY OF BUBBLE BOBBLE III」のサブタイトルが付与された為、シリーズとの関連が曖昧となっている。
  3. ^ a b c d Parasol Stars: The Story of Bubble Bobble III for TurboGrafx-16 (1991) - MobyGames” (英語). Blue Flame Labs. 2018年7月14日閲覧。
  4. ^ a b パラソルスター まとめ [PCエンジン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年8月12日閲覧。
  5. ^ a b c Parasol Stars: The Story of Bubble Bobble III for Game Boy (1992) - MobyGames” (英語). Blue Flame Labs. 2018年7月14日閲覧。
  6. ^ a b c 月刊PCエンジン 1991年3月号 120ページ
  7. ^ a b “Parasol Stars Review”, CU Amiga (30): 42-45, (March 1992), http://amr.abime.net/review_3969 2014年6月26日閲覧。 
  8. ^ a b “Parasol Stars Review”, Amiga Power (12): 20-23, (April 1992), http://amr.abime.net/review_484 2014年6月26日閲覧。 
  9. ^ a b c Parasol Stars: The Story of Bubble Bobble III for Amiga (1992) - MobyGames” (英語). Blue Flame Labs. 2018年7月14日閲覧。
  10. ^ a b c Parasol Stars: The Story of Bubble Bobble III for Atari ST (1992) - MobyGames” (英語). Blue Flame Labs. 2018年7月14日閲覧。
  11. ^ Video Games Guide | EW.com