パローツ

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パローツ(Palóc)は、ハンガリーマジャル人)の民族集団とされる人々のひとつ。1600年ごろからハンガリーの公文書に見られ始めるが、現在まで具体的にどのような民族グループであるかという定義はなされていない。チェルハート山地やマートラ山地、ビュック山地の周囲の150ほどの村に住む人々がパローツであるといわれている。現在のノーグラード県やヘベシュ県、ボルショド県などの地域である。

パローツは、語源的には、黒海北岸からベッサラビア方面に遊牧していたテュルク系遊牧民クマン人の別称ポロヴェツ(Половцы; Polovtsy)に由来する。

パローツの名前が広く知られるようになったのは、19世紀にミクサート・カールマーンが「善きパローツ人たち」(A jó palócok)という小説を出版してからである。その小説にもあるように、パローツは他のハンガリー人たちとは気性や生活様式、民俗衣装方言などの点で現在に至るまで独自性を保っているといえよう。

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