ビンソン計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビンソン計画(ビンソンけいかく)は、アニメ機動戦士ガンダム』において設定上存在する、架空軍事計画一年戦争時の地球連邦宇宙艦隊再建計画である。名称は、実在したアメリカ合衆国下院議員カール・ヴィンソンが提案した海軍増強計画の名称「ヴィンソン案」にちなむ。

概要[編集]

ブリティッシュ作戦ルウム戦役で多大な被害を受けた虎の子の宇宙艦隊再建を唱える地球連邦軍上層部がV作戦と同時期に開始した。ビンソン計画を行うチームとV作戦のチームとの歩み寄りはあったようで、ビンソン計画で作られた艦艇の多数はモビルスーツ (MS) 搭載機能があったようだ。 またMS艦載のみではなく、艦艇の砲の武装も従来のミノフスキー粒子が散布されていない環境での電波誘導の長距離レーザービーム砲や長距離弾道ミサイルなどの大艦巨砲主義から ミノフスキー粒子散布下で電波誘導が使えない状態で敵のジオン軍の主力のザクをはじめとするMSや主力艦艇のチベムサイやなどMS母艦(空母)艦艇との接近戦を強く意識した砲に変更し、味方のGMボールなどMSやセイバーフィッシュなど航宙戦闘機などの艦載機を火力支援できる武装に変更したとの説もある。

ビンソン計画で主に作られた艦艇はサラミス後期型(又はサラミスK)とマゼラン後期型(又はマゼランK)という従来の宇宙戦艦と宇宙巡洋艦の改修型艦であった。ソロモン攻略戦星一号作戦(ア・バオア・クー攻略戦)で使用された艦艇の多数がこの計画に基づいて作られたものである。機動兵器相手に艦艇の持つ大火力は効果が薄いが、要塞攻略や対艦戦などには有効だったことから戦争後期では有効性があったと思われる。

MS登場前に開発が行われた艦艇に、地球連邦軍でも自軍MSを艦載機として配備し運搬整備する母艦としての機能を持たせる近代化改修としての改造が行われている。 ミノフスキー粒子散布下での接近戦を行っているが、ホワイトベース級のようにサラミス改級やマゼラン改級自らがミノフスキー粒子を散布する描写はない。

一年戦争後も地球連邦の大艦巨砲主義が継続していることと、MS空母機能に特化した艦艇や艦砲に特化した艦艇の役割分担でバーミンガムなどMS艦載能力がない戦艦も登場している。 3年後の0083当時はデラーズ紛争最中でジオン残党軍が多くいたことと、地球連邦政府が南極条約を結んでいた相手のジオン公国が降伏しジオン共和国になっていてジオン残党は既に国家ではなくテロ組織化しており、条約による戦術核兵器などの使用を抑えることができなかったこと(逆に地球連邦自身が南極条約違反に抵触しつつMS搭載核兵器のサイサリスガンダムを製造していて、皮肉にもデラーズフリートに奪取されてバーミンガムなど観艦式参加艦艇を撃沈されている)

ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、ティアンム提督が発案してくる。

出典[編集]