ビーグリー
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒107-0061 東京都港区北青山二丁目13番地5号 青山サンクレストビル4階 北緯35度40分12秒 東経139度42分58秒 / 北緯35.67000度 東経139.71611度 |
設立 |
2013年11月28日 (株式会社MNH) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 |
3010401109114 ![]() |
事業内容 | コンテンツプラットフォーム事業 |
代表者 | 吉田仁平(代表取締役) |
資本金 | 18億6,893万円(2019年12月31日現在) |
発行済株式総数 |
6,127,348株 (2018年12月現在) |
売上高 |
91億9038万円[1] (2018年12月期) |
営業利益 |
5億1722万円 (2018年12月期) |
経常利益 |
4億9587万円 (2018年12月期) |
純利益 |
2億6089万円 (2018年12月期) |
純資産 |
48億8295万円 (2018年12月期) |
総資産 |
71億460万円 (2018年12月期) |
従業員数 |
89名 (2019年12月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 12.87% 小学館 9.21% SBI証券 6.00% 吉田仁平 4.16% (2020年6月30日現在) |
主要子会社 | 株式会社ぶんか社グループ |
外部リンク | https://www.beaglee.com/ |
特記事項:旧社名:株式会社ビービーエムエフ(2004年10月25日創業 - 2010年7月)→menue株式会社(2010年8月 - 2014年8月) |
株式会社ビーグリー(Beaglee Inc.)はコミック配信サービスを中核に、コンテンツプラットフォーム事業を展開する日本企業。
概要[編集]
前身である株式会社ビービーエムエフは、中国を拠点にアジア地域での携帯コンテンツ市場開拓を目的として設立されたBBMF Group Inc(2014年12月会社清算結了)により、日本における携帯コンテンツ配信会社として平成16年10月25日に設立された[2]。設立当初は女神転生シリーズをはじめとするモバイルゲームの配信を行っていた。 平成18年4月にフィーチャーフォン向けコミック配信サービス『ケータイ★まんが王国』を開始して以降、コミックコンテンツを中心としたモバイルインターネットビジネスを展開している。現在の法人格はリサ・パートナーズが平成25年11月28日に設立した株式会社MNHである[2]。
社名は「進化論」のチャールズ・ダーウィンが世界航海に使用した船の名「Beagle」号に由来している[3]。
沿革[編集]
- 2004年10月 - BBMF Group Inc.[注 1]の日本法人として東京都渋谷区に「株式会社ビービーエムエフ」を設立[4][5]。
- 2005年3月 - 本社を東京都港区に移転
- 2005年8月 - ジェイディスク株式会社[注 2]を子会社化
- 2006年4月 - フィーチャーフォン向けコミック配信サービス『ケータイ★まんが王国』を開始
- 2008年7月 - iPhone3Gの日本発売と同時にコミックアプリを配信開始
- 2008年8月 - BBMF Group Inc.の全株式現物出資によって株式会社ニューを設立。BBMF Group Inc.は株式会社ニューの子会社となる[2]。
- 2008年8月 - 南京波波魔火信息技术有限公司を子会社化。
- 2008年9月 - 株式会社ニューを存続会社として吸収合併、商号を「株式会社ビービーエムエフ」に変更
- 2008年12月 - 本社を東京都千代田区に移転
- 2009年5月 - 株式会社ビービーエムエフを存続会社としてボーステック株式会社を吸収合併[6]。
- 2010年7月 - まんが王国累計1億冊ダウンロード突破
- 2010年8月 - 商号を「menue株式会社」に変更
- 2011年5月 - Androidアプリのリリースを開始
- 2011年11月 - スマートフォン向けコミック配信サービス『まんが王国』を開始
- 2012年10月 - Androidアプリ累計5,000万ダウンロード突破
- 2012年11月 - まんが王国累計2億冊ダウンロード突破
- 2013年8月 - 漫画に特化したクラウドファンディングサービス『FUNDIY』を開始
- 2013年11月28日 - リサ・パートナーズが株式の取得と吸収合併をする目的で株式会社MNHを設立[2]。
- 2013年12月 - Androidアプリ累計1億ダウンロード突破
- 2014年5月 - 株式会社MNHを存続会社として吸収合併、商号を「menue株式会社」に変更
- 2014年9月 - 商号を「株式会社ビーグリー」に変更、本社を東京都港区に移転
- 2014年12月 - まんが王国累計3億冊ダウンロード突破
- 2015年2月 - イラスト・マンガで読む分散型メディア『ETOPICA』を開始
- 2015年11月 - まんが王国累計4億冊ダウンロード突破
- 2016年4月 - Androidアプリ累計1.5億ダウンロード突破
- 2016年4月 -「まんが王国」10周年を迎える
- 2016年9月 - まんが王国累計5億冊ダウンロード突破
- 2017年3月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場[7]
- 2017年4月 - まんが王国累計6億冊ダウンロード突破
- 2017年5月 - 漫画家・イラストレーターファンのための通販サイト『FUNDIY STORE』オープン
- 2017年8月 - 株式会社WHITEと業務提携し、VR領域における新ジャンル開拓プロジェクト『e-DIVE』を発足[8]。
- 2018年3月 - 東京証券取引所第一部に市場変更
- 2018年11月 - 株式会社ノベルバを完全子会社化[9]。
- 2018年12月 - 無料マンガアプリ「コミックevery」を開始[10]。
- 2019年6月 - まんが王国にて月刊コミックバンチ(新潮社)とタイアップした新レーベル「ウツツ」を配信開始[11]。
- 2019年8月 - 完全子会社の株式会社ノベルバを吸収合併。
- 2020年10月 - 株式会社NSSK-CC(現 株式会社ぶんか社グループ)を完全子会社化[12]。
コンテンツプラットフォーム事業[編集]
電子書籍ビジネス[編集]
- まんが王国
- コミックevery
- ノベルバ - 小説投稿サービス
ゲームビジネス[編集]
その他ビジネス[編集]
- FUNDIY STORE
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “2018年12月期 有価証券報告書”. プロネクサス. 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b c d 新規上場申請のための有価証券報告書 (PDF, (株式会社ビーグリー))
- ^ “株式会社ビーグリー経営理念”. 2019年12月31日閲覧。
- ^ “BBMF Corporation 株式取得に関するお知らせ (PDF)”. アーティストハウスホールディングス (2005年9月27日). 2017年5月20日閲覧。
- ^ “当社グループについて”. 新華ホールディングス・リミテッド. 2017年5月20日閲覧。
- ^ ボーステック株式会社 コーポレートサイト 閉鎖のお知らせ - ウェイバックマシン(2009年6月4日アーカイブ分)
- ^ 東京証券取引所マザーズ市場への新規上場承認のお知らせビーグリー 2017年2月13日
- ^ “BeagleeとWHITEが業務提携 VR領域における新ジャンル開拓プロジェクト『e-DIVE』を発足”. 株式会社ビーグリー. 2017年11月4日閲覧。
- ^ “「まんが」が小説を飲み込んだ まんが王国ビーグリーとは”. M&A online. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “無料マンガアプリ『コミックevery』配信開始”. PR TIMES. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “『まんが王国』にて月刊コミックバンチ(新潮社)との新レーベル「ウツツ」電子連載スタート”. PR TIMES. 2019年6月28日閲覧。
- ^ “株式の取得(子会社化)および資金の借入に関するお知らせ”. 宝印刷. 2020年10月9日閲覧。
関連項目[編集]
- アトラス (ゲーム会社) - かつてBBMF Group Inc.の親会社BBMF Corporationとの資本提携により株式会社ビービーエムエフが、子会社として株式会社アトラスモバイルを設立し、アトラスのモバイルコンテンツを運営。
- 青泉社
- ぶんか社
外部リンク[編集]
- 株式会社ビーグリー
- まんが王国(電子書籍サービス)
- まんが王国ラボ(漫画情報メディア)
- FUNDIY STORE(漫画家・イラストレーターファンのための通販サイト)