ピクサー・アニメーション・スタジオ

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ピクサー・アニメーション・スタジオ
Pixar Animation Studios
Pixar logo.svg
Pixaranimationstudios.jpg
ピクサー本社の入口。
種類 公開会社でない株式会社
略称 ピクサー
ディズニー/ピクサー
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州エメリービル
設立 1986年2月3日
事業内容 CGIアニメーション制作
代表者 ジム・モリス
従業員数 1,200人
所有者 ウォルト・ディズニー・カンパニー
主要株主 ウォルト・ディズニー・スタジオ
関係する人物 エドウィン・キャットマル
ジョン・ラセター
スティーブ・ジョブズ
外部リンク pixar.com
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ピクサー・アニメーション・スタジオPixar Animation Studios)は、アメリカ合衆国の映像制作会社。

概要[編集]

CGIアニメーションを産業としており、それを用いて長編作品や短編作品、テレビスペシャル作品などを制作している。

1986年2月3日創立[1]。本社はカリフォルニア州エメリービルにある[2]。略称は「ピクサー[3]や「ディズニー/ピクサー[4]2006年5月5日よりウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社であり[5]ウォルト・ディズニー・モーション・ピクチャーズ・グループの一員。また、レンダリング用のソフトRenderManの開発者でもある[6]

歴史[編集]

沿革[編集]

1979年ルーカスフィルムが特殊効果を担当するインダストリアル・ライト&マジックに、ニューヨーク工科大学からエドウィン・キャットマルを雇用し創立したコンピュータ・アニメーション部門が、ピクサーの前身である。この部門は、『スタートレックII カーンの逆襲』や『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』などに携わった。『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』では、長編映画に始めて登場したCGキャラクターを手がけ、インダストリアル・ライト&マジックに第58回アカデミー賞視覚効果賞ノミネートをもたらした[7]1984年には短編作品『アンドレとウォーリーB.の冒険』を制作し、ディズニーが長年培ってきた「キャラクターに演技をさせる」という手法をCGで表現した画期的な作品として評価された[7]

その後1986年、当時アップルを退社したスティーブ・ジョブズがアップルの株を売り払った資金の一部を流用し1000万ドルで買収[注 1]、「ピクサー」と名付けて独立会社とした。買収の背景として、ルーカスフィルムがCG作成ツールの研究による現金流出を止めたかったことと、ルーカスフィルムの視点がCG作成ツールよりむしろ映画制作に移っていたことがあった。独立当時の経営陣は、キャットマル、アルヴィ・レイ・スミス英語版、ジョブズであった。当初のジョブズの目的は、政府や企業にピクサー・イメージ・コンピュータ英語版というCG制作用の専用コンピュータを売ることであったため、ピクサーはハードウェアとCG用のソフトを開発、販売する会社としてスタートした[7]。その顧客の1つにウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがあった。当時、マイケル・アイズナーCEOのもと新しい体制となったウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは、従来まで行っていた手間のかかるインクによるアニメーションの作画手法を、コンピュータとソフトを使った効率的な手法に切り替えており、CAPSというソフト開発の契約をピクサーと結んだ。この手法は『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』から全面的に用いられ、『美女と野獣』ではCGを駆使した画期的なダンスシーンも生まれた。その後、ピクサーはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとの関係を継続し、同社のCAPSの重要な技術参加企業になった。

ピクサー・イメージ・コンピュータの売り上げは芳しくなかった。自社製品の優れた性能を宣伝するため、デモンストレーション短編CGアニメーションを制作していたピクサーの社員ジョン・ラセターは、1986年SIGGRAPHで短編作品『ルクソーJr.』の公開およびレンダリングプロトコルRenderManの提案をした。ピクサー・イメージ・コンピュータとソフトウェアを分離してソフトウェア部分を改良し、PhotoRealistic RenderManとして販売を開始する。

エメリービルにあるピクサー本社の入り口ゲート。

コンピュータおよびソフトウェアの売り上げは少なく会社の業績が悪化したため、ラセターのアニメーション開発部門は外部企業のためのCGアニメーションのコマーシャル制作を始めた。ソフトウェアの開発にはお金がかかるうえハードウェアは思ったように売れず、単独では劇場公開されない短編作品では興行収入も得られず、毎年100万ドルにものぼる赤字であった。ピクサー・イメージ・コンピュータ部門は、1990年にビコム・システムに200万ドルで売却されアニメーション制作会社となり、社名も現在の「ピクサー・アニメーション・スタジオ」となった[7]。その後、ピクサーとディズニーはCG長編アニメーション映画の制作のため、2600万ドルの契約を行った。

1995年、ディズニーとの共同制作で世界初の長編フルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』を発表し、3億7000万ドル以上の興行収入を記録。1998年に公開された2作目の長編作品『バグズ・ライフ』も成功を収め、改めてピクサーの実力を証明した。2001年に公開された『モンスターズ・インク』は前3作品で主に脚本作りに関わったピート・ドクターが監督を務め、以後ラセター以外の才能が開花、それぞれの監督の個性が反映された作品が生まれていく。2003年に公開された『ファインディング・ニモ』は、アニメーション映画歴代最高の9億4000万ドル以上の興行収入を記録。CGアニメーションのトップランナーとして、ピクサーの名を不動のものにしていった。

2010年には、カナダバンクーバーに支社ピクサー・カナダ英語版を新しく開設した[8]。そこでは『飛行機メーター』や『ニセものバズがやって来た』などの短編作品を制作していたが、2013年に閉鎖した[9]

2011年にジョブズが死去。2018年の社員に対する不適切なハグなどのセクハラ行為が原因となったラセターの退社や、2019年のキャットマルの映画業界からの引退により、ピクサーには創立者が不在となった[10]。ドクターがラセターの後任としてCCOに就任[11]、キャットマルの後任としてジム・モリスが就任した[12]

ディズニーとピクサーの関係[編集]

ピクサーのすべての主要作品は、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズと共同制作している。開発やアニメーション制作、ポストプロダクションなどの制作面はピクサーによって行われ、配給や販売促進はディズニーによって行われ、またそのコストを負担している。ピクサー最初の長編作品『トイ・ストーリー』公開後の1997年、両社は今後10年間5作品の映画で制作費と興行収入を均等に2分配する契約を行った。また契約の際、映画およびキャラクターの著作権はディズニーが有し、分配後の10%〜15%の興行収入をディズニーに支払うことも契約内容に含まれた。両社にとってこの契約は非常に有益であり、ピクサーの契約後の主要5作品は合計で25億ドル以上の利益を上げている。これは1作品当たりの興行でもっとも高い平均総収入に相当する。またディズニー本体の映画制作が振るわなかったこともあり、ディズニーの総売上の半分近くをピクサー関連が占めるまでになった。ディズニーとの不調和は、1999年に公開された『トイ・ストーリー2』の制作時から始まった。この作品はもともとビデオ作品として作られていたが、制作中に劇場用作品に昇格された。そのため当初契約に含まれる5作品とは考えられておらず、ピクサーはこの作品を5作品の内の1つと数えるよう要求したが、ディズニーはこれを拒否した。

2004年の早い時期に、両社は新たな契約合意に向けて協議を始めた。ピクサーは制作した作品の著作権管理を目指していたが、協議は配給に関することのみであった。ディズニーとの配給交渉の局面で、ピクサーは『Mr.インクレディブル』や『カーズ』を含め、過去に制作した作品の著作権を引き渡すよう要求した。さらにピクサーは経済的自立を望んでおり、自社が制作した作品に対する融資と興行収入のうち、ディズニーに対する配給料15%を除くすべてをピクサーの収入とすることを要求した。ディズニー、特に当時のCEOであったマイケル・アイズナーはこれを受け入れなかった。これにピクサーも譲歩せず、他のスタジオとの提携も模索していた。

これで両者の関係は終局するかと思われたが、すでに稼ぎ頭となっていたピクサーを手放すことにディズニーの株主たちが反発、2004年にアイズナーが2006年の任期切れをもってディズニーのCEOを退任することを表明した。実際にはアイズナーの退任は2005年に前倒しされ、2006年1月24日に後任のボブ・アイガーとジョブズが、ディズニーが2006年夏までにピクサーを買収することで同意したと発表した。同年5月5日、買収金額74億ドルでピクサーはディズニーの完全子会社となり、経済的自立という自社の思惑とは裏腹にディズニーの傘下に入った[13][14]。結果ジョブズはディズニーの個人筆頭株主となり、同時に役員に就任した。また、ピクサーの社長であったキャットマルはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの社長を兼務。ラセターはCCOとして両社のアニメーション作品を統括することになった。さらに、ピクサー作品の著作権はディズニーが所有することになった。これにともない、ディズニーが独自に企画していた『トイ・ストーリー3』もピクサーにより制作された。一方、『カーズ』のスピンオフ作品である『プレーンズ』および『プレーンズ2/ファイヤー&レスキュー』はディズニートゥーン・スタジオによって制作された。

なお、ピクサーの前身はルーカスフィルムの1部門であるが、2012年以降ルーカスフィルムもディズニーの傘下にある。

作品[編集]

長編作品[編集]

ピクサーは脚本を12人で分業しており、シーン毎に担当者をディレクターのような人が割り当てて行っている。それに加えて脚本を練り込むのに時間をかける事で有名で、平均で1本2年〜3年かかる。また日本人も多く就労しており、2007年からは堤大介が美術監督として就任し、『トイ・ストーリー3』などを手がけている[15]

A113やルクソーボール、ピザ・プラネットのトラックなど、作品間でキャラクターやセットを共通化させることがある[注 2]。さらに、全作品にジョン・ラッツェンバーガーが声の出演をしている[16]

2011年公開予定であった『ニュート』が制作中止となったこともある[17]

# 邦題/原題 公開日 日本公開日 監督 製作費 興行収入 Rotten Tomatoes Metacritic CinemaScore英語版
1 トイ・ストーリー
Toy Story
1995年11月22日 1996年03月23日 ジョン・ラセター $30,000,000 $373,554,033 100% 95 A
2 バグズ・ライフ
A Bug's Life
1998年11月25日 1999年03月13日 ジョン・ラセター $120,000,000 $363,258,859 92% 77 A
3 トイ・ストーリー2
Toy Story 2
1999年11月24日 2000年03月11日 ジョン・ラセター $90,000,000 $497,366,869 100% 88 A+
4 モンスターズ・インク
Monsters, Inc.
2001年11月02日 2002年03月02日 ピート・ドクター $115,000,000 $577,425,734 96% 78 A+
5 ファインディング・ニモ
Finding Nemo
2003年05月30日 2003年12月06日 アンドリュー・スタントン $94,000,000 $940,335,536 99% 90 A+
6 Mr.インクレディブル
The Incredibles
2004年11月05日 2004年12月04日 ブラッド・バード $92,000,000 $633,019,734 97% 90 A+
7 カーズ
Cars
2006年06月09日 2006年07月01日 ジョン・ラセター $120,000,000 $462,216,280 74% 73 A
8 レミーのおいしいレストラン
Ratatouille
2007年06月29日 2007年07月28日 ブラッド・バード $150,000,000 $620,702,951 96% 96 A
9 ウォーリー
WALL-E
2008年06月27日 2008年12月05日 アンドリュー・スタントン $180,000,000 $533,281,433 96% 95 A
10 カールじいさんの空飛ぶ家
Up
2009年05月29日 2009年12月05日 ピート・ドクター $175,000,000 $735,099,082 98% 88 A+
11 トイ・ストーリー3
Toy Story 3
2010年06月18日 2010年07月10日 リー・アンクリッチ $200,000,000 $1,066,969,703 99% 92 A
12 カーズ2
Cars 2
2011年06月24日 2011年07月30日 ジョン・ラセター $200,000,000 $562,110,557 40% 57 A-
13 メリダとおそろしの森
Brave
2012年06月22日 2012年07月21日 マーク・アンドリュース
ブレンダ・チャップマン
$185,000,000 $540,437,063 79% 69 A
14 モンスターズ・ユニバーシティ
Monsters University
2013年06月21日 2013年07月06日 ダン・スキャンロン英語版 $200,000,000 $744,229,437 79% 65 A
15 インサイド・ヘッド
Inside Out
2015年06月19日 2015年07月18日 ピート・ドクター $175,000,000 $857,611,174 98% 94 A
16 アーロと少年
The Good Dinosaur
2015年11月25日 2016年03月12日 ピーター・ソーン $175,000,000 $332,207,671 76% 66 A
17 ファインディング・ドリー
Finding Dory
2016年06月17日 2016年07月16日 アンドリュー・スタントン $200,000,000 $1,028,570,889 94% 77 A
18 カーズ/クロスロード
Cars 3
2017年06月16日 2017年07月15日 ブライアン・フィー英語版 $175,000,000 $383,930,656 68% 59 A
19 リメンバー・ミー
Coco
2017年11月22日 2018年03月16日 リー・アンクリッチ $175,000,000 $807,082,196 97% 81 A+
20 インクレディブル・ファミリー
Incredibles 2
2018年06月15日 2018年08月01日 ブラッド・バード $200,000,000 $1,242,805,359 94% 80 A+
21 トイ・ストーリー4
Toy Story 4
2019年06月21日 2019年07月12日 ジョシュ・クーリー $200,000,000 $1,073,394,593 98% 84 A
22 2分の1の魔法
Onward
2020年03月06日 2020年08月21日 ダン・スキャンロン $200,000,000 87% 61 A-

公開予定の作品[編集]

邦題/原題 公開予定日 日本公開予定日 監督
23 ソウルフル・ワールド
Soul
2020年11月20日[18][19] 2020年12月11日[20] ピート・ドクター
24 タイトル未定 2021年06月18日[18]
25 タイトル未定 2022年03月11日[18]
26 タイトル未定 2022年06月17日[18]
27 タイトル未定 2023年06月16日[21]

短編作品[編集]

トイ・ストーリー』、『リメンバー・ミー』、『トイ・ストーリー4』、『2分の1の魔法』を除いたピクサーの長編作品すべてに、同社の短編作品が併映されている[注 3][22]

大抵の短編作品は併映された長編作品のソフトにボーナス・コンテンツとしてそれぞれ収録されるが、2007年11月6日に発売された『ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版英語版』に、『アンドレとウォーリーB.の冒険』~『リフテッド英語版』までの短編作品がまとめて収録されている[23]。さらに、2012年11月13日には『ユア・フレンド・ザ・ラット英語版[注 4]~『月と少年』までの短編作品が収録された『ピクサー・ショート・フィルム Vol.2』が[24]2018年11月13日には『レックスはお風呂の王様』~『Bao』までの短編作品が収録された『ピクサー・ショート・フィルム Vol.3英語版』が発売された[25]

2019年に『スパークショーツ』という短編作品シリーズを順次公開することが発表された[26]。これはピクサーに所属するアーティストやディレクターが制作した、独立した短編作品を集めたシリーズである[27]。同年1月8日にエル・キャピタン劇場でこのシリーズ最初の3作品『パール』、『スマッシュ・アンド・グラブ』、『キットブル』を発表したあと、2月YouTubeにてこれらを公開した。また、11月アメリカ合衆国でサービスが開始されたDisney+でも配信されている[28]

邦題/原題 公開年 監督
1 アンドレとウォーリーB.の冒険[注 5]
The Adventures of André & Wally B.
1984年 アルヴィ・レイ・スミス英語版
2 ルクソーJr.
Luxo Jr.
1986年 ジョン・ラセター
3 レッズ・ドリーム英語版
Red's Dream
1987年 ジョン・ラセター
4 ティン・トイ
Tin Toy
1988年 ジョン・ラセター
5 ニックナック
Knick Knack
1989年 ジョン・ラセター
6 ゲーリーじいさんのチェス
Geri's Game
1997年 ジャン・ピンカヤ英語版
7 フォー・ザ・バーズ
For the Birds
2000年 ラルフ・エグルストン英語版
8 マイクとサリーの新車でGO!
Mike's New Car
2002年 ピート・ドクター
ロジャー・L・ゴールド
9 バウンディン英語版
Boundin'
2003年 バッド・ラッキー英語版
10 ジャック・ジャック・アタック!
Jack-Jack Attack
2005年 ブラッド・バード
11 Mr.インクレディブルと仲間たち英語版
Mr. Incredible and Pals
2005年 ロジャー・L・ゴールド
12 ワン・マン・バンド
One Man Band
2005年 アンドリュー・ヒメネス
マーク・アンドリュース
13 メーターと恐怖の火の玉
Mater and the Ghostlight
2006年 ジョン・ラセター
14 リフテッド英語版
Lifted
2007年 ゲイリー・ライドストロム
15 ユア・フレンド・ザ・ラット英語版[注 6]
Your Friend the Rat
2007年 ジム・カポビアンコ
16 マジシャン・プレスト
Presto
2008年 ダグ・スウィートランド英語版
17 レスキューチーム メーター
Rescue Squad Mater
2008年 ジョン・ラセター
18 メーター ザ・スタントカー
Mater the Greater
2008年 ジョン・ラセター
19 闘牛士 メーター
El Materdor
2008年 ジョン・ラセター
20 バーニー
BURN-E
2008年 アンガス・マクレーン
21 メーターの東京レース
Tokyo Mater
2008年 ジョン・ラセター
22 晴れ ときどき くもり
Partly Cloudy
2009年 ピーター・ソーン
23 ダグの特別な1日英語版
Dug's Special Mission
2009年 ロニー・デル・カルメン英語版
24 ジョージとAJ英語版
George and A.J.
2009年 ジョシュ・クーリー
25 UFM 未確認飛行メーター
Unidentified Flying Mater
2009年 ジョン・ラセター
26 デイ&ナイト
Day & Night
2010年 テディ・ニュートン英語版
27 モンスタートラック メーター
Monster Truck Mater
2010年 ジョン・ラセター
28 ヘヴィ メタル メーター
Heavy Metal Mater
2010年 ジョン・ラセター
29 ムーン メーター
Moon Mater
2010年 ロブ・ギブス
30 名探偵 メーター
Mater Private Eye
2010年 ロブ・ギブス
31 月と少年
La Luna
2011年 エンリコ・カサローサ英語版
32 ハワイアン・バケーション
Hawaiian Vacation
2011年 ゲイリー・ライドストロム
33 飛行機メーター
Air Mater
2011年 ロブ・ギブス
34 ニセものバズがやって来た
Small Fry
2011年 アンガス・マクレーン
35 タイムトラベル メーター
Time Travel Mater
2012年 ロブ・ギブス
36 レックスはお風呂の王様
Partysaurus Rex
2012年 マーク・ウォルシュ
37 モルデューの伝説英語版
The Legend of Mor'du
2012年 ブライアン・ラーセン
38 ブルー・アンブレラ
The Blue Umbrella
2013年 サーシャ・アンセルド
39 マックィーンのしゃっくり
Hiccups
2013年 ジェレミー・ライスキー
40 レッドと小さな友達
Bugged
2013年 ジェレミー・ライスキー
41 グイドは看板ダンサー
Spinning
2013年 ジェレミー・ライスキー
42 モンスターズ・パーティ英語版
Party Central
2013年 ケルシー・マン
43 ラジエーター・スプリングス 500 ½
The Radiator Springs 500 ½
2014年 ロブ・ギブス
スコット・モース英語版
44 南の島のラブソング
Lava
2014年 ジェームズ・フォード・マーフィー英語版
45 ボクのスーパーチーム
Sanjay's Super Team
2015年 サンジェイ・パテル英語版
46 ライリーの初デート?
Riley's First Date?
2015年 ジョシュ・クーリー
47 ひな鳥の冒険
Piper
2016年 アラン・バリラーロ
48 突撃!海中インタビュー
Marine Life Interviews
2016年 ロス・ホールデン・スティーブンソン
49 LOU
Lou
2017年 デイブ・マリンズ英語版
50 生徒募集!ミス・フリッターのレーシング・スクール
Miss Fritter's Racing Skoool
2017年 ジェームス・フォード・マーフィー
51 Bao
Bao
2018年 ドミー・シー英語版
52 ジャック・ジャックとエドナおばたん
Auntie Edna
2018年 テッド・マト
53 パール[注 6]
Purl
2019年 クリステン・レスター
54 スマッシュ・アンド・グラブ[注 6]
Smash and Grab
2019年 ブライアン・ラーセン
55 キットブル[注 6]
Kitbull
2019年 ロサーナ・サリバン英語版
56 フロート[注 6]
Float
2019年 ボビー・ルビオ
57 お金って何?英語版
What Is Money?
2019年 ボブ・ピーターソン
58 友達って何?英語版
What Is a Friend?
2019年 ボブ・ピーターソン
59 芸術って何?英語版
What Is Art?
2019年 ボブ・ピーターソン
60 時間って何?英語版
What Is Time?
2019年 ボブ・ピーターソン
61 愛って何?英語版
What Is Love?
2019年 ボブ・ピーターソン
62 ウィンド[注 6]
Wind
2019年 エドウィン・チャング
63 コンピューターって何?英語版
What Is a Computer?
2019年 ボブ・ピーターソン
64 リーダーって何?英語版
What Is a Leader?
2019年 ボブ・ピーターソン
65 ペットって何?英語版
What Is a Pet?
2019年 ボブ・ピーターソン
66 チーズって何?英語版
What Is Cheese?
2020年 ボブ・ピーターソン
67 ループ[注 6]
Loop
2020年 エリカ・ミルソム
68 読むって何?英語版
What Is Reading?
2020年 ボブ・ピーターソン
69 ボー・ピープはどこに?
Lamp Life
2020年 バレリー・ラポイント
70 アウト[注 6]
Out
2020年 スティーブン・ハンター

テレビスペシャル作品[編集]

# 邦題/原題 公開日 日本公開日 監督
1 トイ・ストーリー・オブ・テラー!
Toy Story of Terror!
2013年10月16日 2015年07月02日 アンガス・マクレーン
2 トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド
Toy Story That Time Forgot
2014年12月02日 2016年03月02日 スティーヴ・パーセル英語版

興行収入[編集]

ランキング[編集]

順位 アメリカ合衆国 日本
作品 興行収入 作品 興行収入
1 インクレディブル・ファミリー $608,581,744 ファインディング・ニモ 110.9億円
2 ファインディング・ドリー $486,295,561 トイ・ストーリー3 108.0億円
3 トイ・ストーリー4 $434,038,008 トイ・ストーリー4 100.7億円
4 トイ・ストーリー3 $415,004,880 モンスターズ・インク 93.7億円
5 インサイド・ヘッド $356,461,711 モンスターズ・ユニバーシティ 89.6億円
6 ファインディング・ニモ $339,714,978 ファインディング・ドリー 68.3億円
7 カールじいさんの空飛ぶ家 $293,004,164 Mr.インクレディブル 52.6億円
8 モンスターズ・ユニバーシティ $268,492,764 カールじいさんの空飛ぶ家 50.0億円
9 Mr.インクレディブル $261,441,092 リメンバー・ミー 50.0億円
10 モンスターズ・インク $255,873,250 インクレディブル・ファミリー 49.0億円
11 トイ・ストーリー2 $245,852,179 インサイド・ヘッド 40.4億円
12 カーズ $244,082,982 ウォーリー 40.0億円
13 メリダとおそろしの森 $237,283,207 レミーのおいしいレストラン 39.0億円
14 ウォーリー $223,808,164 トイ・ストーリー2 34.5億円
15 リメンバー・ミー $209,726,015 カーズ2 30.1億円
16 レミーのおいしいレストラン $206,445,654 カーズ 22.3億円
17 トイ・ストーリー $191,796,233 カーズ/クロスロード 18.0億円
18 カーズ2 $191,452,396 アーロと少年 17.0億円
19 バグズ・ライフ $162,798,565 トイ・ストーリー 15.0億円
20 カーズ/クロスロード $152,901,115 バグズ・ライフ 11.5億円
21 アーロと少年 $123,087,120 メリダとおそろしの森 9.5億円

受賞歴[編集]

アカデミー賞[編集]

1988年に発表した短編作品『ティン・トイ』は、第61回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した[29]1995年に公開された『トイ・ストーリー』の成功により、翌年1996年にはジョン・ラセターはそのリーダーシップが評価され第68回アカデミー賞特別業績賞を受賞[30][31]アンドリュー・スタントン監督の『ファインディング・ニモ』は、第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した[32]。続くブラッド・バード監督の『Mr.インクレディブル』も同賞を連続受賞。その後も快進撃は続き、ピート・ドクター、スタントン、バードがそれぞれ監督2作目を手がけ、『レミーのおいしいレストラン』、『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』がすべてアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した。同賞は、リー・アンクリッチの初監督作品となる『トイ・ストーリー3』まで4年連続でピクサーの独壇場となった。

ちなみに、ピクサーが長編アニメーション賞を10回受賞している記録は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ[注 7]スタジオジブリ[注 8]などの会社とはるかな差をつけ、最多の記録となっている。

その他[編集]

1999年に公開された『トイ・ストーリー2』では、第57回ゴールデングローブ賞最優秀作品賞を受賞している[33]。そして、2009年第66回ヴェネツィア国際映画祭ではピクサーのアニメーション界への貢献を称え、ラセター、ドクター、スタントン、バード、アンクリッチらに栄誉金獅子賞が贈られた[34]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 内訳は、ジョージ・ルーカス自身に500万ドル、ルーカスフィルムに500万ドル。
  2. ^ 例としては、『バグズ・ライフ』でバグ・シティがあるトレーラーハウスは、『モンスターズ・インク』でランドールが追放された人間界と同じ位置。
  3. ^ リメンバー・ミー』には、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の短編作品『アナと雪の女王/家族の思い出』が併映された。
  4. ^ 日本版は『マジシャン・プレスト』~。
  5. ^ ピクサーの前身であるルーカスフィルムCG部門時代に制作された作品であるが、制作に関わったスタッフの多くはのちにピクサーへ移っているため、ピクサーの短編作品とみなされている。
  6. ^ a b c d e f g h 日本では未公開。公式に邦題が発表されていないため、原題をそのままカタカナで記したタイトルである。
  7. ^ 受賞回数は3回。
  8. ^ 受賞回数は1回。

出典[編集]

  1. ^ ステーブ・ジョブズとルート66の復活” (日本語). ルート66横断│ルート66大全集 ルート66写真家がアメリカルート66ツアーを企画. 2019年12月30日閲覧。
  2. ^ ピクサー社員はどんな環境で働いている? ピクサー・アニメーション・スタジオ潜入レポ” (日本語). Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2019年7月17日閲覧。
  3. ^ ピクサーが大ヒットを生み続けるため、全社員の仕事を止めた「1日」” (日本語). Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) (2019年7月18日). 2019年7月18日閲覧。
  4. ^ ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』デューク・カブーン役キアヌ・リーブス、面白すぎて監督がショック受ける” (日本語). THE RIVER (2019年7月15日). 2019年7月18日閲覧。
  5. ^ ピクサーの9か年計画!“質より量”のアニメ業界に警鐘”. シネマトゥデイ. 2019年7月18日閲覧。
  6. ^ 「無駄なアイデアなどない」可能性の宝庫 ピクサーの“秘密の場所”に潜入”. ORICON NEWS. 2019年7月17日閲覧。
  7. ^ a b c d ピクサークロニクル全史. 講談社. (2019年7月26日). ISBN 978-4-06-516287-3 
  8. ^ ピクサーがバンクーバーにスタジオ新設 | ビジネス短信 - ジェトロ” (日本語). www.jetro.go.jp. 2018年5月15日閲覧。
  9. ^ ピクサーのカナダ支社が閉鎖 : 映画ニュース” (日本語). 映画.com. 2019年7月25日閲覧。
  10. ^ ピクサー共同設立者のエド・キャットマル氏引退” (日本語). ニコニコニュース. 2018年10月30日閲覧。
  11. ^ ジョン・ラセター後任はピート・ドクター&ジェニファー・リー : 映画ニュース” (日本語). 映画.com. 2019年4月2日閲覧。
  12. ^ ピクサーの共同設立者が引退を表明 : 映画ニュース” (日本語). 映画.com. 2019年6月17日閲覧。
  13. ^ 日経クロステック(xTECH). “ディズニー、ピクサーを買収” (日本語). 日経クロステック(xTECH). 2020年4月9日閲覧。
  14. ^ ディズニー、ピクサーの買収を正式発表--買収額は74億ドルに” (日本語). CNET Japan. 2020年4月9日閲覧。
  15. ^ NP Travel: TSUTSUMI #01”. www.newpeople.jp. 2018年5月15日閲覧。
  16. ^ ジョン・ラセター&監督が絶賛!歴代全15作品参加の“ピクサーの隠し玉”登場” (日本語). cinemacafe.net. 2018年9月26日閲覧。
  17. ^ Goldberg, Matt (2010年5月12日). “Pixar's NEWT Cancelled” (英語). Collider. 2019年6月17日閲覧。
  18. ^ a b c d Disney Pushes Live ‘Mulan’ to 2020, Dates Multi-Studio Slate” (英語). Milligan, Mercedes. 2019年4月22日閲覧。
  19. ^ Pixar's 'Soul' Delayed From June to November Amid COVID-19 Pandemic” (英語). The Hollywood Reporter. 2020年4月14日閲覧。
  20. ^ ディズニー&ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』12月11日に公開延期へ” (日本語). cinemacafe.net. 2020年4月23日閲覧。
  21. ^ D'Alessandro, Anthony (2019年11月16日). “Disney Dates A Ton Of Pics Into 2023 & Juggles Fox Releases With Ridley Scott’s ‘The Last Duel’ To Open Christmas 2020, ‘The King’s Man’ Next Fall – Update” (英語). Deadline. 2019年11月27日閲覧。
  22. ^ ディズニー映画『トイ・ストーリー4』、ピクサー恒例の短編上映なし ─ シリーズ第1作以来24年ぶり、米報道” (日本語). THE RIVER (2019年6月17日). 2019年6月29日閲覧。
  23. ^ Pixar Short Films Collection: Volume 1 Blu-ray, https://www.blu-ray.com/movies/Pixar-Short-Films-Collection-Volume-1-Blu-ray/27552/ 2019年6月17日閲覧。 
  24. ^ Pixar Short Films Collection: Volume 2 Blu-ray, https://www.blu-ray.com/movies/Pixar-Short-Films-Collection-Volume-2-Blu-ray/53330/ 2019年6月17日閲覧。 
  25. ^ Pixar Short Films Collection: Volume 3 Blu-ray, https://www.blu-ray.com/movies/Pixar-Short-Films-Collection-Volume-3-Blu-ray/213214/ 2019年6月17日閲覧。 
  26. ^ Pixar Animation Studios” (英語). Pixar Animation Studios. 2019年2月27日閲覧。
  27. ^ ピクサー製作の自由を求め奔走するロボット達を描いたショートムービーが公開!” (日本語). ViRATES [バイレーツ]. 2019年2月27日閲覧。
  28. ^ Disney Pixar's 'Wind': The SparkShorts film blends magic with realism and leaves you with a beautiful cliffhanger” (英語). meaww.com. 2019年12月30日閲覧。
  29. ^ ティン・トイ : 作品情報” (日本語). 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
  30. ^ 米CGアニメ界の大物ラセター氏、セクハラ謝罪し半年間休職へ”. ロイター. 2020年2月25日閲覧。
  31. ^ ジョン・ラセターが語る、ディズニー/ピクサーの精神と未来展望 : 映画ニュース” (日本語). 映画.com. 2019年6月17日閲覧。
  32. ^ ファインディング・ニモ : 作品情報” (日本語). 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
  33. ^ トイ・ストーリー2 : 作品情報” (日本語). 映画.com. 2019年7月18日閲覧。
  34. ^ ヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞に『カールじいさんの空飛ぶ家』のスタッフが!:第66回ヴェネチア国際映画祭”. シネマトゥデイ. 2019年7月18日閲覧。

関連項目[編集]