ピロリン酸

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ピロリン酸
ピロリン酸の構造式Pyrophosphoric-acid-3D-vdW.png
IUPAC名 μ-オキソ-ヘキサオキソ二リン酸、二リン酸(1990年勧告)
ピロリン酸(1970年勧告)
組成式 H4O7P2
式量 177.98 g/mol
形状 無色固体
CAS登録番号 2466-09-3
融点 61–63 ℃

ピロリン酸(—さん、pyrophosphoric acid)は、化学式 H4P2O7 で表される無機化合物である。二リン酸(に—さん、diphosphoric acid)とも呼ばれる。

リン酸を高温で脱水縮合することで生成する(接頭辞の pyro- は「熱・炎・高温」を意味する)。日本語において名称の類似するピロリンアミンおよびイミンの一種であり、直接の関係はない。

生化学におけるピロリン酸

2つのリン酸間にある結合は高エネルギーリン酸結合と呼ばれ、高い結合エネルギーを有する。この加水分解反応で生じるエネルギーを利用して、液胞膜を介したプロトン輸送や、解糖系におけるフルクトース-6-リン酸のリン酸化が起こる。

DNA合成時の副産物として生じるが、このピロリン酸は直ちに加水分解されるため、合成中の逆反応(分解)が起こらないようになっている。

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