ピン芸人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動

ピン芸人(ピンげいにん)とは日本において1人で活動する日本の芸人を指す。単にピン、ピン芸ともいう。ただし日本以外の地域で活躍する芸人や、日本においても落語家や奇術師についてはこれに含まない。

概要[編集]

ピン芸人とは日本においてコンビやグループに属さず1人で活動するお笑い芸人漫談家、1人でコントを演じるコメディアンなどを指す[1]

日本におけるお笑い芸人は、最初から1人で活動を始めることは少なく、コンビやグループを組んでいたものの、相方やメンバーが芸能活動を止めたり、俳優になるなどでお笑い芸人ではなくなったりしたため、ピン芸人になる場合が多い。

コンビグループでありながらピンでの活動が中心となっている者や、R-1ぐらんぷりなどの催しの規定に合わせてピンとして活動する芸人もいる。

ピン芸人のネタの芸風[編集]

グループであればボケとツッコミの担当を分担することができるが、ピン芸人が単独でネタを演じるときはそれができない。そのため以下のような方策がとられる。

  • 日常生活・マスメディアなどに存在する矛盾を指摘する。漫談でよく使われる手法。
  • 日常生活でよくある出来事を述べるいわゆるあるあるネタ。あるあるネタを言うだけ、もしくはそれに対して突っ込むことで聴き手の共感を得る。派生としてボヤキ・自虐ネタがあり、貧乏・不運な出来事などを織り交ぜて共感と笑いを得る。
  • ボケるのみでツッコミは行わない(ボケっぱなし、投げっぱなし)。ネタよりも、ボケた際に起こる微妙な間や空気そのものを笑いに繋げる。現代においてポピュラーな1人コントの形式。
  • 役者として、1人で複数役を演じることによってボケもツッコミも行う(いわゆる1人芝居)。
  • 自作のイラストなどを用いる。紙芝居の形態をとるものを含め、めくり芸と呼ばれる。アイデアが何よりも勝負のジャンルであるが、話術や画才も求められるケースが多い。陣内智則の1人コントは舞台装置を用い、エキストラ(本人の場合もあれば、町で偶然スカウトした人の場合もある)に演じさせたり、CGで制作した映像や音声に対してツッコミを入れるという独特なスタイルであり、このタイプの発展形といえる。
  • 物まね形態模写。声や喋り方、歌声などの真似に限らず、そこから独自の笑いのスタイルに発展させる。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ピン芸人コトバンク

関連項目[編集]