フェラーリ・456GT

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フェラーリ456GT
456 GT/GTA
1995Ferrari456GT.jpg
456M GT/GTA
1999 Ferrari 456.jpg
販売期間 年 - 2003年
設計統括 ロレンツォ・ラマチョッティ
デザイン ピニンファリーナ、456はピエロ・カルマデッラ/456Mは奥山清行
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン V12DOHC5473cc
変速機 6速MT/4速AT
駆動方式 FR
サスペンション
全長 4,730mm
全幅 1,920mm
全高 1,300mm
ホイールベース 2,600mm
先代 フェラーリ・412
後継 フェラーリ・612スカリエッティ
-自動車のスペック表-

フェラーリ・456GTイタリアの自動車メーカーであるフェラーリが生産したFRV型12気筒エンジン搭載の2+2座席モデルのグランツーリスモである。

新世代フェラーリの尖兵として、エンジンシャーシ、パワートレーンともに新規開発された。

1998年マイナーチェンジが行なわれ、名称が456M[1] GT/GTA(それぞれMT/AT)に進化した。2003年まで生産された。生産台数1338台。

目次

概要

スタイリング

デザインを担当したのはピニンファリーナ。ディレクションはロレンツォ・ラマチョッティ。デザイナーはピエロ・カルマデッラ。なお、456M GTAのデザイナーは奥山清行。 プロトタイプでは先代の412の流れをくむ比較的角ばったデザインが予定されていたが、他社製クーペとの類似を指摘され、365GTB/4(通称デイトナ)を範とするデザインに変更された。

テスタロッサ、ミトス等で試みられた二つの塊が入り組むデザインを採用し、車体後部アンダーフロアに速度感応式ウィングを装備している。

エンジン

完全に新規に開発された5,473ccV型12気筒[2]、442仏馬力/6,200rpm、56kgm/4,500rpmのF116型を搭載。

駆動系

  • 6速MT(オイルクーラー、LSD装備)
  • トランスミッションを車体後軸側に配置するトランスアクスル レイアウトを採用 - これにより、前後重量配分の最適化を図る(51:49)
  • 1996年にイギリスのリカルドとフェラーリの共同開発によるトルコン式4速ATを搭載した456GTAが登場。456MGTのモデル後期においては、日本仕様はこのAT仕様のみが輸入された[3]

シャーシ

348系シャーシが鋼板セミモノコックを採用したため、モノコックと表記する例があるが、456GTは角断面鋼材によるパイプフレームである。

ボディ

  • ボンネット - ハニカムコンポジット
  • 前後バンパー - ハニカムFRP
  • ボディ - アルミニウム(スチールパイプフレームと中間材フェランにより溶接)
  • ドア - スチール

ブレーキ

独ATE製4輪とも4ポッド、ベンチレーテッドディスクタイプ。倍力装置は電動油圧式である。

脚注

  1. ^ "M"はイタリア語で改良を意味するmodificato(英語ではmodification)を表す。
  2. ^ その後 456GTA、456MGT、550マラネロ575M612スカリエッティに改良搭載
  3. ^ この頃からフェラーリはF1システムの開発に傾倒していき、612においてもそれが採用されたため、このATは一代限りで消滅した。

関連項目

フェラーリ ロードカータイムライン 1970年代-<- Previous  
タイプ 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1
FR GT 365GTB/4 550 575M 599
2+2 365GTC/4 365GT/4・2+2 400 400i 412 456 GT 456M GT 612
V8 カリフォルニア
MR V6/V8 ディーノ246 308 308QV 328 348 348G 360 F430 458
208 F355
2+2 ディーノGT4 モンディアル
V12 365GT4BB 512BB 512BBi テスタロッサ 512TR F512M
スーパーカー 288GTO F40 F50 エンツォ FXX 599XX

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