フェリーくるしま

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フェリーくるしま
Ferry Kurushima (Port of Matsuyama) JAPAN.jpg
松山観光港に接岸中の「フェリーくるしま」
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 関西汽船
近海商船
フェリーさんふらわあ
石崎汽船[1]
運用者 関西汽船
フェリーさんふらわあ
松山・小倉フェリー
建造所 来島どっく大西工場(第2505番船)
母港 大阪
松山
姉妹船 フェリーはやとも2
航行区域 限定沿海
信号符字 JI3298
IMO番号 8625179
MMSI番号 431300768
経歴
起工 1986年6月
進水 1986年
竣工 1987年
就航 1987年4月27日
要目
総トン数 4,277 トン
全長 119.0 m
21.0 m
機関方式 ディーゼル
主機関 神戸発動機8UEC37LA 2基
推進器 可変ピッチプロペラ 2軸
出力 8235kW(11,200PS)
最大速力 21.6ノット
航海速力 18.0ノット
旅客定員 756名
車両搭載数 トラック73台、乗用車41台
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フェリーくるしまは、石崎汽船グループの松山・小倉フェリーが運航しているフェリー

概要[編集]

くるしま丸の代船として来島どっく大西工場で建造され、1987年4月27日に就航した。

2009年11月1日、関西汽船の営業譲渡により、フェリーさんふらわあによる運航となる。

2013年4月1日、フェリーさんふらわあの松山 - 小倉航路撤退により、石崎汽船の完全子会社として設立された松山・小倉フェリーへ航路とともに継承される。

2019年2月のドック入り時には、塗色を白地に「ISHIZAKI」のロゴが入ったカラーリングに改め1等室の2人定員化や2等室の1人あたりスペースの拡大を行うリニューアルを実施[2][1][3][4]

航路[編集]

  • 松山観光港 - 小倉港(浅野岸壁)
フェリーはやとも2と本船で1日1往復を運航する。通常は夜行便のみだが、ドック期間中は片道を昼行便として1隻で往復する臨時ダイヤとなる。2003年まで小倉港は砂津岸壁を発着していた。

設計[編集]

船体は4層構造で船橋楼甲板、客室甲板、2層の車両甲板を有し、上部からA - D甲板と呼称されている。A甲板は操舵室、乗組員区画および旅客区画、B甲板が旅客区画、D・C甲板が車両甲板となっている。船首および船尾にランプウェイを装備しており、車両甲板間は船内スロープで連絡されている[5]。現在も関西汽船時代の緑色の船体塗装を維持している。

船内[編集]

船室[編集]

船室タイプの一覧
クラス 部屋数 定員 設備
特等A 2名 バス・トイレ・洗面台・テレビ・冷蔵庫付
特等B 4名 2段ベッド、洗面台・テレビ付
一等 6名 2段ベッド、洗面台・テレビ付
2等寝台D 8名 2段ベッド
2等

設備[編集]

パブリックスペース

  • エントランス
  • 案内所

供食・物販設備

  • 軽食堂 - 2019年リニューアル時に廃止
  • 売店
  • 自動販売機

入浴設備

  • 大浴場

娯楽設備

  • ゲームコーナー

事故・インシデント[編集]

2003年8月26日、20時40分、松山港に接岸中の本船で、シャーシの積み込み作業を行っていた甲板員1名が車両に挟まれ死亡した。事故原因は、ヘッド切り離し前のシャーシの後部を通行したためとされたが、車両誘導時の安全措置が不十分だったこと、運航管理者の運航管理が不十分だったことも原因とされた[5]

脚注[編集]

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  1. ^ a b フェリーの全面リニューアルについて - 松山・小倉フェリー(2019年1月15日)
  2. ^ 石崎汽船 小倉便リニューアル 来月就航 運賃10%値上げ - 愛媛新聞 2019年1月16日
  3. ^ 松山小倉フェリー「くるしま」のリニューアル!... - 石崎汽船(Facebook)
  4. ^ この度石崎汽船グループである松山小倉フェリーの「フェリーくるしま」が内外装ともリニューアルされました。... - 石崎汽船(Facebook)
  5. ^ a b 広島地方海難審判庁 (2005-02-09) (PDF). 平成16年広審第95号 旅客船フェリーくるしま乗組員死亡事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会. http://www.maia.or.jp/pdf/16hs095.pdf 2016年3月31日閲覧。.