フラット八戸
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フラット八戸 FLAT HACHINOHE | |
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施設情報 | |
愛称 | フラットアリーナ |
正式名称 | フラット八戸 |
用途 | スポーツ(アイスホッケー・バスケットボールなど)やコンサートをメインとした多目的アリーナ |
収容人数 |
約3,500人(アイスホッケー) 約5,000人(バスケットボール) |
設計者 | 戸田建設 |
施工 | 戸田建設 |
建築主 | クロススポーツマーケティング |
管理運営 | クロススポーツマーケティング |
構造形式 | 鉄骨造・RC造 |
敷地面積 | 約15,000m² |
建築面積 | 約5,150m² |
延床面積 | 約7,200m² |
階数 | 地上2階建て |
高さ | 約17m |
着工 | 2018年冬 |
竣工 | 2020年4月 |
所在地 |
〒039-1101 青森県八戸市尻内町字三条目7-7 |
位置 | 北緯40度30分41.4秒 東経141度25分40.4秒 / 北緯40.511500度 東経141.427889度座標: 北緯40度30分41.4秒 東経141度25分40.4秒 / 北緯40.511500度 東経141.427889度 |
FLAT HACHINOHE(フラットはちのへ、英:FLAT HACHINOHE)は青森県八戸市尻内町の八戸駅西地区に建設された総合スポーツエリアである。
このページではメイン施設となる多目的アリーナ「フラットアリーナ」を紹介する。
概要[編集]
敷地は八戸駅西口の前にあり、八戸市が1997年から進めてきた土地区画整理事業のエリア内にあり、約1万5000㎡にのぼる。この土地は都市計画上、広域から集客する核施設の整備が求められていたが、長年にわたって具体化することはなく事業推進上の課題となっていた。その後、スポーツ用品量販店のゼビオの子会社である、クロススポーツマーケティングが市と共に多目的アリーナをメインとした、総合スポーツエリアを建設する事が決定した[1]。
ゼビオが建設・運営する多目的アリーナは宮城県仙台市太白区にあるゼビオアリーナ仙台に次ぐ2つ目である。
エリアの名称であるフラットは氷都八戸を愛する人全てが立場を超え分け隔てなく自由に集まるフラットな場という意味から名付けた[2]。今後はネーミングライツ(施設命名権)の導入も検討する予定。
事業スキームは市があらかじめ約8億円で購入していた区画整理事業の保留地を同社に無償で貸し付ける。建築と施設運営は同社が担う。完成後は市は2020年度から30年間にわたり年間1億円(消費税別)の利用料を支払うことにより、年2500時間の利用枠を得る。
施設は多目的アリーナのフラットアリーナ、屋外共用スペースのフラットスペース、エントランス部分のフラットクロス、周辺の学校や居住空間と繋がるフラットパークの4つである。公園は八戸市が整備する。
メイン施設となるフラットアリーナはアイスホッケーをメインとした、日本初の通年型アイスアリーナを基本にバスケットボールなどのスポーツやコンサートやイベントなどに使われる。フロアへの転換はアリーナの氷を溶かすことなく、アイスリンクの上に床材を敷くことで、数時間で設営できる。
完成後はゼビオが経営するアイスホッケーチーム東北フリーブレイズのメインアリーナやBリーグの青森ワッツなどが利用する予定。
2020年4月7日、一般営業開始[3]。
施設概要[編集]
- フラットアリーナ
- 収容人数:約3,500人(アイスホッケー)、約5,000人(バスケットボール)
周辺[編集]
八戸駅西口
- 青森県立八戸西高等学校、三条小学校、三条中学校、コスモス園(福祉施設)
八戸駅東口
- 八戸地域地場産業振興センター(ユートリー)、ホテルメッツ八戸 吉田屋
脚注[編集]
- ^ 八戸市に公民連携の多目的アリーナ、ゼビオグループが概要を発表 2020年オープン、市は利用料を支払い地域イベントや学校体育などに利用日経BP 2018年10月29日
- ^ 八戸駅西地区の多目的アリーナは「フラットアリーナ」に整備エリアは「フラット八戸」に八戸経済新聞 2018年10月26日
- ^ “八戸駅西地区に多目的アリーナ「FLAT HACHINOHE」 各種スポーツやコンサートも”. 八戸経済新聞. (2020年4月9日) 2020年6月3日閲覧。