フリーソロ

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フリーソロ
Free Solo
監督
  • エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ英語版
  • ジミー・チン英語版
製作
  • エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ
  • ジミー・チン
  • シャノン・ディル
  • エヴァン・ヘイズ
製作総指揮
出演者
音楽 マルコ・ベルトラミ
撮影
  • ジミー・チン
  • クレア・ポプキン
  • マイキー・シェーファー
編集 ボブ・アイセンハート
製作会社
  • リトル・モンスター・フィルムズ
  • アイティネラント・メディア
  • パークス+マクドナルド/イメージ・ネーション
  • ナショナルジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ナショナルジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムズ英語版
日本の旗 アルバトロス・フィルム
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年8月31日 (TFF)
アメリカ合衆国の旗 2018年9月28日
日本の旗 2019年9月6日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $21.8 million[1][2]
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フリーソロ』(Free Solo)は、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ英語版ジミー・チン英語版監督による2018年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。ロッククライマーであるアレックス・オノルドの2017年6月のエル・キャピタンへのフリーソロ・クライミング英語版での挑戦の様子がまとめられている。ワールド・プレミアは2018年8月31日にテルライド映画祭で行われ、またその直後に第43回トロント国際映画祭英語版でも上映されてドキュメンタリー部門観客賞を獲得した[3]。2018年9月28日に北米で一般公開され、批評家には絶賛され、興行収入は2100万ドルに達した。第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を含む多数の賞を獲得した[4]

評価[編集]

興行収入[編集]

興行収入はアメリカ合衆国とカナダで1750万ドル、その他の地域で430万ドル、全世界で2180万ドルを記録している[1][2]

アメリカ合衆国とカナダでは4劇場で封切られて週末興行収入は30万804ドル、1劇場あたり平均では7万5201ドルであったが、これは2018年公開作のとしては『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』、歴代のドキュメンタリー映画としては『不都合な真実』を上回る記録であった[5]。第2週末は41劇場に拡大して56万2786ドルを売り上げた[6]。第3週末は129劇場で85万9051ドル、第4週末は251劇場で100万ドルを売り上げた[7][8]。第5週末は394劇場で106万ドルを売り上げ、累計興行収入は500万ドルを超えた[9]

批評家の反応[編集]

レビュー・アグリゲーター英語版Rotten Tomatoesでの批評家支持率は144件で97%、平均点は8.21/10となっている[10]。またMetacriticでの加重平均値は25件のレビューで83/100となっている[11]

受賞とノミネート[編集]

映画祭・賞 授賞式 部門 候補 結果 参照
トロント国際映画祭 2018年9月16日英語版 観客賞 (ドキュメンタリー部門) 『フリーソロ』 受賞 [3]
批評家選出ドキュメンタリー賞 2018年11月10日 ドキュメンタリー賞 『フリーソロ』 ノミネート [12]
監督賞 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ英語版ジミー・チン英語版 ノミネート
スポーツ・ドキュメンタリー賞 『フリーソロ』 受賞
リビング・サブジェクト賞 アレックス・オノルド 受賞
イノベーティヴ・ドキュメンタリー賞 『フリーソロ』 受賞
撮影賞 ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェーファー 受賞
編集賞 ボブ・アイセンハート ノミネート
ハリウッド・ミュージック・イン・メディア賞英語版 2018年11月14日英語版 作曲賞 (ドキュメンタリー部門) マルコ・ベルトラミ ノミネート [13]
楽曲賞 (ドキュメンタリー部門) ティム・マグロウローリ・マッケンナ英語版 ノミネート
IDAドキュメンタリー賞英語版 2018年12月8日 長編作品賞 『フリーソロ』 ノミネート [14]
撮影賞 ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェーファー ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 2019年1月8日 トップ5ドキュメンタリー 『フリーソロ』 受賞 [15]
シネマ・アイ・オナーズ 2019年1月10日 観客賞 『フリーソロ』 受賞 [16]
撮影賞 ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェーファー 受賞
作曲賞 マルコ・ベルトラミ ノミネート
プロダクション賞 『フリーソロ』 受賞
全米製作者組合賞英語版 2019年1月19日英語版 劇場ドキュメンタリー映画賞 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン、シャノン・ディル、エヴァン・ヘイズ ノミネート [17]
全米監督協会賞 2019年2月2日英語版 ドキュメンタリー監督賞 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン ノミネート [18]
英国アカデミー賞 2019年2月10日 ドキュメンタリー賞 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン、シャノン・ディル、エヴァン・ヘイズ 受賞 [19]
サテライト賞 2019年2月17日英語版 ドキュメンタリー映画賞 『フリーソロ』 ノミネート [20]
アカデミー賞 2019年2月24日 長編ドキュメンタリー映画賞 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン、エヴァン・ヘイズ、シャノン・ディル 受賞 [21]

参考文献[編集]

  1. ^ a b Free Solo (2018) – Financial Information”. The Numbers. 2019年5月28日閲覧。
  2. ^ a b Free Solo (2018)”. Box Office Mojo. 2019年3月24日閲覧。
  3. ^ a b TIFF 2018 Awards: 'Green Book' Wins the People's Choice Award, Upsetting 'A Star Is Born'”. IndieWire (2018年9月16日). 2018年11月24日閲覧。
  4. ^ “Oscar Nominations 2019: The Complete List”. Variety. (2019年1月22日). https://variety.com/2019/film/news/oscar-nominations-2019-list-1203112405/ 2019年1月22日閲覧。 
  5. ^ Rubin, Rebecca (2018年9月30日). “'Free Solo' Documentary Climbs Indie Box Office With Best Screen Average of 2018”. Variety. 2018年10月1日閲覧。
  6. ^ 'Studio 54' And 'Free Solo': It's Still All About The Parties – Specialty Box Office”. Deadline Hollywood (2018年10月7日). 2018年11月24日閲覧。
  7. ^ 'Beautiful Boy' Tops Not-So-Hot Weekend; 'Free Solo' Over $2.1M: Specialty Box Office”. Deadline Hollywood (2018年10月14日). 2018年11月24日閲覧。
  8. ^ 'Mid90s' Off To Far From Middling Start; 'Can You Ever Forgive Me?' & 'Wildlife' Solid In Bows – Specialty Box Office”. Deadline Hollywood (2018年10月21日). 2018年11月24日閲覧。
  9. ^ 'Suspiria' Opens Big with Year's Best Average; 'Can You Ever Forgive Me?' Solid: Specialty Box Office”. Deadline Hollywood (2018年10月28日). 2018年11月24日閲覧。
  10. ^ Free Solo (2018)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2019年3月3日閲覧。
  11. ^ Free Solo reviews”. Metacritic. 2019年1月3日閲覧。
  12. ^ Lewis, Hilary (2018年11月10日). “Mr. Rogers Film 'Won't You Be My Neighbor?' Tops Critics' Choice Documentary Awards”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/lists/2018-critics-choice-documentary-awards-winners-full-list-1153639 2018年11月24日閲覧。 
  13. ^ Xu, Linda (2018年11月15日). “Hollywood Music in Media Awards: Full List of Winners”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/lists/hollywood-music-media-awards-winners-2018-1153411 2018年11月24日閲覧。 
  14. ^ Lewis, Hilary (2018年12月8日). “IDA Documentary Awards: 'Minding the Gap' Wins Best Feature”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/lists/2018-ida-documentary-awards-winners-list-full-1155181/item/feature-documentary-1167779 2018年12月21日閲覧。 
  15. ^ Lewis, Hilary (2018年11月27日). “'Green Book' Named Best Film by National Board of Review”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/green-book-named-best-film-by-national-board-review-1164206 2018年11月28日閲覧。 
  16. ^ Tapley, Kristopher (2018年11月8日). “Hulu's 'Minding the Gap' Ties Cinema Eye Honors All-Time Nominations Record”. Variety. https://variety.com/2018/film/awards/hulus-minding-the-gap-ties-cinema-eye-honors-all-time-nominations-record-1203023205/ 2018年11月24日閲覧。 
  17. ^ All Motion Picture and TV Nominations for 30th Annual Producers Guild Awards presented by Cadillac”. Producers Guild of America (2019年1月4日). 2019年1月7日閲覧。
  18. ^ DGA Announces Nominees for Outstanding Directorial Achievement in Television, Commercials and Documentary for 2018”. Directors Guild of America (2019年1月7日). 2019年1月7日閲覧。
  19. ^ Documentary – Free Solo”. British Academy Film Awards. 2019年2月10日閲覧。
  20. ^ 2018 Awards Nominees”. International Press Academy. 2018年12月10日閲覧。
  21. ^ The 91st Academy Awards”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2019年1月22日閲覧。