ブラッド・ボックスバーガー

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ブラッド・ボックスバーガー
Brad Boxberger
シンシナティ・レッズ (マイナー)
Brad Boxberger in 2017 (35642826745).jpg
レイズ時代(2017年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州オレンジ郡タスティン英語版
生年月日 (1988-05-27) 1988年5月27日(31歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 MLBドラフト1巡目追補
初出場 2012年6月10日 ミルウォーキー・ブルワーズ
年俸 $1,850,000(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブラッドリー・ジョージ・ボックスバーガーBradley George Boxberger, 1988年5月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡タスティン英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBシンシナティ・レッズ傘下所属。

愛称はボックス[2]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2006年MLBドラフト20巡目(全体587位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名されたが、契約せずに南カリフォルニア大学へ進学した。

プロ入りとレッズ傘下時代[編集]

2009年MLBドラフト1巡目追補(全体43位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。

パドレス時代[編集]

2011年12月17日にマット・レイトスとの1対4のトレードで、ヨンダー・アロンソヤズマニ・グランダルエディンソン・ボルケスと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[3]

2012年6月10日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビューを果たした。昇格後も高い奪三振率を記録したが、制球は不安定だった。

レイズ時代[編集]

2014年1月22日にアレックス・トーレスジェシー・ハンとのトレードで、ローガン・フォーサイスらと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[4]。レイズ移籍初年度にブレイクを果たす。63試合にリリーフ登板し、メジャーでは自己ベストの防御率2.37をマーク。メジャー初勝利も記録、64.2イニングで104の三振を奪い、奪三振率は14.5と非常に高い数値を残した。チームのリリーフ陣ではジェイク・マギーに次ぐ低防御率であり、ブルペンの柱として活躍した。

2015年抑えで起用され、自己最多の69試合に登板してアメリカンリーグトップの41セーブをマークした。また、オールスターのメンバーにも選出された。しかし、これらの実績とは裏腹に投球内容が優れていたとは言い難かった。まず、防御率は前年から1.50近く悪化し、3.71まで上昇した。更に4勝10敗と大きく負け越したほか、奪三振率も大幅に低下した。

2016年短内転筋の故障の手術を受けた為、開幕を故障者リスト入りして迎えた[5]。しかし、復帰した試合で斜筋に違和感を発症し、故障者リストに逆戻りとなった[6]。これらの影響で出番は限定的になり、27試合のリリーフ登板で4勝3敗、防御率4.81という成績に留まった。また、24.1イニングで19四球を出して自己ワーストを更新する与四球率7.0を記録するなど、制球面で更に荒れた。

2017年は30試合登板して4勝4敗、防御率3.38、40奪三振を記録した。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2017年11月30日にカーティス・テイラー英語版とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]。迎えた2018年のシーズンはクローザーとして起用され、3年ぶりの60試合登板で32セーブを挙げたが、9月に9試合で防御率11.37と調子を崩し、平野佳寿に役割を奪われた。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった。

ロイヤルズ時代[編集]

2019年2月7日にロイヤルズと1年220万ドル(+最大100万ドルの出来高)で契約を結んだ[8]。6月26日にDFAとなり[9]、7月1日に自由契約となった[10]

ナショナルズ傘下時代[編集]

2019年7月12日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[11]。傘下のAA級ハリスバーグ・セネターズでプレーしていたが、8月4日に自由契約となった[10]

レッズ傘下復帰[編集]

2019年8月6日にレッズとマイナー契約を結んだ[12]

投球スタイル[編集]

90~95mph(約144.8km/h~152.9km/h)のフォーシーム、80mph(約128.7km/h)前後のチェンジアップの2球種で全投球の9割以上を占める。他にはスライダーツーシームも投げる[13]。マイナー時代はカーブも投げていた[14]

家族[編集]

父のロッド・ボックスバーガー英語版南カリフォルニア大学出身の投手で、1978年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でヒューストン・アストロズに入団したが、メジャーには昇格できずに終わっている[15]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 SD 24 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 120 27.2 22 3 18 1 2 33 0 0 12 8 2.60 1.45
2013 18 0 0 0 0 0 1 1 0 .000 94 22.0 19 3 13 0 0 24 0 0 9 7 2.86 1.46
2014 TB 63 0 0 0 0 5 2 2 18 .714 247 64.2 34 9 20 0 4 104 3 2 17 17 2.37 0.84
2015 69 0 0 0 0 4 10 41 2 .286 271 63.0 54 9 32 5 2 74 5 1 29 26 3.71 1.37
2016 27 0 0 0 0 4 3 0 7 .571 114 24.1 23 3 19 1 2 22 0 0 13 13 4.81 1.73
2017 30 0 0 0 0 4 4 0 5 .500 121 29.1 23 4 11 3 1 40 1 0 11 11 3.38 1.16
2018 ARI 60 0 0 0 0 3 7 32 1 .300 235 53.1 44 9 32 4 1 71 3 0 30 26 4.39 1.43
MLB:7年 291 0 0 0 0 20 27 76 35 .426 1202 284.1 219 40 145 14 12 368 12 3 121 108 3.42 1.28
  • 2018年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 29(2012年 - 2013年)
  • 26(2014年 - 2017年、2019年)
  • 31(2018年)

脚注[編集]

  1. ^ Brad Boxberger Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年12月15日閲覧。
  2. ^ Rays Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月27日) 2017年9月15日閲覧
  3. ^ Mat Latos pitcher traded to Cincinnati Reds from San Diego Padres Archived 2012年1月7日, at the Wayback Machine. FOX Sports on MSN
  4. ^ Rays acquire Forsythe, Boxberger in seven-player trade with Padres”. MLB.com Rays Press Release (2014年1月22日). 2014年1月23日閲覧。
  5. ^ Rays activate closer Brad Boxberger from disabled list” (英語). FOX Sports (2016年5月30日). 2016年10月9日閲覧。
  6. ^ Boxberger going back on DL with left oblique injury” (英語). USA TODAY (2016年6月1日). 2016年10月9日閲覧。
  7. ^ Bill Chastain (2017年11月30日). “Rays land prospect Taylor for Boxberger” (英語). MLB.com. 2017年12月4日閲覧。
  8. ^ Jeffrey Flanagan (2019年2月7日). “Boxberger joins Royals with 1-year deal” (英語). MLB.com. 2019年2月8日閲覧。
  9. ^ Jeffrey Flanagan (2019年6月26日). “Teammates leading All-Star campaign for Dozier” (英語). MLB.com. 2019年6月27日閲覧。
  10. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年8月15日閲覧。
  11. ^ Nationals' Brad Boxberger: Signs minors deal with Nationals” (英語). CBS Sports (2019年7月12日). 2019年7月14日閲覧。
  12. ^ Sarah Langs (2019年8月6日). “Boxberger, Reds reportedly reach Minors deal” (英語). MLB.com. 2019年8月15日閲覧。
  13. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Bradley Boxberger
  14. ^ Reds prospect Brad Boxberger affirms potential in Arizona Fall League reds.com
  15. ^ Boxberger is making himself, Dad proud azstarnet.com

関連項目[編集]