プラヤド・マークセン

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Prayad Marksaeng
基本情報
名前 プラヤド・マークセン
生年月日 (1966-01-30) 1966年1月30日(53歳)
国籍 タイ王国の旗 タイ
出身地 プラチュワップキーリーカン県
経歴
成績
優勝回数 日本男子:6回
アジアンツアー:10回
PGAシニアツアー:15回
賞金王 2016年[1]・2017年[2]・2018年[3]PGAシニアツアー
2019年9月9日現在
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プラヤド・マークセンPrayad Marksaeng, タイ語: ประหยัด มากแสง, 1966年1月30日 - )は、タイ出身のプロゴルファーである。

これまでにアジアンツアーで10勝を挙げており、また2008年には日本ゴルフツアーで年間3勝を挙げた。更に2008年はタイ出身のプロゴルファーとして初めて米国のメジャートーナメント「マスターズ・トーナメント」にも出場した。

来歴[編集]

1991年にプロ入りし、1996年にアジアンツアーで初優勝を飾る[4]1997年サントリーオープンで日本ツアーデビューを果たす[4]。世界各地のツアーを転戦しながら、2001年からは本格的に日本ツアーに参戦するようになったが、なかなかタイトルを取れなかった。しかし2008年に入り、5月兵庫県で行われた三菱ダイヤモンドカップゴルフで日本ツアー初優勝を果たすと[4]、波に乗って同じ兵庫県で行われたミズノオープンよみうりクラシックで2試合連続優勝を遂げる。これにより全英オープンゴルフの出場を果たした。更に11月宮崎県で行われたダンロップ・フェニックス選手権では、最終ラウンドの後半でスコアを崩す場面もあったが、当時17歳の石川遼を1打差で振り切り、8アンダーパーで大会初制覇を遂げた。

2016年からは日本ツアーと並行しながらPGAシニアツアーにも参戦。2016年はいきなりメジャー大会である日本シニアオープン日本プロゴルフシニアを制すなど4勝を挙げ、参戦1年目でシニアツアー賞金王を獲得する快挙を成し遂げ[1]、翌2017年もメジャーの日本シニアオープンを含む4勝を挙げ、PGAシニアツアー史上最高賞金獲得額を更新し、ツアー最終戦を待たずして二年連続賞金王に輝く[2]。さらに2018年には日本シニアオープンで金井清一青木功(青木は大会四連覇)に次ぐ史上3人目の大会三連覇を成し遂げる快挙を達成[5]。またツアーでも序盤で5勝を挙げたことが効き、4試合を残して三年連続三度目の賞金王に輝き[3]、さらに11月に行われた『富士フイルムシニア』で単独2位に入り、年間獲得賞金額を7536万円余りとして2017年の自身の記録(約7000万円)を更新した[6]

プロ優勝 (32)[編集]

アジアンツアー (10)[編集]

  • 1996年:ボルボ中国オープン
  • 1997年:ヨコハマタイヤシンガポールPGA選手権, タイ国際
  • 2000年:カジノ・フィリピノオープン
  • 2005年:クラウンプラザオープン
  • 2007年:Volvo Masters of Asia
  • 2013年:クイーンズカップ、キングスカップ
  • 2015年:クイーンズカップ
  • 2017年:SMBCシンガポールオープン[注釈 1][7]

日本ツアー (6)[編集]

No. 日時 大会 優勝スコア 2位との差 2位
1 2008年6月1日 三菱ダイヤモンドカップゴルフ −10 (70-70-66-68=274) 1打差 日本の旗 甲斐慎太郎英語版
2 2008年6月22日 全英への道 ミズノオープンよみうりクラシック −15 (69-66-69-65=269) 1打差 日本の旗 矢野東
3 2008年11月23日 ダンロップフェニックストーナメント −8 (68-70-67-71=276) 1打差 日本の旗 石川遼
4 2013年3月17日 タイランドオープン −24 (68-67-65-64=264) 2打差 オーストラリアの旗 スコット・ストレンジ英語版
5 2015年7月26日 ダンロップ・スリクソン福島オープン -24(69-65-67-63=264)[8] 1打差 大韓民国の旗 宋永漢英語版(ソン・ヨンハン)
6 2017年1月22日 SMBCシンガポールオープン[注釈 1][7] -9(71-69-68-67=275)[9] 1打差 タイ王国の旗 パチャラ・コンワットマイ英語版フィリピンの旗 ジュビック・パグンサン英語版
南アフリカ共和国の旗 ジェイビー・クルーガー英語版大韓民国の旗 宋永漢

PGAシニアツアー (15)[編集]

No. 日時 大会 優勝スコア 2位との差 2位
1 2016年7月31日 マルハンカップ太平洋クラブシニア -13(68-63=131)[10] 2打差 日本の旗 真板潔英語版
2 2016年9月10日 コマツオープン -17(65-67-67=199)[11] 5打差 日本の旗 高見和宏英語版台湾の旗 呂文徳(ロ・ブンテ)
3 2016年9月18日 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 -12(68-71-70-67=276)[12] 3打差 日本の旗 鈴木亨
4 2016年10月9日 日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ -20(66-69-64-69=268)[13] 8打差 イングランドの旗 バリー・レーン英語版
5 2017年6月3日 すまいーだカップシニアゴルフトーナメント -16(66-67-67=200)[14] 1打差 大韓民国の旗 朴富遠(パク・ブーウォン)[15] 
6 2017年6月11日 スターツシニアゴルフトーナメント -11(68-69-68=205)[16] 1打差 日本の旗 川岸良兼日本の旗 久保勝美/日本の旗 白浜育男英語版[17]
7 2017年9月18日 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 -18(63-63-70-74=270)[18] 4打差 日本の旗 井戸木鴻樹日本の旗 鈴木亨[19]
8 2017年11月4日 富士フイルムシニアチャンピオンシップ -11(73-65-67=205)[20] 2打差 日本の旗 崎山武志[21]
9 2018年5月20日 富邦仰徳シニア盃(フーボン・ヨートク・シニアカップ) -12(67-67-70=204)[22] 1打差 台湾の旗 盧建順[23]
10 2018年6月10日 スターツシニアゴルフトーナメント -13(68-65-70=203)[24] 2打差 日本の旗 久保勝美[25]
11 2018年7月15日 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 -5(74-68-67-70=279)[26] 5打差 日本の旗 谷口徹[5]
12 2018年8月5日 マルハンカップ太平洋クラブシニア -9(65-70=135)[27] 1打差 日本の旗 崎山武志/日本の旗 米山剛英語版日本の旗 久保勝美[28]
13 2018年8月19日 ファンケルクラシック -13(66-72-65=203)[29] プレーオフ アメリカ合衆国の旗 グレゴリー・マイヤー[30]
14 2019年8月25日 ファンケルクラシック -9(68-67-72=207)[31] プレーオフ 日本の旗 田村尚之大韓民国の旗 石鍾律英語版(ソク・ジョンユル)[32]
15 2019年9月8日 マルハンカップ太平洋クラブシニア -10(68-66=134)[33] 1打差 日本の旗 白潟英純英語版[33]

その他 (1)[編集]

  • 2007年:Singha E San Open

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 日本ゴルフツアー機構及びアジアンツアーとの共同主管大会。

出典[編集]

  1. ^ a b “苦労人”田村が初優勝 49歳でサラリーマンからプロへ”. スポーツニッポン. 2016年11月6日閲覧。
  2. ^ a b マークセンがツアー史上最高額で2年連続賞金王を戴冠”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年11月4日). 2017年11月4日閲覧。
  3. ^ a b “マークセン、3年連続賞金王/国内シニア”. サンケイスポーツ. (2018年10月29日). https://www.sanspo.com/golf/news/20181029/gld18102905000003-n1.html 2018年10月29日閲覧。 
  4. ^ a b c “マークセン逆転V!通算9アンダー/国内シニア”. サンケイスポーツ. (2018年8月6日). https://www.sanspo.com/golf/news/20180806/gld18080605020002-n1.html 2018年8月8日閲覧。 
  5. ^ a b “マークセンが独走で3連覇 シニア初戦の谷口徹は2位”. ゴルフダイジェスト・オンライン. (2018年7月15日). https://news.golfdigest.co.jp/jpga/6230/article/75391/5/?car=top_nw_t02 2018年7月15日閲覧。 
  6. ^ “マークセン、年間獲得賞金記録更新!7500万円超え/国内シニア”. サンケイスポーツ. (2018年11月4日). https://www.sanspo.com/golf/news/20181104/gld18110405010002-n1.html 2018年11月4日閲覧。 
  7. ^ a b 20歳の新星・星野 日本勢トップの6位「上出来のスタート」”. スポーツニッポン. 2017年1月23日閲覧。
  8. ^ ダンロップ・スリクソン福島オープンスコア詳細 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年7月26日閲覧
  9. ^ SMBCシンガポールオープンスコア詳細 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年1月22日掲載、2017年1月23日閲覧
  10. ^ マルハンカップ 太平洋クラブシニア 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年7月31日). 2017年1月2日閲覧。
  11. ^ 大会結果:コマツオープン2016”. 小松製作所. 2017年1月2日閲覧。
  12. ^ 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年9月18日). 2017年1月2日閲覧。
  13. ^ 日本プロシニア選手権住友商事サミットカップ 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年10月9日). 2017年1月2日閲覧。
  14. ^ すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年6月3日). 2017年6月4日閲覧。
  15. ^ “温泉効果出た!?昨季シニア賞金王・マークセンが初代王者/国内シニア(2/3ページ)”. サンケイスポーツ. (2017年6月4日). http://www.sanspo.com/golf/news/20170604/gld17060405030003-n2.html 2017年6月4日閲覧。 
  16. ^ スターツシニアゴルフトーナメント 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年6月11日). 2017年6月11日閲覧。
  17. ^ マークセンが逆転で2週連続V 川岸良兼は1打及ばず”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年6月11日). 2017年6月11日閲覧。
  18. ^ 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年9月18日). 2017年9月18日閲覧。
  19. ^ マークセン連覇 ライバル白旗「もう来てほしくない(笑)」”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年9月18日). 2017年9月18日閲覧。
  20. ^ 富士フイルムシニアチャンピオンシップ 大会スコア”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年11月4日). 2017年11月4日閲覧。
  21. ^ マークセンが2年連続賞金王 逆転で今季4勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2017年11月4日). 2017年11月4日閲覧。
  22. ^ フーボン・ヨートク・シニアカップ スコア詳細”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年5月20日). 2018年6月10日閲覧。
  23. ^ マークセンが逃げ切って今季初優勝 室田は7位”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年5月20日). 2018年6月10日閲覧。
  24. ^ スターツシニアゴルフトーナメント スコア詳細”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年6月10日). 2018年6月10日閲覧。
  25. ^ マークセンが大会連覇 賞金ランクトップに浮上”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年6月10日). 2018年6月10日閲覧。
  26. ^ 日本シニアオープンゴルフ選手権競技 スコア詳細”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年7月15日). 2018年7月15日閲覧。
  27. ^ 2018年 マルハンカップ 太平洋クラブシニア 最終日 スコア結果”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年8月5日). 2018年8月8日閲覧。
  28. ^ “マークセン逆転V 今季4勝目で勝率8割”. ゴルフダイジェスト・オンライン. (2018年8月5日). https://news.golfdigest.co.jp/jpga/6232/article/76267/3/ 2018年8月8日閲覧。 
  29. ^ 2018年 ファンケルクラシック 最終日 スコア結果”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年8月19日). 2018年8月19日閲覧。
  30. ^ “原辰徳氏は通算20オーバーで73位 優勝はマークセン/国内シニア”. サンケイスポーツ. (2018年8月19日). https://www.sanspo.com/golf/news/20180819/gld18081917090005-n1.html 2018年8月19日閲覧。 
  31. ^ ファンケルクラシック最終成績”. ALBA.net (2019年8月25日). 2019年8月25日閲覧。
  32. ^ “プレーオフでマークセンが連覇、伊沢は4位/国内シニア”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2019年8月25日). https://www.sanspo.com/golf/news/20190825/jgt19082515440008-n1.html 2019年8月25日閲覧。 
  33. ^ a b “マークセン、暑さに負けず逆転V!3年連続賞金王の貫禄/国内シニア”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2019年9月9日). https://www.sanspo.com/golf/news/20190909/gld19090905010002-n1.html 2019年9月9日閲覧。