プレイング・ジ・オーケストラ
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プレイング・ジ・オーケストラ (Playing The Orchestra )は1988年 にリリースされた坂本龍一 のライヴ・アルバム。
解説 [ 編集]
1988年 4月9日 と4月10日 、東京NHKホール で行われた「Sakamoto Plays Sakamoto」コンサートでの演奏を収録。指揮は大友直人 、演奏は東京交響楽団 。キーボードで小林武史 も参加している。
坂本龍一はこの演奏の後、すぐにロスアンゼルスに移動し、1988年4月11日に第60回アカデミー賞をラストエンペラー の音楽で受賞している。
坂本は1か月半徹夜状態でコンサートの譜面を書いた。
初回30,000セット限定販売。振ると音が出るボックスセットで、海外版でも同様のセットであった。
日本限定初回盤のみにDisc3が付属し、ビーコンシアターで行われた「NEO GEO TOUR」のライブが収録されている。音源的にはビデオ「NEO GEO」のものと同じ。
ライナーには1988年 に亡くなった生田朗 に捧げる詩(英語)が記述されている。
映画「ラストエンペラー 」と映画「戦場のメリークリスマス 」のサウンドトラックの他、坂本のオリジナルアルバムに収録されている曲をオーケストラでアレンジされている。コンサートでは「ラストエンペラー」で使用されなかった「満州国パーティ」「満州国ワルツ」なども演奏されている。また、収録曲以外にも、「M.A.Y. In The Backyard」「Behind the Mask 」などが演奏されている。
収録曲 [ 編集]
Disc 1 [ 編集]
Station
Open The Door
First Coronation 戴冠式
Armo
Demo Guns
Mouse
Cut My Queue
The Gate
Tension
Rain (I want a Divorce)
Manchukuo Party 満州国パーティー
Manchukuo Waltz 満州国ワルツ
The Baby (Was Born Dead)
Russian Army ロシア兵
The Last Emperor - Theme
Disc 2 [ 編集]
Merry Christmas Mr.Lawrence - Theme
Germination 発芽
The Seed and the Sower 種子と種を蒔く人
Ride Ride Ride (Celliers' Brother's Song)
The Fight
Beyond Reason 理性を越えて
The Seed
The Last Emperor - The End Theme
Before Long
アルバム『ネオ・ジオ 』収録バージョンよりも長くアレンジされている。
Replica
Daikokai 大航海
作詞:かの香織 /イタリア語翻訳:細川周平/作曲:坂本龍一
ボーカルはバーナード・ファウラー。
Disc 3 [ 編集]
Okinawa Song
1900 1900年
ベルナルド・ベルトルッチ 監督による映画「1900年 」のテーマ曲で、坂本によるピアノで演奏されている。またライブでは同監督の映画「ラストタンゴ・イン・パリ 」のテーマも演奏された。
Tibetan Dance
沖縄風にアレンジされている。ボーカルはバーナード・ファウラー。
坂本龍一 シングル
アルバム
オリジナル ベスト リミックス ライブ セルフカバー その他 サウンドトラック
楽曲 ユニット 関連人物 関連項目