ベストタイザン

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ベストタイザン
Besttaisan.JPG
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2002年5月9日
ジェニュイン
ベストフルーツ
生国 日本の旗 日本北海道門別町
生産 沖田牧場
馬主 平野正行
調教師 村上正和(北海道
→ 齊藤堯(兵庫
→ 斎藤裕(兵庫
→ 上田二郎(兵庫
→ 桧森邦夫(北海道)
→ 藪田辰己(兵庫
→ 桧森邦夫(北海道)
競走成績
生涯成績 82戦29勝
地方競馬78戦29勝・中央競馬4戦0勝)
獲得賞金 地方競馬7357万1000円
中央競馬 180万円
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ベストタイザン日本競走馬重賞勝ち鞍に園田金盃(2007年)、園田フレンドリーカップ(2007・2008年)、笠松グランプリ(2008年)、白銀争覇(2009・2010年)、梅見月杯(2009年)、東海桜花賞(2009年)、サマーカップ(2009年)。

戦績[編集]

2004年6月10日、ホッカイドウ競馬のフレッシュチャレンジ競走を勝利したものの、札幌競馬場で走った中央競馬の芝のレースは2戦とも着外に敗れた。シーズン終了を待たずして園田の齊藤堯(たかし)厩舎に移籍。重賞で好レースを見せるも、この世代のトップホースであるグレートステージにはまるで歯が立たなかった。齊藤堯死去[1]のあと斎藤裕厩舎に移籍。

4歳となった2006年に復帰してから条件戦を地道に勝ち上がり、9月のS1特別を初勝利する。続く播磨町新聞の父特別(S1特別)でロードバクシンを破る。園田金盃2着[2]のあと、距離が1000メートル短縮された兵庫ゴールドトロフィーも4着[2]とまとめ、兵庫県競馬の特別敢闘馬に選出される[3]

2007年の初戦はお手馬が重なった下原理チャンストウライに騎乗したため、永島太郎に乗り替わる。ひさびさのレースで馬体重が29キログラム増えて終始おっ付け通しのチャンストウライに対し、得意の1400メートルで勝ちパターンに持ち込んだが、ゴール前で差し切られ敗れた。園田フレンドリーカップで重賞初制覇を果たし[2]、そのあと園田金盃まで6連勝を記録[4]。園田金盃の勝利により兵庫県競馬の最長距離重賞と最短距離重賞を制覇した。さらに兵庫ゴールドトロフィーに出走する。この年からハンデ戦となって前年の優勝馬リミットレスビッドとの斤量差が広がったが、前年と同じく4着に終わった[5]

2008年は園田フレンドリーカップを連覇。シンドバッドが従来持っていたレコードタイム(1230メートル、1分16秒0)を塗り替える1分15秒5での勝利だった[5]。休養をはさんで復帰したものの、夏負けの影響があり馬体重がなかなか絞れず[6]、目標だったJBCスプリントまで3連敗を喫する。笠松グランプリでは馬体重を10キログラム絞って臨み、単勝5番人気ながら勝利を挙げ[7]、ほとんど兵庫から出ず「内弁慶」との悪評を一蹴した。その後兵庫ゴールドトロフィーに出走したが、体重増もあり9着に敗れた。

2009年には兵庫県競馬の年代表馬に選ばれる[8]ほどの成績を収めた。まず中1週笠松競馬場の白銀争覇に出走し2着に4馬身差を付け優勝[9]。その後も名古屋競馬場と笠松競馬場にたびたび遠征し、梅見月杯[10]、東海桜花賞[11]、サマーカップ[12]に勝利した。一方ダートグレード競走では名古屋大賞典4着[11]、兵庫ゴールドトロフィー5着と善戦止まりであった。チャンストウライ、アルドラゴンとの兵庫三強対決となった兵庫大賞典では、チャンストウライから2馬身差の2着だった[13]

2010年も白銀争覇から始動し、2着アルドラゴンに2分の1馬身差を付け連覇を飾った[14]。続く福山競馬場マイル争覇で2着に敗れた[15]あとに故障[16]1年あまり出走が途絶えたが、9歳となった2011年も現役を続け、途中ホッカイドウ競馬に移籍した[17]

2012年は6戦したが未勝利であった。再びホッカイドウ競馬へ移籍したが1走もせず、8月7日付けで引退。引退後は新冠町の中央牧場で種牡馬となった[18]

血統表[編集]

ベストタイザン血統サンデーサイレンス系 / Bold Ruler 4×4=12.50%、Northern Dancer 4×5=9.38%、Nasrullah 5×5×5=9.38%) (血統表の出典)
父系

ジェニュイン
1992 青鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*クルーピアレディー
Croupier Lady
1983 栗毛
What Luck Bold Ruler
Irish Jay
Question d'Argent Tentam
Cold Reply

ベストフルーツ
1992 鹿毛
アスワン
1979 鹿毛
*ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
*リリーオブザナイル Never Bend
Nile Lily
母の母
ウオーターメロン
1982 栗毛
*ボールドラッド (USA) Bold Ruler
Misty Morn
リュウゼンジ *ニンバス
*シリーナ F.No.3-b
母系(F-No.)
5代内の近親交配
出典

脚注[編集]

  1. ^ 2005年7月12日 去る7月8日、齊藤 堯調教師(園田競馬場所属、65歳)が急逝されました。
  2. ^ a b c 園田フレンドリーC、ベストタイザン初重賞V” (日本語). netkeiba.com (2007年5月31日). 2011年10月6日閲覧。
  3. ^ ニュースリリース” (日本語). 兵庫県競馬組合 (2007年1月10日). 2011年10月6日閲覧。
  4. ^ 園田金盃、ベストタイザンが6連勝” (日本語). netkeiba.com (2007年12月6日). 2011年10月6日閲覧。
  5. ^ a b 園田フレンドリーC、ベストタイザンが連覇達成” (日本語). netkeiba.com (2008年5月29日). 2011年10月6日閲覧。
  6. ^ 竹之上次男 (2008年11月1日). “JBC枠順決定!” (日本語). 地方競馬日替わりライターブログ. 楽天競馬. 2011年10月6日閲覧。
  7. ^ 笠松グランプリ、兵庫のベストタイザンが制す” (日本語). netkeiba.com (2008年11月28日). 2011年10月6日閲覧。
  8. ^ 平成21年優秀競走馬決定!” (日本語). 園田・姫路競馬場号外. 兵庫県競馬組合 (2010年1月6日). 2011年10月6日閲覧。
  9. ^ 白銀争覇、兵庫のベストタイザンが重賞5勝目” (日本語). netkeiba.com (2009年1月9日). 2011年10月6日閲覧。
  10. ^ 梅見月杯、兵庫のベストタイザンが重賞6勝目” (日本語). netkeiba.com (2009年2月18日). 2011年10月6日閲覧。
  11. ^ a b 東海桜花賞、兵庫のベストタイザンが重賞7勝目” (日本語). netkeiba.com (2009年4月16日). 2011年10月6日閲覧。
  12. ^ サマーC、兵庫のベストタイザンが重賞8勝目” (日本語). netkeiba.com (2009年6月11日). 2011年10月6日閲覧。
  13. ^ 兵庫大賞典、チャンストウライ1年3か月ぶりの重賞V” (日本語). netkeiba.com (2009年5月5日). 2011年10月6日閲覧。
  14. ^ ベストタイザンが連覇達成/笠松・白銀争覇” (日本語). netkeiba.com (2010年1月8日). 2011年10月6日閲覧。
  15. ^ キングスゾーンがレコード勝ち/福山・マイル争覇” (日本語). netkeiba.com (2010年2月1日). 2011年10月6日閲覧。
  16. ^ 池永博省 (2011年3月30日). “相手に恵まれたベストタイザン「播州織特別」(園田)” (日本語). オッズパーク. 2011年10月6日閲覧。
  17. ^ ベストタイザン号移籍” (日本語). ニュースリリース. 兵庫県競馬組合 (2011年8月10日). 2011年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月6日閲覧。
  18. ^ 2013年供用予定種雄馬名簿 (PDF) ジャパン・スタッドブック・インターナショナル 2013年5月15日