ベネズエラ空軍

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Seal of the Venezuelan Air Force.png

ベネズエラ空軍西:Aviación Militar Nacional、以前はFuerza Aérea Venezolana)は、ベネズエラ空軍

歴史[編集]

1920年12月10日に陸軍航空学校が創設され、ここからベネズエラ空軍の歴史が始まる。創成期はファルマン製飛行機やコードロン G.3やコードロン G.4を装備し、おもにフランス、ドイツ、イタリアの影響を受けていた。第二次世界大戦後はアメリカ合衆国の援助で再編成され、1946年6月22日に正式にベネズエラ空軍が発足した。

現存する空軍基地の大半は1960年代に建設された。この頃の主力機はF-86B-25であった。1970年代に入り、石油価格の上昇により軍事費が増大し、空軍の近代化が1980年代まで進められる。ミラージュIIIやT-27、OV-10A/E、VF-5A/Dの他、1983年にはF-16が到着した。

近代化[編集]

アメリカ合衆国がF-16用予備部品の輸出を禁止した結果、ベネズエラ空軍は2005年7月に24機のSu-30を購入する事となった。

2009年までにMi-28が4機引き渡される予定である。これ以外にもロシアからIl-76を2機の調達や、Su-35の購入交渉が進められている。

組織[編集]

ベネズエラの空軍基地

空軍総司令官(Comandante General de la Aviación Militar Nacional Bolivariana)の下、以下の職位・組織がある。2007年時点で現役兵総員5,500人。パイロットの平均飛行時間は155時間/年[1]

  • 空軍航空作戦集団
  • 空軍防空集団
  • 空軍空挺集団
  • 空軍兵站集団
  • 空軍人事集団
    • 教育局
  • 航空学保健局(Dirección de Sanidad Aeronautica)
    • 管理副局
      • 計画部
      • 調査教育部
      • 生理ENTTO部
      • 一般役務部
      • モジュール部
      • 人事部
    • 医療副局
      • 調査教育部
      • 生理ENTTO部
      • 一般役務部
      • モジュール部
      • 人事部
  • 航空独立事業(Servicio Autónomo de la Aviación)
    • 航空独立事業管制網(Cadena de Mando del Servicio Autónomo de la Aviación)
    • 予算計画局(Dirección de Planificación y Presupuesto)
    • 市場商業化局(Dirección de Mercadeo y Comercialización)
    • 成果局(Dirección de Producción)

航空基地[編集]

  • エル・リベルタドル空軍基地(El Libertador Airbase)
  • ヘネラリーシモ・フランシスコ・デ・ミランダ空軍基地(Generalissimo Francisco de Miranda Airbase)

航空部隊[編集]

  • 空軍航空作戦集団
    • 第4航空群 運用機、A-319CJ、B-737、ファルコン50、Mi-17
    • 第5航空群 運用機、ビーチクラフト BE200
    • 第6航空群 運用機、C-130、ショート 330、B-707
    • 第9航空群 運用機、セスナ 206、セスナ 208
    • 第10航空群 運用機、AS 332、スーパープーマおよびクーガー
    • 第11航空群 運用機、ミラージュ50
    • 第12航空群 運用機、VF-5
    • 第13航空群 運用機、Su-30MK2
    • 第14航空群 運用機、SF-260、T-27 ツカノ、セスナ 182
    • 第15航空群 運用機、OV-10、T-27 ツカノ
    • 第16航空群 運用機、F-16
    • 第85航空群

装備[編集]

固定翼機[編集]

Su-30戦闘機
F-16戦闘機

回転翼機[編集]

階級[編集]

日本語 スペイン語 NATO階級符号
士官
空軍大将 General en Jefe  
空軍中将 Mayor General
空軍少将 General de Division   
空軍准将 General de Brigada  
空軍大佐 Coronel  
空軍中佐 Teniente Coronel  
空軍少佐 Mayor  
空軍大尉 Capitan
空軍中尉 Teniente
空軍少尉 Subteniente
技術官
先任上級技術教官 Maestro Tecnico de Supervisor
上級技術教官 Maestro Tecnico Mayor
1等技術教官 Maestro Tecnico de Primera
2等技術教官 Maestro Tecnico de Segunda
3等技術教官 Maestro Tecnico de Tercera
1等技術軍曹 Sargento Tecnico de Primera
2等技術軍曹 Sargento Tecnico de Segunda
3等技術軍曹 Sargento Tecnico de Tercera
下士官
先任上級曹長 Sargento Supervisor
上級曹長 Sargento Ayudante
1等曹長 Sargento Mayor de Primera  
2等曹長 Sargento Mayor de Segundo  
3等曹長 Sargento Mayor de Tercera
1等軍曹 Sargento Primero
2等軍曹 Sargento Segundo
兵卒
1等伍長
1等兵
Cabo Primero
2等伍長
2等兵
Cabo Segundo
Distinguido

脚注[編集]

  1. ^ Military Balance 2007

参考文献[編集]

Christopher Langton, Military Balance 2007, Routledge