ペストリングベルク鉄道

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リンツ市中心部のHauptplatzに停車中の新型低床車
Schableder付近を走行中の1954年製XIV
Open car II(1970年)

ペストリングベルク鉄道(Pöstlingbergbahn)はオーストリアリンツ市内を走る狭軌の電化鉄道である。この鉄道は市中心部と街の北側の丘の頂上にあるPöstlingbergを結ぶ。1898年に市電の終点近くにあるUrfahrからPöstlingbergまで軌間1000mmで開業し、2009年に1000mmから900mmに改軌して市電の路線に乗り入れるようになった。改軌にあたって、2008年3月から2009年5月まで休止した。この鉄道は11.6%の勾配があり、[1]世界でも有数の急傾斜の鉄道である。[2]

谷駅および博物館[編集]

Talstation
ミュールクライス線(右手前)との平面交差。左奥に博物館(旧駅舎)が見える

1898年に開通した際、起点のTalstation(谷駅)はミュールクライス線の南側にあり、ミュールクライス線との平面交差が存在した。この平面交差には技術的な問題があったため、1899年にTalstationはミュールクライス線の北側に移転し、平面交差を解消した。この時に現存する木筋レンガ造りのTalstationの駅舎が作られた。改軌と市電への乗り入れの際に再び平面交差が設けられ、Talstationの駅舎は使われなくなり、博物館として使われるようになった。

脚注[編集]

  1. ^ The New Pöstlingberg Railway (PDF)”. Linz Linien GmbH (2009年). 2011年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月6日閲覧。
  2. ^ Buckley, Richard (2000). Tramways and Light Railways of Switzerland and Austria (2nd edition), p. 139. Gloucester, UK: Light Rail Transit Association. 0-948106-27-1.

参考文献[編集]

  • Führer auf der Pöstlingbergbahn und durch Linz. Fink, Linz [a. d. Donau] 1899.[1]
  • Alfred Laula: Die Pöstlingbergbahn. Steilste Adhäsionsbahn Europas. Verlag Peter Pospischil, Wien 1976.[2]
  • Peter Wegenstein, Othmar Bamer [Fotogr.]: Die Unternehmung Stern & Hafferl 3. Bahn im Bild, Band 80, Pospischil, Wien 1991.
  • Christian Hager, Robert Schrempf: Unsere Pöstlingbergbahn. ESG Verkehr, Linz 1998, ISBN 3-901838-20-1.
  • Wolfgang Kaiser: Straßenbahnen in Österreich. GeraMond Verlag, München 2004, ISBN 3-7654-7198-4.
  • Robert Schrempf: Pöstlingbergbahn Album. Verlag Schwandl, Linz 2009, ISBN 978-3-936573-24-4, poestlingbergbahn-album.at
  1. ^ Führer auf der Pöstlingbergbahn und durch Linz. Katalogzettel Österreichische Nationalbibliothek.
  2. ^ Die Pöstlingbergbahn. Steilste Adhäsionsbahn Europas. Katalogzettel Österreichische Nationalbibliothek.