ペニー・パーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SP//dr
出版の情報
出版者 マーベル・コミック
初登場エッジ・オブ・スパイダーバース』 #5 (2015年10月)
クリエイター ジェラルド・ウェイ
ジェイク・ワイアット
作中の情報
本名 ペニー・パーカー
種族
出身地 アース14512 (コミック)
アースTRN704 (映画)
パートナー
能力
  • ペニー:
  • スパイダーセンス
  • 天才的知能
  • SP//drとの感応
  • SP//drによる戦闘力

SP//dr:

  • ペニーとの感応

ペニー・パーカー(Peni Parker)は、マーベル・コミックに登場するスーパーヒーローで、スパイダーマンの立ち位置にいるキャラクター。ペニーは、両親が死去した後、叔母のメイと叔父のベンの下で養子として暮らす日系アメリカ人の高校生として描かれている。彼女は放射性クモに噛まれたことでSP//drというメカ・スーツと精神的な感応を獲得し、SP//drのパイロットとなる[1]

出自となる漫画、および映画では、日本のアニメ・漫画作品から着想を得たと思わせる部分が存在する。

各種メディア[編集]

漫画[編集]

『エッジ・オブ・スパイダーバース』#5「SP//dr 女性操縦士」が初出。邦訳コミックでは綴りに忠実な「ペニ・パーカー」という表記。アース14152出身の14歳の少女でベジタリアン。9歳の頃に父親がパワードスーツ「スパ//ダー」の実験中に死亡し、伯父夫婦であるベンとメイに引き取られることとなる。遺伝子の互換性の問題で、父親の研究を引き継ぐこととなり、スパ//ダーの操縦士となる。同アースのミステリオを倒し、彼の情報提供による作戦で、相棒のDとともにギャングを殲滅。その帰りに、別次元から来たスパイダーハムとオールドマンスパイダーに邂逅、スパイダーバースの戦いに身を投じることとなる。

『アメイジング・スパイダーマン』本編においてはアース13でピーターたちと合流し、インヘリターズとの戦いに臨むが、常にスパ//ダーを装着した状態で登場しているため、ペニとしての素顔は登場しない。

後の関連作品である『エッジ・オブ・スパイダーゲドン』#2では、戦いの後に帰還したが、元の世界で不在であったことを問われ、クラスメイトのエディ・ブロックおよび新型の「VEN#m」に強制的に守る立場を取って変わられてしまう。しかし、VEN#mはM.O.R.B.I.U.S.という存在との戦闘で暴走し、メイの犠牲を経てペニとスパ//ダーはVEN#mと戦うことになる。その後、別世界のスパイダーマンたちの誘いよって、再び新たな戦いへと進む。

漫画版において、スパ//ダーの外観はエヴァンゲリオンを思わせるような長い手足と頭部のデザインとなっている。

映画[編集]

ペニー・パーカーとSP//drは2018年のアニメーション映画 『スパイダーマン: スパイダーバース』に登場しており、キミコ・グレンがペニーの声を担当している[2][3]。日本語吹き替えは高橋李依[4]。映画の中で、彼女はスパイダーハム英語版スパイダーマン・ノワール英語版と共にマイルス・モラレス英語版が住む宇宙に訪れる。映画では、ペニーは日本のアニメの様式が反映された姿をしており、非常に活発で、SP//drを操縦しながら様々な菓子を食べている様子が見られる。SP//drはドーム型の窓があるコクピットを備えたデザインをしており、ドームにはアニメに関連した絵文字やクモの目を表す八つの点、スパイダーマンの目のような図形が電光的に表示される。

映画版では「アースTRN704」の出身となっている。漫画のスパイダーバースの堅めのデザインよりも、映画版においてはややコミカル調(日本的に例えるとトゥーン調の萌えキャラ)なデザインにアレンジされており、性格面も含め全体的に明るいイメージとなっている。動きの表現には日本のアニメでよく使われているリミテッド・アニメーションの手法が用いられている[5]。また、パワードスーツに関しては、細く長い手や足は踏襲しているが、上記のとおりの頭部および胴体部デザインやカラーリングなど、デザインに差異がある(ペニーと同様にリアル調から愛嬌のあるデザインにアレンジ)。

コンピュータゲーム[編集]

SP//drは携帯ゲーム『MARVEL スパイダーマン・アンリミテッド英語版』の操作キャラクターである。

フィギュア[編集]

ハズブロマーベルレジェンドでSP//drのフィギュアを発売した。また、映画バージョンのSP//drのフィギュアも発売されている[6]

参考文献[編集]