ホンダ・ラファーガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホンダ・ラファーガ CE4/5型 | |
---|---|
2.0S 2.0S 2.5S | |
製造国 |
![]() |
販売期間 | 1993年 - 1997年 |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
エンジン |
G20A型:2.0L 直5 SOHC G25A型:2.5L 直5 SOHC |
駆動方式 | FF |
最高出力 |
G20A型:160PS/6,700rpm G25A型:180PS/6,500rpm |
最大トルク |
G20A型:19.0kgf·m/4,000rpm G25A型:23.0kgf·m/3,800rpm |
変速機 | 4速AT/5速MT |
サスペンション |
前:ダブルウィッシュボーン 後:ダブルウィッシュボーン |
全長 | 4,555mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,425mm |
ホイールベース | 2,770mm |
車両重量 | 1,280-1,380kg |
姉妹車 | ホンダ・アスコット(2代目) |
プラットフォーム共有車種 |
ホンダ・インスパイア(初代) ホンダ・ビガー(3代目) |
先代 | なし |
後継 |
ホンダ・トルネオ ※アスコットと統合 |
-自動車のスペック表- |
ラファーガ(Rafaga)は、本田技研工業がかつて製造・発売していたセダン型の乗用車である。
概要[編集]
初代インスパイアから始まった独特のレイアウトで、直列5気筒エンジンをフロントミッドシップに縦置きしたFFミッドシップが採用され、5ナンバーサイズの4ドアセダンの車体が与えられた。開発テーマは『新しい存在感の創造』で、当時の国産2L級の車体が3ナンバーサイズに拡大するところを、全幅を広げず全高を上げたパッケージングで室内空間にゆとりを持たせた。
2代目アスコットの姉妹車で日本国内専用モデルであり、全幅は5ナンバーサイズに抑えたが、エンジンは2.0L(160PS/19.0kgf·m:「2.0E」,「2.0T」,「2.0S」)と2.5L(180PS/23.0kgf·m:「2.5S」)を用意された。いずれも直列5気筒 SOHC 20バルブで、DOHCではないが4バルブである。2.5Lは4速ATのみだが、2.0Lは5速MTも選択できた。基本的には初代インスパイアが搭載するエンジンと同じだが、各部の細かな変更を受けて、レギュラーガソリン仕様となった。サスペンションは4輪ダブルウイッシュボーンで「2.5S」はストラットタワーバーを装備している。
全長に対しホイールベースが長く、全高が高くトランクは短いハイデッキなスタイルとなっている。アスコットとの相違点として、ライト内部や側面窓枠のメッキモールが省略され、ブラックアウトされている。前後ウインカーレンズも、アスコットのクリア仕様に対し、オレンジ仕様となっている。
内装はこのクラスなりの質感で、グレード等によりウッドパネル(木目調)が付く。本革は「2.5S」にオプション。ドア内張りは窓枠下まで全面モケットで覆われ、ドア左右(前後)と中央の肘掛も同様となる。1994年から実施の新保安基準をクリアした安全設計だが、運転席、助手席エアバッグはABSとともに、サンルーフもセットオプションで選択できた。
初代 CE4/5型(1993-1997年)[編集]
- 1993年10月29日 - 2代目アスコットの登場とともに姉妹車として発売された。
- 1995年7月 - 専用フロントダンパーやリアスプリング、ストラットタワーバーや大型リアウイングを装着したCS(クルージング・スポーツ)が追加された。
- 1997年8月[1] - アスコットと共に生産終了。以降は在庫対応分のみの販売となる。
- 1997年9月ー アスコットと共に販売終了。後継はトルネオ。販売期間中の新車登録台数の累計は2万3305台[2]。
車名の由来[編集]
販売店[編集]
脚注[編集]
- ^ “ラファーガ(ホンダ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月24日). 2020年1月24日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第65号10ページより。
- ^ アスコット&ラファーガ ファクトブック
関連項目[編集]
- 本田技研工業
- ホンダ・アスコット - 姉妹車
- ホンダ・インスパイア - プラットフォームを共有
- ホンダ・ビガー - プラットフォームを共有
- ホンダ・トルネオ - 後継車
外部リンク[編集]
|
|