ボクサー (強襲揚陸艦)

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ボクサー
US Navy 030127-N-1352S-033 Aerial photo of the amphibious assault ship USS Boxer (LHD 4).jpg
基本情報
建造所 インガルス造船所
運用者 Seal of the United States Department of the Navy.svgアメリカ海軍
艦種 強襲揚陸艦
級名 ワスプ級強襲揚陸艦
モットー Honor, Courage, Strength
母港 カリフォルニア州 サンディエゴ
艦歴
発注 1988年11月20日
起工 1991年4月18日
進水 1993年8月13日
就役 1995年2月11日
要目
排水量 40,722 トン
全長 257 m
吃水 8.5 m
主機 蒸気タービン 2機、2軸
出力 70,000 hp
最大速力 23 ノット
乗員
  • 乗組員:士官・73名、下士官兵・1009名
  • 上陸部隊:1894名
兵装
搭載艇 LCAC-1級揚陸艇×3隻 / LCU上陸用舟艇×2隻 / 機動揚陸艇×12隻
以上、作戦内容により変化。
搭載機 標準構成
AV-8B ハリアーII / F-35B ライトニングII ×6機
AH-1W スーパーコブラ / AH-1Z ヴァイパー ×4機
MV-22B オスプレイ ×12機
CH-53 シースタリオン ×4機
UH-1Y ヴェノム ×3 - 4機
強襲作戦時
MV-22B オスプレイ ×22機
制海作戦時
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ボクサー(USS Boxer, LHD-4)は、アメリカ海軍強襲揚陸艦ワスプ級強襲揚陸艦の4番艦。艦名は米英戦争拿捕したイギリス軍艦ボクサー英語版」にちなむ。その名を持つ艦としては6隻目。

艦歴[編集]

ボクサーは、ミシシッピ州パスカグーラインガルス造船所1993年8月13日に進水し、1995年2月11日に就役した。その後パナマ運河経由でカリフォルニア州サンディエゴに向かう。パナマ運河に合わせて建造されたものの、通過時にブリッジの張り出し部分といくつかの設備が障害となったため撤去された。

小修理およびシステムチェックの後に、ボクサーは1997年3月24日-9月24日まで西太平洋展開する。オースティン級ドック型輸送揚陸艦オグデン」およびアンカレッジ級ドック型揚陸艦「フォート・フィッシャー」と共に、多くの外国の港を訪れた。翌年リムパックに参加、1998年12月5日に再び西太平洋に展開した。

ボクサーは西太平洋、ペルシア湾紅海に展開した。2001年3月14日には不朽の自由作戦およびノーザン・ウォッチ作戦の支援に参加する。その後シンガポールタイグアムジェベル・アリバーレーンヨルダンを訪れ、アメリカ同時多発テロ事件から3日後の2001年9月14日に帰国した。

イラク情勢が緊迫すると、ボクサーは再び中東へ派遣される。イラク・フリーダム作戦の直接支援として6ヶ月の配備となった。2003年1月17日にサンディエゴからワスプ級強襲揚陸艦ボノム・リシャール」、アンカレッジ級ドック型揚陸艦アンカレッジ」、クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦クリーブランド」「ダビューク」、ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦カムストック」、ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦パール・ハーバー」と共に展開した。ボクサーは2003年7月26日に帰国した。

2003年にボクサーは太平洋艦隊マージョリー・ステレット戦艦基金賞を受賞した。

ボクサーは2004年1月14日、イラク復興支援のためイラク・フリーダムII作戦に単独で派遣される。サンディエゴを出港したボクサーはペルシア湾北部のクウェート海軍基地に資材・設備を運搬し、2004年4月29日に帰国した。

2009年4月にソマリア沖の海賊に拉致された貨物船「マースク・アラバマ」号船長救出活動に当たる。

2019年7月18日ドナルド・トランプ大統領は、ボクサーがホルムズ海峡の国際海域を航行中にイランの無人機の異常接近を受け、再三の警告を無視したため電波妨害で撃墜したと発表した[1]。‬

脚注[編集]

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  1. ^ 米艦船がイランの無人機撃墜 トランプ氏、会合で明かす” (2019年7月19日). 2019年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月28日閲覧。

関連項目[編集]