ボボボーボ・ボーボボ (架空の人物)
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ボボボーボ・ボーボボは、漫画『ボボボーボ・ボーボボ』および『真説ボボボーボ・ボーボボ』に主人公として登場するキャラクター。通称は「ボーボボ」。
声の出演[編集]
- 子安武人 / 子供時代 - 木内レイコ(アニメ)
- 水木一郎(PS2版ゲーム)
- リチャード・エプカー・子供時代モナ・マーシャル(アメリカ版アニメ)
人物[編集]
チャームポイントは「全体」。金髪のアフロヘアーにサングラスをかけている。
名前を漢字で表記すると「母母母ー母・母ー母母」(7人の母)となる(だが、中国語では「波波波波・波波波」)。苗字は3番目の「ボ」で、「・」の部分はサングラスである(サングラスの名前は「コンマ」)。
いい加減な性格に見えるが、胸の内に秘めた正義感は熱い。しかし首領パッチや天の助といった仲間をいいように利用する所がたまにキズ(しかし首領パッチの事は相棒だと認めているようであり、天の助の事は本当に危うい時は助ける事もある)。だがビュティだけは何があっても必ず守る(愚弄する輩はぶっ飛ばす)と決めている。当然キャラの分類上はボケキャラだが、極稀にツッコむ事もある(特にライス戦では)。アニメでは、首輪を外され赤ちゃんのようになったヘッポコ丸に呆然としたビュティの代わりにツッコミを入れ、「代わりにツッコんどいた」とビュティに報告している。
好物はパン類(しかし、食パン戦において、食パンは食わないと発言している)。嫌いな食べ物はピーマン(本人曰くしょっぱいらしい)。趣味はバトルとバカいじり。特技は鼻毛真拳とジェンガ。嫌いな物は冬場の静電気。最近嬉しかった事は宝くじを当てた事(末等の5円が1口)。最近腹が立った出来事は首領パッチが活躍した時。自分を有名人に例えるとISSA。宝物はパトカー(これでよく峠を攻めるらしい)。好きな言葉は「愛」。旅をしてみたい所は秋芳洞。
アフロからは様々なものが飛び出す。高橋和希の漫画『遊☆戯☆王』とのコラボレーションにより、同漫画の主人公・武藤遊戯が登場したこともある。兄であるビービビも同様の技を使える。
たまに性格が暴走してしまう事もあり、理性を吸い取られると、究極奥義アフロ黄金郷が発動し、理性が崩壊してる時、サングラスを逆さまにすると、ガネメが発動する。ウサギを見ると探検家になってアマゾンに金を探しに行く癖がある。また首領パッチキーホルダーによって「ボボボーボ・ボーボボWTマークIIセカンド」にパワーアップでき、このときにしか使えない技もある。
主人公にもかかわらず人気投票の順位はかなり低く、登場人物が比較的限られた第一部一年目や第二部でも3位で、ひどい時には9極戦士(メインキャラクター9人)限定であったにもかかわらず6位になったことすらある(あるテレビ番組での小学生に聞いたアニメキャラランキングではボーボボキャラとしては1位だった事もあるので中学生以上からの人気はそれ未満である)。
本人は、「ボボボーボ」が苗字で「ボーボボ」が名前だという発言をしている(実際、周囲から「ボボボーボ」と呼ばれたことはない)。
扇風機にアーッてする大会第2位(準優勝)。
来歴[編集]
三歳時に巨大ロボット、五歳時に武士、七歳時には軍艦と特訓と、わけのわからない少年時代を過ごしていた。
7代目鼻毛真拳伝承者。祖国である毛の王国を滅ぼした毛狩り隊に復讐するため、仲間とともに旅をしている。
ビービビとの戦いの終結後は、ゲーセン巡りへと旅立った。
『真説』からは、服の色が青から赤に変わった(よく見ると長袖に替わっている)。また、ライスから貰ったキングオブハジケリストの証も無くなっている。(ただし身に付けていなかっただけで、柊戦で証が現れた)「ゲナハブレイク」と叫びながら自らの鼻毛を抜く事によって真説ボーボボに変身する。この力は1年間の魚雷ガールの特訓によって身に着けたもの。2度目のナメ郎戦で使用し、見事粉砕。但しその時点では10分間しかその力を使えなかった。魚雷ガールとの修行の末に「真説ジャケット」を手に入れ(いつでもどこでも身に着けることができ、ボーボボはこれを着ることで修行後完成版真説ボーボボに変身できるようになった)、敵の本拠地東京マルハーゲ23区へ行く。
悪の根源であったツル・ツルリーナ3世を倒した後、首領パッチと共に毛狩り隊残党の討伐を行っていたところ、今度は「関東野菜連合」を裏切ったピーマンが築いた「ピーマン帝国」を滅ぼすために、首領パッチや新たな同行者ユキ、関東野菜連合達と共に新たな旅に出て行った。
技[編集]
主に、鼻毛真拳を使用するが、その他にもワキ毛真拳やCDのケースをカパカパする真拳・CDのケースがカパカパしない真拳やティッシュ真拳などを会得している。何故ワキ毛真拳が使えるかは不明。
首領パッチ・ところ天の助・田楽マン・魚雷ガール等とそれぞれ融合合体する事で、ボボパッチ・ボボパッチの助・パッチボボ・パパパーパ・パーパパチ・田ボ・パッチボボ・天ボボ・金天ボ・魚雷ガーボ・横浜の順子(大人の女)・等といった最強の戦士に変身する事が可能である(最強の戦士の詳細については融合戦士の項を参照の事)。
『真説』からは鼻毛真拳が真説・鼻毛真拳へとパワーアップした。
また、かめはめ波や、マッスル・スパーク、地獄の断頭台、八卦六十四掌等、他作品のキャラの技も使うこともある上に、マッスル・ドッキングなど、ほかの漫画の技で勝負を決めてしまう時もある。(八卦六十四掌の時は、「岸本先生ごめんなさい!!」という吹き出しがあった)。
- ひき逃げアタック
- RX-1000と言うマシンに変身しひき逃げする技。序盤で多用。ゲームではダッシュする際に使われ弱い敵を一瞬にして倒す技となった。正式名称は「出動!アフロチームひき逃げアタック」
- ボーボボパンチ
- ライス戦で使用したパンチ。
- ボーボボチョップ
- ライス戦で使用したチョップ。
- ボーボボファイヤー
- 動けない状態で使用した技。ゲーム9極戦士でも通常技としても使用した。
- にゃんこ空中3回転
- ピン子フラッシュ
- お花盛りタイフーン
- ザウルスキック
- 恐竜の着ぐるみを着た状態でのドロップキック。
- 学校のカーテンガード
- 怒りの足長おじさんキック
- 怒りの警視庁ドロップ
- 漢拳4倍
- ティーパック・アタック
- 爪(クロー)
- 目が点ポンチ
- 超うるおいお肌エルボー
- ランバダ戦で使用した肘打ち。
- めざせヤリ投げ世界新
- つくねになった首領パッチを投げつけた技。
- コンニャクガード
- ボーボボがバカガードの代わりにコンニャクを使用した技。
- ステキなマイホーム
- ペットハウスでハンペンをおびき寄せた技。
- 武器乱舞
- 悲しみの掃除当番
- 掃除用具入れになる技。
戦績[編集]
融合戦士化無しの戦績は、しじみ兄弟の兄、キアゲハ、そしてカレンダー(6月7日)以外、基本的に全勝している。(カレンダー(6月7日)戦は、なぜか勝っていたのに、ワープ中にボロボロになっていた。)
融合戦士での戦績は、融合戦士を参照。
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