ボルナ・チョリッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • ボルナ・コリッチ
ボルナ・チョリッチ
Borna Ćorić
Tennis pictogram.svg
Coric RG16 (14) (27369409966).jpg
ボルナ・チョリッチ
基本情報
国籍 クロアチアの旗 クロアチア
出身地 同・ザグレブ
生年月日 (1996-11-14) 1996年11月14日(22歳)
身長 185cm
体重 75kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2014年
ツアー通算 2勝
シングルス 2勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 7,046,438 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2019)
全仏 3回戦(2015・16・18・19)
全英 2回戦(2015)
全米 4回戦(2018)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 優勝(2018)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 12位(2018年11月5日)
ダブルス 413位(2016年11月7日)
2019年6月2日現在
テンプレート  プロジェクト テニス

ボルナ・チョリッチBorna Ćorić, クロアチア語発音:  [bôːrna t͡ɕǒːrit͡ɕ], 1996年11月14日 - ) は、クロアチアザグレブ出身の男子プロテニス選手。身長185cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス12位。ATPツアーではシングルス2勝を挙げる。

表記については、ボルナ・コリッチ等も見られる。

来歴[編集]

ジュニア時代[編集]

2013年全米オープンのジュニア男子シングルスの決勝でタナシ・コキナキスを破り優勝。

大会 2012 2013
ジュニアグランドスラム
全豪オープン 2R SF
全仏オープン 1R SF
ウィンブルドン 2R QF
全米オープン 2R W
ジュニアグランドスラム決勝進出結果
結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 2013年 全米オープン ハード オーストラリアの旗 タナシ・コキナキス 3–6, 6–3, 6–1

プロ転向後[編集]

2014年スイス・インドアにて1回戦で世界ランク13位のエルネスツ・グルビスに勝利。世界トップ20以内の選手に勝利したのは初。準々決勝にて世界ランク3位のラファエル・ナダルに6–2, 7–6(4)で勝利。2003年以降ナダルから勝利を上げた中ではもっとも若い選手となった。[1]10月27日初の世界ランク100位入り(93位)。11月、ATP Star of Tomorrowを受賞。

2015年ドバイ・テニス選手権準々決勝にて世界ランク3位のアンディ・マリーに6–1, 6–3で勝利。同年の全仏オープンにてサム・クエリー、第18シードトミー・ロブレドに勝利しグランドスラム初の3回戦進出を果たした。

2016年:ツアー決勝進出[編集]

年始のチェンナイ・オープンでATPツアー初の決勝進出。10代での決勝進出は2008年の同郷の先輩マリン・チリッチ以来。決勝でスタン・ワウリンカに敗れ準優勝。 4月のハサン2世グランプリでは2度目の決勝進出。決勝でフェデリコ・デルボニスに2-6, 4-6で敗れ、初優勝はならず。 8月のシンシナティ・マスターズでは3回戦でラファエル・ナダルに6-1, 6-3で勝利し、マスターズ1000で初めてベスト8に進出する。準々決勝では同じクロアチアの先輩マリン・チリッチとの試合で第2セット開始時に棄権した。9月のデビスカップ準決勝後に膝の手術を受け、シーズンを終えた。

2017年:ツアー初優勝[編集]

4月のハサン2世グランプリでは2年連続で決勝進出。決勝でフィリップ・コールシュライバーに5-7, 7-6(3), 7-5で勝利し、ツアー初優勝を果たす[2]全米オープンは2回戦で第4シードのアレクサンダー・ズベレフに3-6, 7-5, 7-6(1), 7-6(4)で勝利する。3回戦で第28シードのケビン・アンダーソンに4-6, 3-6, 2-6で敗れた。ネクストジェネレーション・ATPファイナルに出場し、ラウンドロビンを突破したが、準決勝で敗れた。

2018年:マスターズ準優勝、デビスカップ優勝、トップ15入り[編集]

3月のBNPパリバ・オープンでマスターズ1000初のベスト4進出。準決勝で世界ランキング1位のロジャー・フェデラーに善戦するも7-5, 4-6, 4-6で敗れた。6月のゲリー・ウェバー・オープンは決勝でフェデラーに7-6(6), 3-6, 6-2で勝利し、ATP500初優勝となるツアー2勝目を挙げる。全米オープンは4回戦まで進出した。10月の上海マスターズでは準決勝でフェデラーに勝利し、マスターズ1000で初の決勝進出を果たす[3]。決勝はノバク・ジョコビッチに3-6, 4-6で敗れて準優勝となった。年間最終ランキングは12位まで上昇した。

デビスカップ2018決勝のフランス戦では、シングルス第1戦でジェレミー・シャルディーを6-2, 7-5, 6-4で下し、チームの優勝に貢献した[4][5]

2019年[編集]

全豪オープンは4回戦まで進出した。マイアミ・オープンモンテカルロ・マスターズではベスト8入りした。

主要大会決勝[編集]

マスターズ1000決勝[編集]

シングルス:1 (1準優勝)[編集]

結果 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 2018年 中華人民共和国の旗 上海 ハード セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 3-6, 4-6

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 6回 (2勝4敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-1)
ATPワールドツアー・500シリーズ (1-0)
ATPワールドツアー・250シリーズ (1–3)
サーフェス別タイトル
ハード (0–3)
クレー (1–1)
芝 (1-0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2016年1月10日 インドの旗 チェンナイ ハード スイスの旗 スタン・ワウリンカ 3-6, 5-7
準優勝 2. 2016年4月10日 モロッコの旗 マラケシュ クレー アルゼンチンの旗 フェデリコ・デルボニス 2-6, 4-6
優勝 1. 2017年4月16日 モロッコの旗 マラケシュ クレー ドイツの旗 フィリップ・コールシュライバー 5–7, 7–6(7-3), 7–5
優勝 2. 2018年6月24日 ドイツの旗 ハレ スイスの旗 ロジャー・フェデラー 7-6(8-6), 3-6, 6-2
準優勝 3. 2018年10月14日 中華人民共和国の旗 上海 ハード セルビアの旗 ノバク・ジョコビッチ 3-6, 4-6
準優勝 4. 2019年9月22日 ロシアの旗 サンクトペテルブルク ハード(室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 3-6, 1-6

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2014 2015 2016 2017 2018 2019 通算成績
全豪オープン A 1R 1R 1R 1R 4R 3–5
全仏オープン LQ 3R 3R 2R 3R 3R 9–5
ウィンブルドン A 2R 1R 1R 1R A 1–4
全米オープン 2R 1R 1R 3R 4R 2R 7–5

※不戦敗は通算成績に含まない[6]

脚注[編集]

受賞
先代:
チェコの旗 イジー・ベセリー

(ATP Star of Tomorrow)

ATP年間最優秀新人賞(ATP Newcomer of the Year)
2014
次代:
ドイツの旗 アレクサンダー・ズベレフ