マイル争覇

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マイル争覇
競馬場 名古屋競馬場
2018年の情報
距離 ダート1600m
格付け SPII
賞金 1着賞金300万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン・北陸・東海・近畿所属・他地区4頭
負担重量 別定重量
出典 [1]
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マイル争覇(マイルそうは)とは愛知県競馬組合名古屋競馬場ダート1600mで施行する競馬重賞競走平地競走)である。

副賞は、日進市長賞(2018年)[2]

概要[編集]

1990年に名古屋競馬場のダート1600mのサラブレッド系3歳以上の東海所属馬限定の重賞競走「三重テレビ賞 マイル争覇」として創設。創設当初から数年までは三重テレビ放送が優勝杯を提供し、後に優勝杯の提供を三重テレビ放送から東京スポーツ中部支社に変更。それに伴い、名称を「三重テレビ賞 マイル争覇」から「中京スポーツ賞 マイル争覇」に変更された。

1996年度(1997年)からは東海地区重賞格付け制度施行によりSP(スーパープレステージ)IIに格付けされ、更に施行時期を6月下旬 - 7月上旬から1月下旬 - 3月上旬に変更された。

2002年からは北陸・東海・近畿地区交流競走として施行、金沢所属・兵庫所属の競走馬が出走可能になり、更に2007年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走となり、福山所属の競走馬が出走可能になり、かつ1着馬のみ、安田記念トライアル競走の北陸・東海・近畿・中国地区のブロック代表馬として安田記念トライアル(マイラーズカップ京王杯スプリングカップ)への出走権が与えられる。更にこのどちらかの競走で上位2着までに入賞すると、安田記念へ出走可能となる。

2010年からは施行場が福山競馬場のダート1600mに移設され、格付けが廃止された(福山競馬で行われる重賞競走にはグレード制が存在しなかった)。また東京スポーツ中部支社が優勝杯の提供から撤退した。福山競馬場の廃止に伴い、2013年の開催をもって休止されていた。

2018年より名古屋競馬場で5年ぶりに復活し、同時にJRAのGI競走である大阪杯のステップ競走(2018年現在は中山記念金鯱賞が指定[3])への代表馬選定競走となる。寄贈賞を含めた競走名は「日進市長杯 マイル争覇」となり、回次は引き継がれて2018年が第24回となる。格付けはSPII。[4]

2020年より開催時期が12月から1月に変更され、出走資格も3歳以上から4歳以上に変更される予定。このため、2019年は開催を休止する。

負担重量は別定重量である。

条件・賞金(2018年)[編集]

出走条件
サラブレッド系3歳以上、東海、北陸、近畿所属。他地区所属馬の出走枠は4頭以下。
賞金額
1着300万円、2着75万円、3着36万円、4着24万円、5着15万円、着外3万円[1]

歴史[編集]

  • 1990年 - 名古屋競馬場のダート1600mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海所属馬限定の重賞競走「三重テレビ賞 マイル争覇」として創設。
  • 1993年
    • 愛知のカズノタンポポが史上初の連覇。
    • 愛知の迫田清美が騎手として史上初の連覇。
    • 愛知の永田三郎が調教師として史上初の連覇。
  • 1997年
    • 東海地区重賞格付け制度施行によりSPIIに格付け。
    • 施行時期を6月下旬 - 7月上旬から1月下旬 - 3月上旬に変更。
  • 1998年
    • 笠松のハカタダイオーが史上2頭目の連覇。
    • 当時、笠松所属の安藤光彰が騎手として史上2人目の連覇。
    • 笠松の柳江俊明が調教師として史上2人目の連覇。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「サラブレッド系4歳以上の東海所属馬」から「サラブレッド系3歳以上の東海所属馬」に変更。
  • 2002年 - この年から北陸・東海・近畿地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。
  • 2004年 - 金沢のホシオーが他地区の地方所属馬として史上初の優勝。
  • 2006年
    • 愛知のヨシノイチバンボシが史上3頭目の連覇。
    • 愛知の錦見勇夫が調教師として史上3人目の連覇。
  • 2007年 - この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
  • 2008年 - 愛知の原口次夫が調教師として史上4人目の連覇。
  • 2009年
    • 愛知のキングスゾーンが史上4頭目の連覇。
    • 愛知の安部幸夫が騎手として史上3人目の連覇。
  • 2010年
    • 施行場を福山競馬場のダート1600mに移設。それに伴い、重賞表記を「SPII」から「重賞」に変更。
    • 東京スポーツ中部支社が優勝杯の提供から撤退。
    • 愛知のキングスゾーンが福山競馬場のダート1600mのコースレコード1:42.6で優勝と同時に史上初の3連覇。
  • 2011年
    • 愛知のキングスゾーンが史上初の4連覇。地方競馬においての同一重賞4勝は史上4頭目。
    • 愛知の安部幸夫が騎手として史上初の4連覇。
    • 愛知の原口次夫が調教師として史上初の5連覇。
  • 2013年 - 福山競馬場の廃止に伴い、この年をもって一旦休止。
  • 2018年 - 施行場を名古屋競馬場のダート1600mに移設して復活。
  • 2020年 - 開催時期が12月から1月に変更され、出走資格も3歳以上から4歳以上に変更予定。

歴代優勝馬[編集]

施行年月日 競馬場 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
1 1990年6月27日 名古屋 ラツキーイソハル 牝6 愛知 1:39.5 戸部尚実 河村功
2 1991年6月26日 名古屋 ペーターマン 牡5 愛知 1:40.9 黒宮高徳 山本茂則
3 1992年7月1日 名古屋 カズノタンポポ 牝4 愛知 1:40.1 迫田清美 永田三郎
4 1993年6月30日 名古屋 カズノタンポポ 牝5 愛知 1:41.5 迫田清美 永田三郎
5 1994年6月29日 名古屋 スズノキャスター 牝6 笠松 1:40.8 安藤勝己 鈴木良文
6 1995年7月12日 名古屋 ライフアサヒ 牡4 愛知 1:39.8 吉田稔 松橋寛
7 1997年2月19日 名古屋 ハカタダイオー 牡4 笠松 1:41.3 安藤光彰 柳江俊明
8 1998年2月4日 名古屋 ハカタダイオー 牡5 笠松 1:41.6 安藤光彰 柳江俊明
9 1999年2月17日 名古屋 シンプウライデン 牡5 笠松 1:41.1 安藤勝己 荒川友司
10 2000年3月1日 名古屋 メモリーデュラブ 牡6 愛知 1:41.7 安部幸夫 荒木市雄
11 2001年3月7日 名古屋 アイリッシュパーク 牡7 愛知 1:41.7 横川健二 冨田光吉
12 2002年3月6日 名古屋 サンキューホーラー 7 愛知 1:40.6 丸野勝虎 本名信行
13 2003年2月27日 名古屋 キウィダンス 牝4 愛知 1:42.0 吉田稔 角田輝也
14 2004年2月24日 名古屋 ホシオー 牡8 金沢 1:41.2 向山牧 松原正文
15 2005年2月17日 名古屋 ヨシノイチバンボシ 牡4 愛知 1:38.9 吉田稔 錦見勇夫
16 2006年2月3日 名古屋 ヨシノイチバンボシ 牡5 愛知 1:40.9 安部幸夫 錦見勇夫
17 2007年2月2日 名古屋 ウイニングウインド 牡6 愛知 1:43.0 吉田稔 原口次夫
18 2008年1月31日 名古屋 キングスゾーン 牡6 愛知 1:43.2 安部幸夫 原口次夫
19 2009年1月29日 名古屋 キングスゾーン 牡7 愛知 1:43.2 安部幸夫 原口次夫
20 2010年2月1日 福山 キングスゾーン 牡8 愛知 1:42.6 安部幸夫 原口次夫
21 2011年2月6日 福山 キングスゾーン 牡9 愛知 1:44.3 安部幸夫 原口次夫
22 2012年1月30日 福山 スマートブレード 牡11 愛知 1:43.8 岡部誠 角田輝也
23 2013年1月27日 福山 エーシンアガペー 牝6 兵庫 1:44.7 田中学 橋本忠男
24 2018年12月7日 名古屋 カツゲキキトキト 牡5 愛知 1:41.7 大畑雅章 錦見勇夫

出典[編集]