マインディング

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マインディング
Owner Mr Derrick Smith.svg
デリック・スミスの勝負服
欧字表記 Minding
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2013年2月10日(6歳)
Galileo
Lillie Langtry
母の父 Danehill Dancer
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産 Orpendale, Chelston & Wynatt
馬主 Derrick Smith & Mrs John Magnier
& Michael Tabor
調教師 Aidan Patrick O'Brienアイルランド
競走成績
生涯成績 13戦9勝
獲得賞金 2,344,930ポンド
 
勝ち鞍
GI モイグレアスタッドS 2015年
GI フィリーズマイル 2015年
GI 英1000ギニー 2016年
GI 英オークス 2016年
GI プリティーポリーS 2016年
GI ナッソーS 2016年
GI クイーンエリザベス2世S 2016年
GII ムーアズブリッジS 2017年
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マインディングMinding, 2013年2月10日 - ) は、鹿毛競走馬である。主な勝ち鞍は2015年モイグレアスタッドステークスフィリーズマイル2016年英1000ギニー英オークスプリティーポリーステークスナッソーステークスクイーンエリザベス2世ステークスである。

経歴[編集]

2歳時(2015年)[編集]

2015年レパーズタウン競馬場の未勝利戦でデビューし、2着に敗れた。2戦目で勝ちあがると、3戦目のデビュータントステークス(G2)で重賞初挑戦となり、2着に敗れた。次走はG1初挑戦となるモイグレアスタッドステークス(G1)であったが、前走の勝ち馬バリードイル(Ballydoyle)を3/4馬身差退けて勝利した。更に、ライアン・ムーア騎手に乗り替わって挑んだフィリーズマイル(G1)も勝利してG1競走2勝目となった。マインディングはこの年の活躍で、カルティエ賞最優秀2歳牝馬に選出されている[1]

3歳時(2016年)[編集]

3歳初戦は英1000ギニー(G1)に出走。圧倒的1人気に支持されると、バリードイル(Ballydoyle)に3馬身半差をつけて圧勝した。この勝利をうけて、管理するエイダン・オブライエン調教師は英ダービー(G1)の可能性を残しつつも、愛1000ギニー(G1)と英オークス(G1)が目標であると示唆した[2]。3週間後、マインディングは愛1000ギニー(G1)に出走したが、前走破ったジェットセッティング(Jet Setting)のアタマ差2着に敗れた。しかし、続く英オークス(G1)では再び圧倒的1人気に支持されると、2着馬に1馬身3/4差をつけて勝利した。

更に、古馬との初対戦となるプリティーポリーステークス(G1)で2着馬に4馬身半差をつけて勝利し、続くナッソーステークス(G1)でも後のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフの勝ち馬クイーンズトラスト(Queen's Trust)を抑えて勝利した。G1競走3連勝となったマインディングは愛チャンピオンステークス(G1)に出走したが、勝ち馬アルマンゾルや後の凱旋門賞馬である2着馬ファウンド(Found)に敵わず3着に敗れた。その後はクイーンエリザベス2世ステークス(G1)に出走して勝利し、この年を7戦5勝で終えている。

また、この年の活躍により、カルティエ賞最優秀3歳牝馬及び年度代表馬に選出された[3]

4歳時(2017年)[編集]

7ヶ月ぶりの実戦となった4歳初戦ムーアズブリッジステークス(G2)を3馬身半差で勝利したものの、故障により現役続行を断念した[4]

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2015.06.11 レパーズタウン 未勝利 芝7f 2着 J.ヘファーナン 2 1/2馬身 Tanaza
2015.06.25 レパーズタウン 未勝利 芝6f 1着 J.ヘファーナン 5 1/2馬身 (The Yellow Bus)
2015.08.22 カラ デビュータントS G2 芝7f 2着 C.オドノヒュー 2馬身 Ballydoyle
2015.09.13 カラ モイグレアスタッドS G1 芝7f 1着 J.ヘファーナン 3/4馬身 (Ballydoyle)
2015.10.09 ニューマーケット フィリーズマイル G1 芝8f 1着 R.ムーア 4 1/2馬身 (Nathra)
2016.05.01 ニューマーケット 英1000ギニー G1 芝8f 1着 R.ムーア 3 1/2馬身 (Ballydoyle)
2016.05.22 カラ 愛1000ギニー G1 芝8f 2着 R.ムーア アタマ Jet Setting
2016.06.03 エプソム 英オークス G1 芝12f 1着 R.ムーア 1 3/4馬身 (Architecture)
2016.06.26 カラ プリティーポリーS G1 芝10f 1着 R.ムーア 4 1/2馬身 (Bocca Baciata)
2016.07.30 グッドウッド ナッソーS G1 芝10f 1着 R.ムーア 1 1/4馬身 (Queen's Trust)
2016.09.10 レパーズタウン 愛チャンピオンS G1 芝10f 3着 R.ムーア 3 1/2馬身 Almanzor
2016.10.15 アスコット クイーンエリザベス2世S G1 芝8f 1着 R.ムーア 1/2馬身 (Ribchester)
2017.05.01 ネイス ムーアズブリッジS G2 芝10f 1着 R.ムーア 3 1/2馬身 (Moonlight Magic)

繁殖牝馬[編集]

現役引退後は繁殖牝馬として日本ノーザンファームに預託され、2019年に初仔となる父ディープインパクトの牡馬が誕生した[5]

血統表[編集]

マインディング血統(サドラーズウェルズ系) (血統表の出典)

Galileo
1998 鹿毛
父の父
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Urban Sea
1989 栗毛
Miswaki Mr Prospector
Hopespringseternal
Allegretta Lombard
Anatevka

Lillie Langtry
2007 黒鹿毛
Danehill Dancer
1993 鹿毛
Danehill Danzig
Razyana
Mira Adonde Sharpen Up
Lettre d'Amour
母の母
Hoity Totiy
2000 黒鹿毛
Darshaan Shirley Heights
Delsy
Hiwayaati Shadeed
Alathea F-No.1-d


脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Marcus Armytage (2015年11月10日). “Cartier Awards 2015: Golden Horn storms to double triumph in a vintage year” (英語). Daily Telegraph. 2017年7月27日閲覧。
  2. ^ Chris Cook. “Minding’s 1,000 Guineas superiority prompts talk of gatecrashing Derby” (英語). The Guardian. 2017年7月27日閲覧。
  3. ^ Cartier Racing Awards 2016: Minding named Horse of the Year” (英語). BBC. 2017年7月27日閲覧。
  4. ^ Tom Hall. “Cartier Horse of the Year Minding Retired” (英語). The Blood-Horse. 2017年7月27日閲覧。
  5. ^ Imelda Parker@rekrap24”. twitter (2019年6月22日). 2019年9月25日閲覧。