マインドフルネス

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マインドフルネス: mindfulness)は、今現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり[1][2][3]瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる[2][4][5]。マインドフルネスの語義として、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある[6]。マインドフルネス(mindfulness)という用語は、パーリ語サティ(sati)の翻訳であり[7]、サティはいくつかの仏教の伝統における重要な要素である[8][9]。現在マインドフルネスの語と結びつけられている言説と活動には、上座部仏教の用語の訳語としてのマインドフルネスと、その概念に基づいた瞑想の実践があり、そこから派生したアメリカで生まれた医療行為としてのマインドフルネスがある。マインドフルネスは、大きくこの2つの流れに分けられる[10]

マインドフルネスは、仏教の重要な教えである中道の具体的内容として説かれる八正道のうち、第七支にあたる正念(サンマ・サティ、正しいマインドフルネス)に由来する[11]。仏教において、八正道として説かれる8つの教えは互いに有機的に関連し合った一つの修行システムであり、独立して行われることは想定されていない。八正道により「分離した自我」、孤立的に存在する実体的存在としての自我という(仏教において)誤った認識を解体し(無我)、全てが相互につながりあって生起している(縁起)という正しい認識に基づいて生きることができるようになると考えられ、正念もこのヴィジョンに基づいて理解され実践された[11]。正念は、人を苦しみからの完全な解放や悟りと呼ばれるものへと徐々に導いていく自己認識や智慧を発達させることに役立つ[8]

近年の西洋におけるマインドフルネスの流行は、1965年にアメリカで移民国籍法が成立してアジアからの移民が増加したことを背景に、ドイツ生まれのスリランカ上座部仏教僧ニャナポニカ・テラ英語版やベトナム人のティク・ナット・ハンといった僧侶たちが、マインドフルネスが仏教の中心であると説き、英語でマインドフルネスに関する著作を多く書いたことに始まる[12][13]。医療としてのマインドフルネスは、を学んだアメリカ人分子生物学者博士のジョン・カバット・ジンが1979年にマサチューセッツ大学マインドフルネスストレス低減法を始めたことが端緒となっており[12][13][14][15]、この新しい精神療法の基本理念は道元禅師の曹洞宗であった[16]。西洋には仏教的な前提がないか、かなり希薄であったこともあり、マインドフルネスは仏教の文脈とも、八正道の最初に置かれ修行の方向性の指針となる正(正しいヴィジョン)とも切り離され、「単体の注意のスキル」として受容され、展開した[17][18]。西洋の世俗的なマインドフルネスは、「わたし」を中心に据えた自己修養、自己成就、自己増進のためのものと理解され、実践されている[19]

ニャナポニカ・テラに始まる潮流のもとで、今日では多くの研究者が、マインドフルネス瞑想とは「気づき」や「ありのままの注意」を重視する「洞察瞑想」であり、ヴィパッサナー瞑想とぼぼ同義であるとみなしている[13]。心理的・身体的健康や良好な人間関係、冷静な意思決定、仕事や学業への集中、全般的な生活の向上などに効果があるとして注目を集めている[13]

反すう英語版心配は、うつ病不安のような精神疾患を引き起こす一因となるが[20][3]、マインドフルネスに基づく医学的な介入は、反すうや心配を減らすのに有効であると複数の研究が示している[20][21]

1970年代以来の臨床心理学精神医学は、様々な心理的な状態を経験している人々を助けるために、マインドフルネスに基づく多くの治療応用を開発してきた[15]。例えばマインドフルネスの実践は、うつ病の症状を和らげることや[22][23][24]ストレス[23][25][26]や心配を減らすこと[22][23][26]薬物依存への手当に用いられてきた[27][28][29]。また、精神病の患者に対する多くの治療効果も示し[30][31]、心の健康に関する問題を停めるための予防的な方策にもなっている[32]

異なる患者カテゴリーと、健康な成人および子供における、マインドフルネスによる身体的健康と精神的健康の両面への効果を、複数の臨床研究が記録している[3][33][34]。 ジョン・カバット・ジンによるプログラムと、それに類似した方式のプログラムは、学校刑務所病院退役軍人センターなどに広く採用されている。マインドフルネスのプログラムは、健康的な老化体重管理、運動能力の向上、特別なニーズをもつ子供への支援、周産期への介入などへも適用されている。この分野での、より質の高い学術研究のために必要なことは、より多くの無作為化比較研究と、研究における方法論の詳細が提供されることと、より大きな標本数の使用である[3][35]

2016年にNHKでストレスの対処技法として特集が複数回放送される等、日本でもメディアで取り上げられる機会が増加した[36]。2016年後半には、Apple社のスマートフォン「iPhone」でヘルスケアアプリに「マインドフルネス」のカテゴリが追加されるなど、急速に一般に浸透しつつある[36]。それに伴いビジネス化も進み、マインドフルネスの名称を利用し、本来のマインドフルネスとかけ離れたあやしいものも出回っている[36]

瞑想[編集]

マインドフルネス瞑想は、今現在において起こっている物事に注意を向ける能力を発達させるプロセスを含んでいる[2][8][37]。臨床的にデザインされた世俗的なマインドフルネスでは、non-judgmental(判断を加えない)、present-centered(現在の瞬間を中心に置く)の2つが特に強調されている[38]。non-judgmental には、心理療法では「脱中心化」と呼ばれる自分の体験から少し距離を置く、またはスペースを作る技法に通じるものがあり、マインドフルネスの効果は、主にこの特質によると考えられている[38]。present-centered は、non-judgmental な「being あること」モードと judgmental な「doing すること」モードの対比として説明されることが多く、現在の瞬間を中心に置くことで、過去や未来への関連付けでの評価をやめ、今現在起きていることに注意を向ける[38]。マインドフルネスとは、いわば being モードから doing モードにギアをシフトすることであるとされ、心配事にとらわれて現在の瞬間から離れ、自分の行っていることや経験していることに無自覚なまま「自動操縦状態」に陥ってしまうことへの非常に有効な対策であると考えられている[38]

マインドフルネス瞑想をするためにデザインされた瞑想エクササイズが幾つかある。その一つは、背もたれがまっすぐな椅子に座るか、もしくは床やクッションの上に脚を組んで座り、目を閉じて、息が入ったり出たりする時の感覚に注意を向けるという方法である。その際に注意を向ける対象は、鼻孔の近くでの呼吸の感覚、もしくは腹部の動きのどちらかとする[39][40][1]。この瞑想実践では、実践者は呼吸をコントロールしようとせず、自分の自然な呼吸のプロセスやリズムにただ気づいていることを試みる[2]。これを行っている時、心が思考連想へと流れていくことがよく起こる。それが起こった場合、実践者は、注意が散漫になっているということに受動的に気づき、偏った個人的な判断をせず受容的な仕方で、注意を呼吸へ戻す。

マインドフルネスを発達させるその他の瞑想エクササイズとしては、身体の様々な場所に注意を向けて、その時に起こっている身体の感覚に気づくというボディスキャン瞑想がある[2][1]ヨーガにおいて動きや身体感覚に注意を向けることや、歩く瞑想(ウォーキング・メディテーション)をすることも、マインドフルネスを発達させる方法となる[2][1] 。今現在において起こっている、感覚、思考、感情、動作などに注意を向けることもできる[2][37]。この点で有名なエクササイズは、ジョン・カバット・ジンがマインドフルネスストレス低減法のプログラムで導入した、レーズンをマインドフルに味わうというものであり[41]、そこではレーズンが注意深く味わわれ食されている[42][注釈 1]

瞑想者は、1日に10分間ほどの短い時間で瞑想を始めるよう推奨される。定期的に実践するにつれて、呼吸に向けられた注意を保つことは容易になっていく[2][43]

翻訳と定義[編集]

マインドフルネス瞑想は様々に定義されうるものであり、様々な目的のために用いられうるものである。マインドフルネス瞑想を定義する際は、仏教における心理学的な伝統および、経験的心理学において発展中の知見を用いることが有益である[8][44][45]

ただし、現在のマインドフルネス瞑想は、仏教経典を直接的な背景として生まれたわけではない[13]。マインドフルネスと呼ばれる仏教瞑想が西洋に広まる契機となったドイツ人でテーラワーダ仏教の僧ニャナポニカ・テラ英語版(1901 - 1994)は、ヴィパッサナー瞑想の影響を背景に、マインドフルネスは仏教瞑想の中核ではあるが、正念そのものではなく、「最小限のありのままの注意」(bare attention)であり、全く神秘的なものではないとした[13]。以降西洋ではマインドフルネスとは「ありのままの注意」であるという見方が広がり、仏教瞑想の多くの著作でもこの意味で使われるようになっていった[13]

仏教における語義[編集]

satiとsmṛti[編集]

mindfulness[注釈 2]と英訳された仏教用語は、パーリ語のsati(サティ)および、サンスクリットにおいてsatiに相当するsmṛtiに起源がある。Robert Sharfによれば、これらの語の意味は、広範囲に渡る討論や議論のテーマとなっている[48]。元来、smṛtiは、to remember(思い出す、記憶している[49])、to recollect(思い出す、回想する[50])、to bear in mind(心に留めておく[51])を意味した。satiもto rememberを意味する。大念処経(訳者注: または念処経)においてsatiは、仏教のを思い出すこと/覚えていることを意味し、それによって修行者は諸現象本質を見ることができる[48]。「サティが生じることは、四念処五根五力七覚支八正道などの健全な諸を心に呼び起こす」と説明している『ミリンダ王の問い』をSharfは参照している[52]

翻訳[編集]

mindfulness の意味を一般的に捉えると、「心で満ちた性質」「心いっぱいの状態」 といったものであるが、非常にあいまいであり、これがマインドフルネスという言葉の分かりにくさにつながっている[53]。英語として日常的には「注意で満ちた」「注意でいっぱいの状態」という意味で使われており、心理学でも注意と結びつき、「十分な注意」を表すと考えられる[54]。mindful という形容詞は「よく覚えていること」という意味で14世紀中盤から使われ、次第に「心をとどめておく」「心を配る」「気づかう」といった意味も持つようになり、16世紀には現在とつづりは違うが、名詞として使われるようになった[55]。しかし、本記事における意味のマインドフルネスは、もともと英語にあった mindful から生まれた言葉ではなく、19世紀に仏教用語を英語に翻訳する際にあてたものであり、徐々に専門的な意味が加えられて一般に広まった。そのため本記事の意味での mindfulness は、英語圏でも2000年頃の段階では、専門家以外にはあまり知られていなかったようである[56]

1845年Daniel John Gogerlyがsammā-satiをCorrect meditation(正しい瞑想[57][58])と初めて英訳した[59]

1881年に原始仏教の経典に使われているパーリ語の学者であるトーマス・ウィリアム・リス・デイヴィッズが、八正道におけるsammā-satiをRight Mindfulness(the active, watchful mind)と訳したのが、sati が mindfulness と英訳された最初である[60][56]。サティとは「心をとどめておくこと、あるいは心にとどめおかれた状態としての記憶、心にとどめおいたことを呼び覚ます想起のはたらき、心にとどめおかせるはたらきとしての注意力」であり、この「心をとどめておく」「注意」などの意味が英語の mindfulness の含意と近かったため、英訳として選ばれ、 mindfulness が仏教的な意味を帯びるようになった[56]

デイヴィッズは1881年に次のように説明している。

satiの文字通りの意味は「記憶」だが、satiはmindful and thoughtful(: sato sampajâno)というたびたび繰り返されるフレーズと共に用いられ、良い仏教徒に最も頻繁に教え込まれる務めの1つである心の活動、および心の不断の態度を意味する[61]

その他の翻訳[編集]

John D. Dunneは、satiやsmṛtiをmindfulnessと翻訳することは紛らわしいと強く主張している。何人かの仏教学者は、“retention”をより好ましい翻訳として確立しようと試みている[62][出典無効]Bhikkhu Bodhiも、satiの意味はmemory(記憶、記憶力[63])であると指摘する[64][注釈 3]

satiやsmṛtiには次のような英訳がある[要出典]

心理学[編集]

その他の用法[編集]

英語の“mindfulness”という語は、仏教の文脈で用いられるよりも前から存在していた。1530年John Palsgraveフランス語の“pensée”を“myndfulness”としたのが最初の記録であり、1561年には“mindfulnesse”とされ、1817年に“mindfulness”とされた。形態論的により早い語には、“mindful”(1340年)、“mindfully”(1382年)、そして今では用いられない“mindiness”(1200年頃)が含まれる[70]

ウェブスター辞典によれば、mindfulnessは"a state of being aware"(気づいている状態[71][72][73])をも指す[74]。この"state of being aware"の類義語は、wakefulness[75][76](用心深いこと、油断のないこと[77])、attention[78]注意、考慮、配慮、手当、世話[65])、 alertness[79](油断のないこと、注意、機敏[80])、prudence[79](分別、思慮、用意周到[81])、conscientiousness[79](良心的であること、誠実、まじめ[82])、awareness[74](気づいていること、自覚、意識[83]アウェアネス)、consciousness[74](意識、知覚、自覚[84])、observation[74](観察、観察力、観測、人目、監視[85])などである。

歴史[編集]

仏教[編集]

現代的な西洋の実践としてのマインドフルネスは、現代の[注釈 4]ヴィパッサナー瞑想サティの訓練に基礎づけられている。このサティは「現在の出来事への、その瞬間ごとの気づき」を意味するだけでなく、「物事に気づくことを忘れないでいる」ということをも意味している[88]。 今日では多くの研究者が、マインドフルネス瞑想とは、ヴィパッサナー瞑想とぼぼ同義であるとみなしている[13]

ヴィパッサナー瞑想とサティは、人を実在の本質すなわち三相へと導く智慧をもたらす。三相とは、無常、条件付けられたあらゆる存在の無我である[8]仏教の修行者は、三相を洞察することによって、「流れに入った者」という意味の預流という状態になる。預流は四向四果の最初の段階である[89][90]。ヴィパッサナー瞑想はサマタ瞑想と共に実践され、仏教の伝統において中心的な役割を果たす[91]

Paul WilliamsErich Frauwallnerを参照して、初期仏教においてマインドフルネスは解脱への道を提供したとし、「(訳者注: マインドフルネスとは、)転生へと向かう経験を駆動する渇愛が生じるのを止めるために、感覚上の経験を常に注意して見ること」と述べている[92][注釈 5]。Tilman Vetterによれば、禅定: dhyāna)はブッダの修行の中核的な要素であったかもしれない。禅定はマインドフルネスの持続を助ける[93]

リス・デイヴィッズによれば、マインドフルネスの教義は、四諦八正道に次いで「おそらく最も重要なもの」であるという。(デイヴィッズはブッダの教えを自己実現のための合理的なテクニックと見なし、その教えの一部(主に転生の教義)を説明のつかない迷信として拒否した[94]。)

今日におけるマインドフルネスの基本文献として、パーリ仏典『アーナーパーナサティ・スッタ(安般念経)』『サティパッターナ・スッタ(念処経)』が挙げられることがあるが、これらは仏道の修行者向けに教えの具体的な実践を説いた手引書であるため、なぜそうした実践を行うのか、どのような方向性で実践を行うのか、結果どうしたことが起こりうるのかといった仏教的文脈は、当然正しく共有されているはずの前提として省かれている[95]

超越主義[編集]

ジョン・カバット・ジンとMBSR[編集]

1979年ジョン・カバット・ジン慢性疾患を治療するためにマサチューセッツ大学マインドフルネスストレス低減法(MBSR)のプログラムを作った[96]医学においてこのプログラムは、健康な人および不健康な人の双方における様々な状態を取り扱うためにマインドフルネスのアイデアを応用することの口火を切った[97]:230–1。現在、MBSRやそれに類似したプログラムは、学校刑務所病院退役軍人センターその他に広く適用されている。

マインドフルネスの実践は、主に東洋の、特に仏教の伝統における教えから発想を得ている。マインドフルネスストレス低減法を解説する著作で、マインドフルネス瞑想法は、「アジアの仏教にルーツをもつ瞑想の一つの形式」と紹介されている[98]。精神科医の貝谷久宣がカバット・ジン本人に確認したところによると、この新しい精神療法の基本理念は道元禅師の曹洞宗である[16]。MBSRのテクニックの1つであるボディスキャンは、ビルマウ・バ・キンの伝統における“sweeping”という瞑想実践に由来し、サティア・ナラヤン・ゴエンカ1976年に始めたヴィパッサナー瞑想のリトリートで教授された。ボディスキャンはその後、宗教的文脈や文化的文脈から独立した非宗教的な道具立てで広く採用されている[注釈 6][注釈 7]

大衆化とマインドフルネス・ムーブメント[編集]

仏教瞑想または臨床心理学への応用とは別に、日常生活で行う実践としてのマインドフルネスの人気が高まっている[43]。マインドフルネスは人生のスタイルと見なすこともでき[99]、正式な実践環境の枠外で行うことも可能である[100]。そのようなマインドフルネスの「大衆化」および、マインドフルネスが実践される新たな環境が生まれてきているという動向を言い表すために、宗教学者、科学者ジャーナリスト、ポピュラーメディアの書き手などが用いる用語が「マインドフルネス・ムーブメント」である。この動向は2016年までの20年間に発展してきており、その間に批判も幾つか現れている[101]

治療プログラム[編集]

医療としてのマインドフルネスは、アメリカでの仏教の展開を背景に成立した[98]。医療におけるマインドフルネスの実践は、現在多様なものとなっているが、そのベースには、マサチューセッツ大学医学部の分子生物学者ジョン・カバット・ジンが開発した「マインドフルネスストレス低減法(マインドフルネスに基づくストレス低減法、mindfulness-basedstressreduction,MBSR)」および「マインドフルネス認知療法(mindfulness-basedcognitivetherapy,MBCT)」という確立された手法がある[98]

マインドフルネスストレス低減法[編集]

マインドフルネス認知療法[編集]

アクセプタンス&コミットメント・セラピー[編集]

弁証法的行動療法[編集]

Mode deactivation therapy[編集]

その他のプログラム[編集]

科学的研究[編集]

マインドフルネス・ムーブメント[編集]

批評と懸念[編集]

マインドフルネスは大流行し、世俗的な目標達成のツールともみなされている。お手軽な「マック・マインドフルネス」と揶揄されることもある[102]

現代的なマインドフルネスは、正見を含む八正道とは切り離され、「ありのままの注意」という特別な注意のスキル、またはそれを向上させる訓練メソッドとして実践されており、仏教のアプローチとは異なる[19]。仏教サイドから次のような意見・懸念も寄せられている。曹洞宗国際センター所長の藤田一照は、現代的なマインドフルネスのように、仏教において根本的誤解(無明)であるとされる「自分というものがここにいて、それと分離した形でいろいろなものや人が自分の周りに存在している」という分離・分断のヴィジョンに基づいてマインドフルネスを行うと、そのヴィジョンが強化され、「呼吸に対する気づき」と共に「呼吸に対してマインドフルであろうと努力してるわたしという意識」も強化される、つまり注意の対象である客体と主体が同じく強化されるため、「わたし」が呼吸に対してマインドフルであろうと努力すればするほど、対象である呼吸との断絶は深まり、力づくのマインドフルネスにならざるを得ない、と意見している[103]。仏教的に言えば、マインドフルネスは「ただのマインドフルネス」ではなく、正見に相応した正念、正しいマインドフルネスでなければならず、「わたし」にとってのメリット、測定可能な効果を求めてマインドフルネスを行うことは、仏陀のアプローチの真逆とも言え、苦しみの原因である「わたしという意識」が強化され、解決とは程遠いという[19]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ See also Eating One Raisin: A First Taste of Mindfulness for a hand-out file
  2. ^ mindfulnessという英単語は、「心にかける、忘れずにいる、気をつける、注意深い」という意味の形容詞である: mindful[46]名詞[47]であり、英語における意味は「注意していること、忘れないこと[47]」。
  3. ^ 動詞: saratiに由来し“to remember”(思い出す、記憶している[49]を意味する)を意味するsatiは、記憶という観念と結びつけて説明されることが今でも時々ある。しかしsatiが瞑想実践との関連で用いられるときは、そのsatiが指す意味を的確に表す英単語は無い。初期の翻訳者は巧みにmindfulnessという英単語を用いたが、この語は私の辞書にさえも無い。この語は立派に役割を果たしてきているが、「記憶」との関係を保持しておらず、意味を成すためには文章の一節を必要とすることも時々あった[64]」。
  4. ^ Vipassana movementの指導者によって教授されたヴィパッサナー瞑想は、西洋のモダニズムに影響を受け且つそれに反発して19世紀に開発されたものである[86][87]Buddhist modernismも参照。
  5. ^ Frauwallner, E. (1973), History of Indian Philosophy, trans. V.M. Bedekar, Delhi: Motilal Banarsidass. Two volumes., pp.150 ff
  6. ^ 「歴史的には仏教の修行であるマインドフルネスは、明晰な思考と開かれた心を育成する普遍的な能力であると見なすことができる。この瞑想方式そのものは、特定の宗教信仰文化的な信念体系を必要としない。」 - Mindfulness in Medicine by Ludwig and Kabat-Zinn, available at jama.ama-assn.org
  7. ^ ジョン・カバット・ジン (2000) は、仏教の伝統や仏教の語彙を受け付けないかもしれない多くの西洋人にとってマインドフルネスの実践は有益であるだろうと提唱している。従って、メンタルヘルスの治療プログラムにマインドフルネスを導入してきた西洋人の研究者臨床医は、マインドフルネスの起源にまつわる宗教的伝統や文化的伝統から独立してマインドフルネスの技能を教えることが通常である (Kabat-Zinn, 1982;Linehan, 1993b)。」 - Mindfulness Training as a Clinical Intervention: A Conceptual and Empirical Review by Ruth A. Baer

出典[編集]

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    • 藤田一照 執筆「仏教から見たマインドフルネス 世俗的マインドフルネスへの一提言」。
    • 菅村玄二 執筆「マインドフルネスの意味を超えて 言葉、概念、そして体験」。
  • 斎藤翔一郎「心理療法としてのマインドフルネスにおける仏教性」『早稲田大学高等学院研究年誌』第61巻、早稲田大学高等学院、2017年3月7日、 140-128頁、 NAID 120006357322
  • 藤井修平「マインドフルネスの由来と展開 : 現代における仏教と心理学の結びつきの例として」『中央学術研究所紀要』第46巻、中央学術研究所、2017年、 61-81頁、 NAID 40021420726

関連文献[編集]

関連項目[編集]