マクセンティウスの競技場

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マクセンティウスの競技場
イタリア語: Circo di Massenzio
英語: Circus of Maxentius
Circus of Maxentius.jpg
別名 カラカラの競技場
Circo di Caracalla
概要
建築様式 キルクス(戦車競技場)
自治体 ローマ
イタリアの旗 イタリア
座標 北緯41度51分17秒 東経12度31分20.83秒 / 北緯41.85472度 東経12.5224528度 / 41.85472; 12.5224528座標: 北緯41度51分17秒 東経12度31分20.83秒 / 北緯41.85472度 東経12.5224528度 / 41.85472; 12.5224528
完成 AD306頃
落成 AD309
寸法
520m × 92m
技術的詳細
構造方式 レンガ造
ウェブサイト
http://www.parcoappiaantica.it/

マクセンティウスの競技場イタリア語: Circo di Massenzio)はイタリア ローマ郊外のアッピア街道州立公園内にある古代ローマキルクス(戦車競技場)跡。

概要[編集]

ローマ皇帝マクセンティウスアッピア街道沿いのキロ程2ローマ・マイルから3ローママイルの間の位置に造った複合建築物群のうちの一つ。サン・セバスティアーノのカタコンベ英語版チェチーラ・メテッラの墓が競技場に隣接している。

マクセンティウスの競技場は現存する古代ローマの競技場の中で最も保存状態が良く、規模はチルコ・マッシモに次ぐ第2位である[1]。この競技場で行われた行事は記録に残っているのは1回のみで、AD309年に若くして死去したマクセンティウスの長男ウァレリウス・ロムルスの追悼式典であったという[2]。ウァレリウス・ロムルスの円柱形の墓は競技場のすぐ横に建てられている。

競技場の皇帝席は、柱廊で隣のマクセンティウスのヴィッラに繋がっていた。このヴィッラは現在ではほとんど残っておらず、バジリカのアプス部分のみが雑木林から顔をのぞかせているだけである。競技場は、皇帝マクセンティウスが死去したAD312年以降は使われなかったことが、発掘調査によって分かっている(古代ローマ時代に砂でトラック部分が埋められていたことが確認されたため)。

19世紀に描かれた想像図

アクセス[編集]

住所:Via Appia Antica,153
入場:入場料無料(2014年現在)、日曜及び11月15日から12月15日休館、8:30-12:00,14:30-17:00

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ or general size comparisons, see Humphrey, J H (1986) Roman Circuses: Arenas for Chariot Racing London: Batsford, pp. 56-131.
  2. ^ For example, see Bertolotti, R. De Angelis (2001), "I Giochi Circensi", in R. De Angelis Bertolotti et al. (eds), La Residenza Imperiale di Massenzio. Rome: Fratelli Palombi, 60-64.