マザー・ネイチャーズ・サン

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マザー・ネイチャーズ・サン
ビートルズ楽曲
収録アルバム ザ・ビートルズ
リリース 1968年11月22日
録音 1968年8月9日、20日
ジャンル フォーク[1]
時間 2分48秒
レーベル アップル・レコード
パーロフォン
EMI
作詞者 レノン=マッカートニー
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
その他収録アルバム

ザ・ビートルズ・アンソロジー3
バック・イン・ザ・U.S. -ライブ2002
バック・イン・ザ・ワールド

ザ・ビートルズ 収録曲
A面
  1. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
  2. ディア・プルーデンス
  3. グラス・オニオン
  4. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
  5. ワイルド・ハニー・パイ
  6. ザ・コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロー・ビル
  7. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
  8. ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン
B面
  1. マーサ・マイ・ディア
  2. アイム・ソー・タイアード
  3. ブラックバード
  4. ピッギーズ
  5. ロッキー・ラクーン
  6. ドント・パス・ミー・バイ
  7. ホワイ・ドント・ウイ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード
  8. アイ・ウィル
  9. ジュリア
C面
  1. バースデイ
  2. ヤー・ブルース
  3. マザー・ネイチャーズ・サン
  4. エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー
  5. セクシー・セディー
  6. ヘルター・スケルター
  7. ロング・ロング・ロング
D面
  1. レヴォリューション1
  2. ハニー・パイ
  3. サヴォイ・トラッフル
  4. クライ・ベイビー・クライ
  5. レヴォリューション9
  6. グッド・ナイト

マザー・ネイチャーズ・サン」 (Mother Nature's Son) は、ビートルズの楽曲である。

解説[編集]

1968年のアルバム『ザ・ビートルズ』(通称ホワイト・アルバム)に収録された、ポール・マッカートニー作のアコースティック・ソングである。演奏はポールと外部ミュージシャンのみで、他のメンバーは参加していない。ただし、ジョン・レノンについては、ポールがインドで本作の作詞をしている際にいくらかのアドバイスをしたことが、ポールによって明かされている[2]

ポールが、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの講義に傾倒していた時期に作られた楽曲[3]。曲についてポールは、「ナット・キング・コールの「Nature Boy」に触発された」と語っており、父ジェイムズを訪ねた際に書いたという[4]。なお、このマハリシ講義からジョン・レノンの未発表曲「Child of Nature」も生まれ、後にリメイクされて「ジェラス・ガイ」として発表された[3][5]

この曲に使われているアコースティック・ギターは、マーティンD-28、通称ドレッドノート・タイプの右利き用[注 1]で、「ブラックバード」でも使用されている。

レコ―ディング[編集]

1968年8月9日に行われた最初の録音は、ポールによる弾き語りのみで25回演奏された[注 2]8月20日にベストとされたテイク24に対して外部のミュージシャンによる管楽器の演奏と、ポール自身によるティンパニバスドラムアコースティック・ギターがオーバーダビングされた[6][7]。なお、同曲のバスドラムは廊下の真ん中、マイクを廊下の端に設置して録音されている。これによりボンゴ風のスタッカートを効かせた音になっている[8]

また、ポールが本作の録音を終えたときにスタジオにジョンとリンゴ・スターが入ってきたが、レコーディング・エンジニアのケン・スコットのその時のようについて「その場の空気が凍り付いたようだった」と語っている[2]

演奏[編集]

クレジットはイアン・マクドナルドによるもの[9]

カバーバージョン[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ポールは左利きで、左利き用に逆に張り替えてある。後にブリッジとピックガードを左利き用に付け替えている。
  2. ^ この日に録音されたテイク2が『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録されている。
  3. ^ ダブルトラック処理されている。

出典[編集]

  1. ^ Carlin, Peter (2009). Paul McCartney: A Life. p. 172. ISBN 1-4165-6209-5. 
  2. ^ a b 80 – 'Mother Nature's Son'”. Rolling Stone. 2019年4月13日閲覧。
  3. ^ a b Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt & Company. p. 423, 490. ISBN 0-8050-5249-6. 
  4. ^ In The Life of...The Beatles (2018-07-08), Paul McCartney Explains "Mother Nature's Son" - Unreleased Oobu Joobu Part 6, https://www.youtube.com/watch?v=CLAx9J8pTk4 2018年10月12日閲覧。 
  5. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 200. ISBN 0-312-25464-4. 
  6. ^ Mother Nature's Son”. The Beatles Bible (2009年). 2018年10月12日閲覧。
  7. ^ 『ザ・ビートルズワークス』マーク・ルイソン著、ザ・ビートルズ・クラブ翻訳・監修、2008年、洋泉社発行、374・376頁
  8. ^ Morin, Cari (1998). The Evolution of Beatles' Recording Technology. 
  9. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 305. ISBN 1-84413-828-3. 
  10. ^ Live Phish, Vol. 13: 10/31/94, Glens Falls Civic Center, Glens Falls, NY – Phish”. AllMusic. 2019年4月13日閲覧。
  11. ^ “ザ・ビートルズ、史上最強のカヴァー・アルバム『LOVE LOVE LOVE』発売!”. PR TIMES (株式会社 PR TIMES). (2009年10月14日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000000664.html 2019年4月15日閲覧。