マスター

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マスター

master[編集]

英語: master は、頭領や監督を意味するラテン語: magister に由来する言葉で、現代の英語ではさまざまな意味をもつ。 メートル・ドテルフランス語: maître d'hôtel)に見られる maître などとも同系の言葉。

日本語では一般に「マスター」と音写するが、コンピュータ関連の分野などでは慣行により「マスタ」の語形も用いられる。

一般名詞[編集]

工学分野用語[編集]

工学分野では「主」「副」の「」の意味で用いることが多い。これに対して「副」をスレーブ(英語: slave、奴隷の意)と呼ぶ。

  • コンピュータ分野におけるマスタースレーブの一方。
    • 主にバスに接続した複数のハードディスクなどの装置それぞれの区別に用いる。
    • 複数のプロセッサを区別する目的で、マスタープロセッサ、スレーブプロセッサという表現も用いられる。
  • 電子工学分野で、フリップフロップの内部構成を示すさいに使われる。但し、J-Kフリップフロップと呼ぶのが普通である。
  • データ処理の基本となる(ファイルやデータベース中の)データのこと。例として、商品マスタ(商品の基本情報)、給与マスタ(給与計算のための基本情報)など。

人名、組織名など[編集]

商標その他[編集]

漫画・アニメ・ゲーム[編集]

muster[編集]

MUSTER[編集]

  • マルチスケール材料試験・評価施設 (Multi-scale testing and evaluation research)。京都大学エネルギー理工学研究所の施設。

神智学におけるマスター[編集]

「マスター」とは、ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー神智学において、世界のどこかに住む、人類を密かに導く超人的存在のこと。「マハトマ」「イスキン」とも呼ばれる。マスター達の姿は限られた人間にしか見えず、人類の魂(霊性)を高めるために密かに働いているのだという。神智学においては、歴史上の偉人・聖人・宗教指導者の多くがマスターであったとされる。釈迦孔子老子ソロモン王フランシス・ベーコンサン・ジェルマン伯爵などもマスターだという。ブラヴァツキー自身も「クートフーミ」というマスターと出会ったという。

このマスター達が構成する組織が、「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」である。「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」は、144人のマスターからなり、チベット仏教ユートピアであるシャンバラにいる「世界の王」を頂点としている。「世界の王」は16歳の少年の姿をしている。この世界の王の先祖は、愛と美の女神ヴィーナスである。

関連項目[編集]