マスターシステム

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セガ・マスターシステム
マスターシステム
Sega Master System II
メーカー セガ・エンタープライゼス
種別 据置型ゲーム機
世代 第3世代
発売日 アメリカ合衆国の旗 1986年6月
欧州連合の旗 1987年9月
日本の旗 1987年11月
ブラジルの旗 1989年
CPU Z80A
対応メディア ゲームカートリッジ
マイカード
コントローラ入力 ケーブル
外部接続 拡張スロット
互換ハード セガ・マークIII
次世代ハードウェア メガドライブ
  

セガ・マスターシステム(Sega Master System)とは、1986年セガが発売した8ビットの家庭用テレビゲーム機である。

目次

概要

元々はセガ・マークIIIのアメリカ市場向けとして開発されたゲーム機である。外装はマークIIIとは異なるデザインを採用した。 セガ社内でのアメリカ版マスターシステムの開発コードネームはM4 (マークIV)で、 日本版マスターシステムの開発コードはM4J (マークIV Japan)である。

日本版のみの仕様として、FM音源、3Dグラス端子、連射機能・設定用ボタンを実装、日本版以外には存在する光線銃端子とリセットボタンが削除された。

また、共通の変更点としてマークIII迄存在したキーボードの接続端子が削除されている。 これによってSG-1000シリーズ用オプションである外付けキーボード(SK-1100)の接続が不可能となり、キーボードを必要とするソフト(Basic等)の使用が出来なくなった[1]

又、日本版と日本版以外のマスターシステムはカートリッジ端子の形状が異なっており、日本版はマークIII同様にSG-1000と同一の形状であり、基本的にSG-1000用ソフトとの上位互換を維持する一方、日本版以外は日本版ファミコンのような横長のカートリッジに形を変更した為、海外のマスターシステム用ソフトを日本のマークIII/マスターシステムでそのまま使用する事は出来ない。

但しカートリッジや端子の形状が異なるだけで、ピンの出力そのものは同じ為、 相互変換アダプタ(日本のマークIII/マスターシステムで海外版マスターシステムのソフトを遊ぶ為のアダプタ。或いはその逆のアダプタ)が存在し、かつて東京・秋葉原電気街や大阪・日本橋電気街等の海外ソフト専門店で販売されていた。

日本版マスターシステムはソフトを挿さずに電源を入れると、スペースハリアーのメインテーマをBGMに、同名のゲームをイメージしたデモが表示される。 アメリカ版マスターシステムでは派手なデモは無いものの、ソフトを刺さずに電源投入後の警告メッセージ表示中に隠しコマンドを入れると迷路ゲームがプレイ出来る裏技が存在する。

日本とアメリカでは成功しなかったが、ヨーロッパやブラジルでは非常に大きな成功を収めた。アメリカとヨーロッパでは1990年に筐体をコンパクトにし、ゲームソフトを1本内蔵、マイカード及び光線銃端子が削除されたSega Master System IIが発売されたが、失敗に終わった。

仕様

  • CPU Z80A(4MHz
  • ROM 8KB
  • RAM 8KB
  • VRAM 16KB
  • サウンド機能 ヤマハ OPLL
    FM音源、9chまたは6ch+リズム5ch) + SN76489(PSGに類似、矩形波3ch + ノイズ 1ch)
  • ジョイパッド接続端子2個、パッド2個付属
  • ポーズボタン 本体に設置、ゲーム一時停止 / 再開用
  • 連射設定用ボタン 本体に設置
  • ROMカートリッジスロット、マイカードスロット各1個
    • 本体裏の蓋付きスロットは「工場検査用」とのこと
  • 3Dグラス接続端子

脚注

  1. ^ 拡張スロットに変換アダプターを接続すれば可能だが、自己責任で。[1]

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