マックス・ホロウェイ

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マックス・ホロウェイ
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基本情報
本名 ジェローム・マックス・ホロウェイ
(Jerome Max Holloway)
通称 ブレスト (Blessed)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1991-12-04) 1991年12月4日(27歳)
出身地 ハワイ州ホノルル
所属 グレイシー・テクニクス
レガシー・ムエタイ
身長 180cm
体重 66kg
リーチ 175cm
階級 ライト級
フェザー級
バックボーン キックボクシングムエタイブラジリアン柔術
テーマ曲 Hawaiian Kickboxer
(Moke Boy)
Blessings
ビッグ・ショーン feat. ドレイク & カニエ・ウェスト
総合格闘技戦績
総試合数 25
勝ち 21
KO勝ち 10
一本勝ち 2
判定勝ち 9
敗け 4
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マックス・ホロウェイMax Holloway1991年12月4日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ハワイ州ホノルル出身。グレイシー・テクニクス/レガシー・ムエタイ所属。現UFC世界フェザー級王者。

2013年の敗戦以来、あらゆるフェザー級の強豪と対戦し、破竹の11連勝でUFCフェザー級王座統一に成功した。元UFC世界フェザー級王者のジョゼ・アルドに2度勝利し、元UFC世界ライト級王者のアンソニー・ペティスフランク・エドガーにも勝利を収めている[1]

来歴[編集]

ハワイ先住民サモア人の血を引く家系に生まれ、高校2年生の時に友人に誘われて総合格闘技を始める。アマチュアで3試合してプロへ転向。

2010年9月11日、プロデビュー戦を判定勝利。

UFC[編集]

2012年2月4日、UFC初参戦となったUFC 143ダスティン・ポイエーと対戦し、腕ひしぎ三角固めで一本負けを喫した。

2013年5月25日、UFC 160デニス・バミューデスと対戦し、1-2の判定負け。

2013年8月17日、UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenコナー・マクレガーと対戦し、0-3の判定負け。

2014年1月3日、UFC Fight Night: Saffiedine vs. Limでウィル・チョープと対戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年10月4日、UFC Fight Night: Nelson vs. Storyアキラ・コラサニと対戦し、右ストレートからパウンドでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年4月18日、UFC on FOX 15でフェザー級ランキング5位のカブ・スワンソンと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年8月23日、UFC Fight Night: Holloway vs. Oliveiraでフェザー級ランキング7位のチャールズ・オリベイラと対戦し、ホロウェイのテイクダウンを防いでいる時にオリベイラが食道を負傷しTKO勝利。

2015年12月12日、UFC 194でフェザー級ランキング8位のジェレミー・スティーブンスと対戦し、3-0の判定勝ち。

2016年6月4日、UFC 199でフェザー級ランキング5位のリカルド・ラマスと対戦し、3-0の判定勝ち。

UFC世界王座獲得[編集]

2016年12月10日、UFC 206のUFC世界フェザー級暫定王座決定戦でフェザー級ランキング5位のアンソニー・ペティスと対戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ちを収め、暫定王座獲得に成功した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合はペティスが3ポンド体重超過したため、ホロウェイが勝利した場合のみ、暫定王座を獲得できる事になっていた。

2017年6月3日、UFC 212のUFC世界フェザー級王座統一戦で正規王者のジョゼ・アルドと対戦。3Rにパンチでダウンを奪い、パウンド連打でTKO勝ちを収め、王座統一に成功。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年12月2日、UFC 218のUFC世界フェザー級タイトルマッチで対戦予定だったフェザー級ランキング2位のフランク・エドガーが怪我で欠場したため、代役を引き受けたフェザー級ランキング1位の挑戦者ジョゼ・アルドと再戦し、前回同様3RにパウンドでTKO勝ち。王座の初防衛に成功した。

2018年12月8日、約1年ぶりの復帰戦となったUFC 231のUFC世界フェザー級タイトルマッチでフェザー級ランキング1位の無敗の挑戦者ブライアン・オルテガと対戦。UFC記録となる290発の有効打を当てる壮絶な打ち合いを繰り広げ、4R終了時にドクターストップでTKO勝ち[2]。2度目の王座防衛に成功すると共に、ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを同時受賞した。

2019年4月13日、UFC 236で1階級上のUFC世界ライト級暫定王座決定戦でライト級ランキング3位のダスティン・ポイエーと7年ぶりとなる再戦。一進一退の打撃戦を繰り広げ、5分5Rを戦い抜くも、0-3の5R判定負けを喫しライト級暫定王座獲得に失敗。自身の連勝記録を13でストップした。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年7月27日、UFC 240のUFC世界フェザー級タイトルマッチでフェザー級ランキング4位の挑戦者フランク・エドガーと対戦。スタンドの攻防で終始優位に立ち、3-0の5R判定勝ち。3度目の王座防衛に成功した。

ファイトスタイル[編集]

身長180cmとフェザー級ファイターの中では恵まれた体型を持ち、83%のテイクダウンディフェンス率を誇りスタンド、グラウンドなどあらゆる局面で強さを見せる。特に、スタンドの打撃はフェザー級で頭一つ抜けており、当時フェザー級では絶対的なストライカーといわれていたジョゼ・アルド、それまでKO、TKO負けを喫したことのなかったアンソニー・ペティスからスタンドの打撃で勝利している。パンチの攻防は左のリードパンチから正確な右を当てる組み立てで、一発の威力はそれほど無いが、豊富な手数で相手にダメージを蓄積させる。また、非常に打たれ強く、試合中に相手を挑発し、打ち合いを要求する。

人物・エピソード[編集]

  • UFC代表のダナ・ホワイトが留守番電話に個人的な親交を持つドナルド・トランプ大統領から連絡を取りたいと伝言が残されていたため、数日後に電話を折り返したところ、トランプ大統領が「私がこれまでの生涯で観た中で最高の試合だった」とマックス・ホロウェイ対ブライアン・オルテガを絶賛すると、一方的にどれほど素晴らしい試合だったか15分間喋りまくったエピソードを持つ[3]
  • ラッシュという名前の一人息子がおり、試合の際にはよく一緒に姿を現すことが多い。ラッシュは、父のニックネームにちなんで「ミニ・ブレスト (Mini Blessed)」の愛称で親しまれている。また、親子揃って、ハワイでユニクロのモデルに起用されたこともある[4]
  • 2017年に初来日し、その際、ホロウェイと同じハワイ出身である元大相撲力士武蔵丸小錦と面会し、桜庭和志等と食事を共にしている。その後も、プライベートやセコンドの仕事で幾度か来日している。

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
25 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
21 10 2 9 0 0 0
4 0 1 3 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
アレクサンダー・ヴォルカノフスキー UFC 245: Usman vs. Covington
【UFC世界フェザー級タイトルマッチ】
2019年12月14日
フランク・エドガー 5分5R終了 判定3-0 UFC 240: Holloway vs. Edgar
【UFC世界フェザー級タイトルマッチ】
2019年7月27日
× ダスティン・ポイエー 5分5R終了 判定0-3 UFC 236: Holloway vs. Poirier 2
【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】
2019年4月13日
ブライアン・オルテガ 4R終了時 TKO(ドクターストップ) UFC 231: Holloway vs. Ortega
【UFC世界フェザー級タイトルマッチ】
2018年12月8日
ジョゼ・アルド 3R 4:51 TKO(パウンド) UFC 218: Holloway vs. Aldo 2
【UFC世界フェザー級タイトルマッチ】
2017年12月2日
ジョゼ・アルド 3R 4:13 TKO(パウンド) UFC 212: Aldo vs. Holloway
【UFC世界フェザー級王座統一戦】
2017年6月3日
アンソニー・ペティス 3R 4:50 TKO(スタンドパンチ連打) UFC 206: Holloway vs. Pettis
【UFC世界フェザー級暫定王座決定戦】
2016年12月10日
リカルド・ラマス 5分3R終了 判定3-0 UFC 199: Rockhold vs. Bisping 2 2016年6月4日
ジェレミー・スティーブンス 5分3R終了 判定3-0 UFC 194: Aldo vs. McGregor 2015年12月12日
チャールズ・オリベイラ 1R 1:39 TKO(食道の負傷) UFC Fight Night: Holloway vs. Oliveira 2015年8月23日
カブ・スワンソン 3R 3:58 ギロチンチョーク UFC on FOX 15: Machida vs. Rockhold 2015年4月18日
コール・ミラー 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Henderson vs. Thatch 2015年2月14日
アキラ・コラサニ 1R 3:11 KO(右ストレート→パウンド) UFC Fight Night: Nelson vs. Story 2014年10月4日
クレイ・コラード 3R 3:47 TKO(パウンド) UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjos 2014年8月23日
アンドレ・フィリ 3R 3:39 ギロチンチョーク UFC 172: Jones vs. Teixeira 2014年4月26日
ウィル・チョープ 2R 2:27 TKO(スタンドパンチ連打) UFC Fight Night: Saffiedine vs. Lim 2014年1月4日
× コナー・マクレガー 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen 2013年8月17日
× デニス・バミューデス 5分3R終了 判定1-2 UFC 160: Velasquez vs. Bigfoot 2 2013年5月25日
レオナルド・ガルシア 5分3R終了 判定2-1 UFC 155: dos Santos vs. Velasquez 2 2012年12月29日
ジャスティン・ローレンス 2R 4:49 TKO(パウンド) UFC 150: Henderson vs. Edgar 2 2012年8月11日
パット・シリング 5分3R終了 判定3-0 The Ultimate Fighter 15 Finale 2012年6月1日
× ダスティン・ポイエー 1R 3:23 腕ひしぎ三角固め UFC 143: Diaz vs. Condit 2012年2月4日
エディ・リンコン 5分3R終了 判定3-0 UIC 4: War on the Valley Isle 2011年7月1日
ハリス・サリエント 5分5R終了 判定2-1 X-1: Champions 3
【X-1ライト級タイトルマッチ】
2011年3月12日
ブライソン・カマカ 1R 3:09 KO(パンチ) X-1: Island Pride 2010年11月6日
デューク・サラゴサ 5分3R終了 判定3-0 X-1: Heroes 2010年9月11日

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

  • ブラジリアン柔術 紫帯
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(3回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(4回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注[編集]

関連項目[編集]

前王者
王座新設
UFC世界フェザー級暫定王者

2016年12月10日 - 2017年6月3日

次王者
王座廃止
前王者
ジョゼ・アルド
第4代UFC世界フェザー級王者

2017年6月3日 - 現在

次王者
N/A