マニラ・ライトレール2000形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マニラ・ライトレール2000形電車
Megatren
トンネルへ進入する2000形
トンネルへ進入する2000形
基本情報
製造所 現代ロテム
主要諸元
編成 4両編成(Mc+M+M+Mc)
軌間 1,435mm
電気方式 直流1,500V
(架空電車線方式)
最高運転速度 80km/h
起動加速度 4.68km/h/s
減速度 4.68km/h/s(非常時は5.4km/h/s)
編成定員 1,628名
車両定員 392人(先頭車)
422人(中間車)
自重 152t
全長 23,800mm(先頭車)
23,500mm(中間車)
全幅 3,200mm
全高 4,100mm
台車 ボルスタレス台車
主電動機 かご形三相誘導電動機[1]
主電動機出力 120kw
駆動方式 WNドライブ
制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 電気指令式回生ブレーキ(空気ブレーキ併用)
保安装置 ATCATPATOATS
テンプレートを表示

マニラ・ライトレール2000形電車は、2003年4月に営業運転を開始した、Light Rail Transit Authority (LRTA) の通勤形電車。2002年から2003年までに72両(18本)が製造された。

概要[編集]

2号線の開業時から運用されている。片側5ドアと広幅車体により、1号線や3号線のような混雑が軽減できる。車両はロテム(当時、現・現代ロテム)で製造されたが、東芝製の電装品や走行機器、ナブコ(現ナブテスコ)製のブレーキなど、日本製機器も多く用いられている。

車体[編集]

車体にはフィリピン初のビードレスステンレス車体を採用している。上部には黄帯、下部にはサインウェーブ付きの紫帯がある。ただし、車体に広告のラッピングをした車両が多い。前面部は韓国鉄道庁(当時、現・韓国鉄道公社)の2000系(当時、現・341000系および351000系)および5000系(当時、現・311000系)のトングリに類似しているが、前面貫通扉の位置が左右逆になっていたり、灯火類の位置に違いがある。

駆動部[編集]

制御装置はIGBT素子VVVFインバータ制御で、1C4M方式である。主電動機は120kWのかご形三相誘導電動機[1]を搭載する。
台車はボルスタレス台車で、ボギー軸の長さは2.2m、ボギー中心距離は15.8mである。1次サスペンションは、円錐形ゴムサスペンションから成り、2次サスペンションは、ダイアフラム空気ばねである。
ブレーキ方式は電気指令式回生ブレーキで、空気ブレーキを併用する。

更新など[編集]

  • 2017年 - 次駅案内や広告などを表示する車内案内表示装置液晶ディスプレイ)が設置され、広告などの音声も流れるようになった。
  • 2018年 - 貫通扉右上にフィリピン国旗が貼付された。
  • 2019年 - 冷房装置がキヤリア製のものに順次交換されている。

注釈[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 電圧1100V、電流80A、回転数1915rpm、周波数65Hz、絶縁種別:H種

参考文献[編集]