マブ (衛星)

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マブ
Mab
S/2003 U 1 がマブ
S/2003 U 1 がマブ
仮符号・別名 S/2003 U 1Uranus XXVI
発見
発見日 2003年8月25日
発見者 Mark R. Showalter
Jack J. Lissauer
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 97,736 km
離心率 (e) 0.0025
公転周期 (P) 0.923 d
軌道傾斜角 (i) 0.1335° (天王星赤道に対して)
物理的性質
直径 ~24 km
表面積 ~1,900 km2
体積 ~8,000 km3
質量 ~1.0×1016 kg
平均密度 ~1.3 g/cm3
表面重力 ~0.0044 m/s2
脱出速度 ~0.011 km/s
アルベド(反射能) 0.103
表面温度
最低 平均 最高
~63 K
大気圧 0 kPa
■Template (■ノート ■解説) ■Project

マブ (Mab) は、天王星の内衛星ハッブル宇宙望遠鏡を使って2003年に確認された。仮符号はS/2003 U 1、別名Uranus XXVI。ウィリアム・シェイクスピア戯曲ロミオとジュリエット』に伝説上の女王として名前が登場する妖精「マブ」から名付けられた。

マブは1986年ボイジャー2号の天王星接近の際に撮影されていたが、非常に小さく暗かったために、精密に検査するまでわかっていなかった。ただし、これはボイジャーの画像から1997年に発見された衛星ペルディータより明るい。ペルディータの発見によって、科学者がもう一度昔の画像を調査した結果、この衛星も見つけられた。

大きさはまだ判明していない。もしこれがパックくらい暗ければ、これは直径およそ24キロメートルということになる。別の見方をすれば、もし明度が隣り合う衛星ミランダくらい明るければ、これはキューピッドと同じくらいの大きさしかない、かなり小さい衛星だろうということになる。大きく摂動しており、まだ摂動についてのソースは明確になっていないが、近くにあといくつか衛星があるのではないかとも考えられる。

軌道は最近発見された環R/2003 U 1と同じ距離を回っている。